オラモ&BBC響/バツェヴィチ:交響曲第3、4番、他

2023年09月26日 (火) 08:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


フィンランドの名匠サカリ・オラモ。バツェヴィチの管弦楽作品集が始動!

サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オブ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。現在はBBC交響楽団の首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の桂冠指揮者、フィンランド放送交響楽団の名誉指揮者を務め、過去には、フィンランドのコッコラ歌劇場やオストロボスニア室内管弦楽団の首席指揮者を歴任している名匠。「Chandos」では2019年度のレコード・アカデミー賞で「特別賞 録音」に選ばれたシベリウスの『レンミンカイネン組曲』のほか、フロラン・シュミット、ウィリアム・オルウィン、エセル・スマイスなど、録音の少ない知られざる傑作をBBC交響楽団と共に取り上げ、その実力と「Chandos」の優秀録音の名声を高めてきました。
 サカリ・オラモが新たに挑むのは、20世紀ポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集。バツェヴィチは、ワルシャワの国立音楽院修了後、パリに留学し、作曲をナディア・ブーランジェに、ヴァイオリンをアンドレ・トゥーレに師事。第1回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールでは優秀な成績を収め、1936年から38年までポーランド放送交響楽団の第一ヴァイオリン奏者として活動しました。作品は、7つのヴァイオリン協奏曲をはじめ、ピアノ曲、室内楽曲、管弦楽曲、声楽と器楽を組み合わせた作品など、数多く残しています。
 第1弾となる本アルバムでは、ポーランドの歴史上、最も悲劇的な時代でもあった1943年から1953年にかけて作曲された3つの作品を収録。『オーケストラのための序曲』は、2022年に行われたポーランド国立放送交響楽団(マリン・オールソップ指揮)の日本ツアーでも演奏されました。再評価が進んできたバツェヴィチは室内楽やピアノ作品を中心に近年様々なレコーディングも増えていますが、まだまだ管弦楽・交響曲の録音は少ないだけに、バツェヴィチの知られざる魅力に光を当てる「Chandos」の高音質SACD新盤には大きな期待がかかります。(輸入元情報)

【収録情報】
バツェヴィチ:
● 交響曲第3番(1952)
● 交響曲第4番(1953)
● オーケストラのための序曲(1943)

 BBC交響楽団
 サカリ・オラモ
(指揮)

 録音時期:2023年2月13,14日
 録音場所:イギリス、クロイドン、フェアフィールド・ホールズ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND


管弦楽作品集 第1集〜交響曲第3番、第4番、序曲 サカリ・オラモ&BBC交響楽団

SACD輸入盤

管弦楽作品集 第1集〜交響曲第3番、第4番、序曲 サカリ・オラモ&BBC交響楽団

バツェヴィチ、グラジナ(1909-1969)

価格(税込) : ¥4,070

会員価格(税込) : ¥2,966

まとめ買い価格(税込) : ¥2,966

発売日: 2023年10月31日

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