イム・ユンチャン/ショパン:練習曲集
2024年02月21日 (水) 15:00 - HMV&BOOKS online - Classical
国際コンクール最年少優勝で一躍スターとなった
韓国のピアニストのDECCAデビュー・アルバム
2022年6月、ヴァン・クライバーン国際コンクールで史上最年少の優勝者となった韓国のピアニスト、イム・ユンチャンのデッカ・クラシックスからのデビュー・アルバム。優勝時のラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が話題となり、一躍スターダムを駆け上がり多くのファンを獲得。世界中のクラシック・ファン以外の観客からも注目されました。その演奏の動画は現在1200万回以上の視聴回数を記録し、YouTubeではこの作品の最も視聴された演奏となりました。その人気の高さから「クラシック音楽のK-POP」(ニューヨーク・タイムズ紙)と評されています。
イム・ユンチャンは韓国・始興市出身の19歳。7歳の時にピアノを始め、2018年に若いピアニストのためのクリーヴランド国際ピアノ・コンクールで入賞、15歳の時に韓国のユン・イサン国際音楽コンクールで最年少優勝者となりました。最近長い間の師であるソン・ミンス氏とともにボストンに移り、ニューイングランド音楽院で学び続けています。現在世界中のコンサート・ホールを満員にし、最も権威あるオーケストラやフェスティバルにも招かれています。
アルバムに収録されているのはショパンの『12の練習曲』Op.10&Op.25。「私にとってショパンは過去に思いを寄せる作曲家です。私はアルバムのカバーに孤独と郷愁を漂わせ、古い写真に出会ったように感じてもらいたいと思いました」(イム・ユンチャン)。アルバムのカバー写真はユンチャンが望んだ雰囲気を出すためにフィルムで撮影されています。1960年代以降のデッカの黄金時代のピアニストであるヴラディーミル・アシュケナージ、クリフォード・カーゾン、ラドゥ・ルプーなどを思い起こさせるように、彼はオリジナルのデッカLPロゴの一つをリクエストしました。
「音楽は伝えるために生まれました。私は自分のアイデアを観客と共有し、彼らの意見を聞きたいと思っています。そしてこれはおそらく世界で最も美しいことの一つです」〜イム・ユンチャン
「彼は驚異的なヴィルトゥオジティと深い解釈を併せ持つ、一世代に一人のピアニストとなる可能性を持っている」〜ザ・ニューヨーカー誌
「イム・ユンチャンの演奏はあまりにも素晴らしすぎて夢を見ていると思うだろう」〜タイムズ紙(輸入元情報)
【収録情報】
ショパン:
● 12の練習曲 Op.10
第1番ハ長調
第2番イ短調
第3番ホ長調『別れの曲』
第4番嬰ハ短調
第5番変ト長調『黒鍵』
第6番変ホ短調
第7番ハ長調
第8番ヘ長調
第9番ヘ短調
第10番変イ長調
第11番変ホ長調
第12番ハ短調『革命』
● 12の練習曲 Op.25
第1番変イ長調『エオリアン・ハープ』
第2番ヘ短調
第3番ヘ長調
第4番イ短調
第5番ホ短調
第6番嬰ト短調
第7番嬰ハ短調
第8番変ニ長調
第9番変ト長調『蝶々』
第10番ロ短調
第11番イ短調『木枯らし』
第12番ハ短調『大洋』
イム・ユンチャン(ピアノ)
録音時期:2023年12月17-20日
録音場所:ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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