トレヴィーノ&RAI国立響/レスピーギ:ローマ三部作

2023年07月21日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


トレヴィーノとRAI国立響の初録音、
近代イタリアを代表する名作『ローマ三部作』で堂々登場!


衝撃的なベートーヴェン交響曲全集の次はラヴェルの2枚のアルバムで聴き手を震撼させ、続くラウタヴァーラとアメリカ作品集で新たな側面を見せた指揮者ロバート・トレヴィーノ。2017/18シーズンからバスク国立管の音楽監督を務め、2021/22シーズンからはRAI国立交響楽団の首席客演指揮者も兼務しています。
 RAI国立響はローマ、トリノ、ミラノ、ナポリにあったRAI交響楽団を1994年に統合して発足したオーケストラで、当盤はトレヴィーノとの記念すべき初録音。選ばれたのはレスピーギの通称『ローマ三部作』。2022年11月23日のコンサートで練り上げた演奏を披露した後、3日間のセッション録音を組んで入念に収録したアルバムです。
 1913年、ローマに職を得たレスピーギが訪れたローマ各地の名所から受けたインスピレーションと、その土地の歴史や自然を織り込んだこの3つの交響詩は、師のひとりであるリムスキー=コルサコフ譲りの見事な管弦楽法が花開いた彼の代表作。三部作の中で最初に作曲され、洗練された管弦楽法の繊細な部分を最も堪能できる『ローマの噴水』、大編成のオーケストラと多彩な打楽器群による絢爛豪華な音絵巻を繰り広げつつ、マンドリンを導入したセレナーデも盛り込んだ『ローマの祭り』、 同じく大編成のオーケストラと舞台裏のトランペット、録音された夜鳴きウグイスの声までが用いられた人気作『ローマの松』。これらをトレヴィーノとRAI国立響が深い共感を持って、熱く鮮やかに描いています。なおレスピーギがサクソルン族の金管楽器を想定して書いた『アッピア街道の松』のバンダは、通常ではトランペットやトロンボーンで代用されることが多いのですが、ここではフリューゲルホーン(トランペット持ち替え)、ワーグナーチューバ、ユーフォニアムが用いられており、特に全体を包むようなユーフォニアムの響きは、この演奏を特徴づけるものとなっています。(輸入元情報)

【収録情報】
レスピーギ:
● 交響詩『ローマの噴水』(1916)

 夜明けのジュリアの谷の噴水
 朝のトリトンの噴水
 真昼のトレヴィの泉
 黄昏のメディチ荘の噴水

● 交響詩『ローマの祭り』(1928)
 チルチェンセス
 五十年祭
 十月祭
 主顕祭

● 交響詩『ローマの松』(1924)
 ボルゲーゼ荘の松
 カタコンベ付近の松
 ジャニコロの松
 アッピア街道の松

 RAI国立交響楽団
 ロバート・トレヴィーノ
(指揮)

 録音時期:2022年11月24-26日
 録音場所:イタリア、Auditorium RAI di Torino
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【ロバート・トレヴィーノ】
1984年アメリカ出身。デイヴィッド・ジンマン、マイケル・ティルソン・トーマス、レイフ・セーゲルスタムの元で学ぶ。2011年にはタングルウッド音楽祭で小沢征爾記念・指揮奨学生となるとともに、同年シンシナティ交響楽団のアソシエート・コンダクターに就任。さらに若い音楽家の育成を目的とするニューワールド交響楽団からも招かれ、マイケル・ティルソン・トーマスから指導を受けています。2013年12月、ボリショイ劇場においてヴァシリー・シナイスキーの代役として『ドン・カルロ』を指揮し国際的な注目を浴びました。2017/18シーズンからバスク国立管の音楽監督を務め、2021/22シーズンからはRAI国立交響楽団の首席客演指揮者も兼務しています。(輸入元情報)
ローマ三部作 ロバート・トレヴィーノ&RAI国立交響楽団

CD輸入盤

ローマ三部作 ロバート・トレヴィーノ&RAI国立交響楽団

レスピーギ(1879-1936)

価格(税込) : ¥3,410

会員価格(税込) : ¥2,593

まとめ買い価格(税込) : ¥2,557

発売日: 2023年09月07日

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