ツェルニー編曲4手ピアノ連弾版 モーツァルト:レクィエム
2024年01月11日 (木) 14:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
世界初CD録音!
モーツァルトの『レクィエム』ツェルニー編曲4手ピアノ連弾版!
今日も絶大な人気を誇るモーツァルト最後の傑作『レクィエム』は多く音楽家によって様々な編曲が施されてきました。ベートーヴェンに弟子入りし、またリストの唯一の師でもあるカール・ツェルニーもこの作品に魅了され編曲に取り組んだひとりで、ピアノ独奏版やピアノ連弾版を遺しています。
ツェルニー編曲の4手ピアノ連弾版は合唱やソリスト、ティンパニ等様々な追加のアレンジがなされたものも出版され、過去に録音されてきたのも合唱などを伴ったものがほとんどでした。ここに収録されている、そういった追加のアレンジをすべて排除した純粋な4手ピアノ連弾によるヴァージョンは、これまでに自動演奏や配信音源ではリリースされていましたが、ドイツのピアニストであるケアスティン・シュトラスブルクとユルゲン・アッペルがピアニスト2人による初のCDレコーディングに挑戦。合唱団や他の楽器がなくともピアノ1台で声楽、オーケストラのパートを完全に表現しており、その明瞭さ、力強さ、芸術性すべてにおいて秀逸なアレンジはツェルニーの持つ技量、そしてツェルニーのモーツァルトに対する敬愛がはっきりと表れています。
また近年の補筆に加えられることが多い短いフーガ(アーメン・フーガ)も、ロバート・レヴィンの編曲から奏者が4手ピアノ連弾用にアレンジしたものが加えられており、こちらは世界初録音となります。(輸入元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:レクィエム K.626(ジュスマイヤー補筆完成版に基づく、ツェルニー編曲4手ピアノ連弾版)
※ロバート・レヴィン編曲『アーメン・フーガ』4手ピアノ連弾版付き
ケアスティン・シュトラスブルク(ピアノ)
ユルゲン・アッペル(ピアノ)
録音時期:2023年7月11-13日
録音場所:フランクフルト、フェステブルク教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)