ユーハン・ダーレネ/『ステンドグラス』
2023年07月04日 (火) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
世界が注目する俊英ユーハン・ダーレネ。
「BIS」第4弾は20世紀に生まれた作品を録音!
SACDハイブリッド盤。2022年にグラモフォン誌の「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、世界から注目されているスウェーデンのヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネ。2023年5月の来日公演でも抜きん出たテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を魅了しました。
「BIS」レーベル第4弾は『ステンドグラス』。収録作品はペルトの『フラトレス』にはじまり、ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ、リリ・ブーランジェの『ノクターン』、プロコフィエフのソナタ第2番、そしてポーランドのグラジナ・バツェヴィチ[1909-1969]の小品で構成。それぞれの作曲家が独自の音楽言語を持ちますが、ダーレネはそこに共通点を見出した意欲的な内容で、『北欧ラプソディ』に続き共演はクリスチャン・イーレ・ハドランです。
バツェヴィチは国際的に知られた最初のポーランド人女性作曲家。音楽一家に生まれ、自身はヴァイオリニストとしても活躍し、大ヴァイオリニスト、カール・フレッシュにも学んでいます。作曲はワルシャワ音楽院でカジミェシュ・シコルスキに、エコール・ノルマル音楽院でナディア・ブーランジェにそれぞれ師事しています。ヴァイオリン・ソナタを5つ書いていますが、ダーレネは小品4曲を収録。ヴァイオリニストの作曲家なだけにピツィカート、フラジオレットなど様々な奏法を巧みに取り入れており、幻想的な世界を色彩感豊かに音化しています。
スウェーデンの「BIS」レーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏はこれまでエフゲニー・スドビン、アレクサンドル・カントロフなど数多くの若き才能を見出してきました。ユーハン・ダーレネもそのひとりで、9歳の時からその才能に注目していたという逸材です。ダーレネの今後の活躍にもご期待ください!(輸入元情報)
【収録情報】
● ペルト:フラトレス(1977/1980)
● ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調(1923-27)
● リリ・ブーランジェ:ノクターン(1911)
● プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94a(1943)
● バツェヴィチ:ユモレスク(1953)
● バツェヴィチ:子守歌(1952)
● バツェヴィチ:スラヴ舞曲(1952)
● バツェヴィチ:ステンドグラス・ウィンドウ(1932)
ユーハン・ダーレネ(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス、1736年製)
クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ/Steinway D)
録音時期:2022年11月14-16日
録音場所:スウェーデン、ストックホルム・コンサートホール、グリューネヴァルトホール(小ホール)
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
制作・録音:イェンス・ブラウン
BIS ecopak
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