鷲見恵理子/パガニーニ:24のカプリース(2CD)
2024年02月20日 (火) 17:30 - HMV&BOOKS online - クラシック
天使か? 悪魔か? 鷲見恵理子が挑むパガニーニの1本勝負!
情熱のヴァイオリニスト鷲見恵理子がついにパガニーニの24のカプリースを録音!
「まるで音楽愛に満ちたエンジェルが私達に優しく、語りかける演奏。正に瞠目の一枚、脱帽である。」(広上淳一)
レコード芸術誌「特選盤」など各誌で絶賛された『Nostalgia』〜クライスラー:ヴァイオリン小品集のリリースから2年。情熱のヴァイオリニスト鷲見恵理子が遂にパガニーニの『24のカプリース』全曲を録音しました!
イタリアでも研鑽を積んだ鷲見にとって、パガニーニは最も大切な作曲家のひとり。言わずと知れた無伴奏ヴァイオリンのための超絶技巧作品である『24のカプリース』は、才能豊かな限られたヴァイオリニストしか弾きこなせない、ヴァイオリン曲の頂ですが、この作品を鷲見はわずか2日間のセッションで録音しました!
まさに「一本勝負!」で挑んだ録音はライヴさながらの迫力と集中力。鷲見の演奏は、技巧はもちろんのこと、憂いのある音色で「聴かせる」カプリースを披露。一音一音、魂のこもった音は現代のヴァイオリストではなかなか聴くことのできない、哀愁に満ちた独特の魅力に溢れています。
「人には少なくからずとも『天使と悪魔』の二面性があり、だからこそパガニーニのカプリスのような傑作が誕生したと思います。そのことを実感しながらこれまで生涯かけて演奏してきました」と語る鷲見。「悪魔に魂を売った」とも言い伝えられるパガニーニですが、鷲見は色彩感豊かに歌い上げ、まさに唯一無二の情緒あふれる演奏を展開しており、今の鷲見にしか表現できない世界がひろがります!
ブックレットには世界的指揮者・広上淳一氏のコメント、音楽評論家・奥田佳道氏による序文「大人が紡ぐムジカ(音楽!)としてのカプリス」及び曲目解説を掲載。また写真はヒダキトモコ氏が当アルバムのために撮影した最新写真を使用。アルバムのイメージを反映した素晴らしい仕上がりとなっております。(販売元情報)
【収録情報】
● パガニーニ:24のカプリース Op.1
Disc1
・第1番ホ長調:アンダンテ
・第2番ロ短調:モデラート
・第3番ホ短調:ソステヌート;プレスト
・第4番ハ短調:マエストーソ
・第5番イ短調:アジタート
・第6番ト短調:(アダージョ)
・第7番イ短調:(指定記号無し)
・第8番変ホ長調:マエストーソ
・第9番ホ長調:アレグレット
・第10番ト短調:ヴィヴァーチェ
・第11番ハ長調:アンダンテ;プレスト
・第12番変イ長調:アレグロ
Disc2
・第13番変ロ長調:アレグロ
・第14番変ホ長調:モデラート
・第15番ホ短調:ポサート
・第16番ト短調:プレスト
・第17番変ホ長調:ソステヌート―アンダンテ
・第18番ハ長調:コレンテ;アレグロ
・第19番変ホ長調:レント―アレグロ・アッサイ
・第20番ニ長調:アレグレット
・第21番イ長調:アモローソ―プレスト
・第22番ヘ長調:マルカート
・第23番変ホ長調:ポサート
・第24番イ短調:クワジ・プレスト
鷲見恵理子(ヴァイオリン/Andrea Guarnerius、1686年製作 弓/Dominique Peccatte)
A’=443Hz
録音時期:2023年11月24,27日
録音場所:東京、キング関口台スタジオ 第2スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
国内製作・日本語帯・解説付き(解説:奥田佳道)
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