ロラ・デクール/『ナディア・ブーランジェへのオマージュ〜ファゴット作品集』
2024年03月27日 (水) 17:45 - HMV&BOOKS online - Classical
参考動画 Saint-Saens Bassoon Sonata mvt.1
ロッテルダム・フィル新首席バスーン奏者
フランスの名手、ロラ・デクール!
2019年、権威あるチャイコフスキー・コンクール入賞、フランス出身の名手、ロラ・デクールが奏でる魅惑のバスーン(ファゴット)・ソロ・アルバムが母国フランスの「Indesens Calliope Records(アンデサンス・カリオペ・レコーズ)」から登場。
本アルバムでは、ナディア・ブーランジェを取り巻く万華鏡のような芸術家たち、そして彼らのスタイルの多様性を、このアルバムのためにウラジミール・コスマが書き下ろした作品まで、音楽教育に革命をもたらしたナディア・ブーランジェが残した偉大な足跡をこれら多彩な作品を通して発見することができます。
デクールは 19歳という若さでパリ管弦楽団に入団後、2017年から2022年まではフランクフルト歌劇場の首席バスーン奏者を務め、現在はロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者の地位に就いています。これまでにロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団など世界的に著名なオーケストラの定期客演を務めるなど、同世代で最も才能ある音楽家のひとりとしての地位を確立しています。ここ日本では、2022年の読売日本交響楽団との共演でモーツァルトのファゴット協奏曲のソリストを務め、その美音と抜群のテクニック、類まれな音楽性で多くの聴衆に感動を与えました。(輸入元情報)
【収録情報】
● ストラヴィンスキー/コーネリア・ゾンマー編:『プルチネッラ』によるイタリア組曲
● ピアソラ/スタニスラス・クチンスキ編、トリオABCのための:ブエノスアイレスのマリア
● コープランド:古い詩
● サン=サーンス:ファゴット・ソナタ Op.168
● ナディア・ブーランジェ/ロラ・デクール&パロマ・クーイデル編:海
● ウラジミール・コスマ[1940-]作編曲:ル・ジュエ
● リリ・ブーランジェ/デクール&クーイデル編:夜想曲
● プーランク:歌曲集『偽りの婚約』 FP101〜第5曲『ヴァイオリン』
● プーランク:歌曲集『くじ(籤)』 FP178〜第2曲『何てことだ!』
● プーランク:レオカディア FP106〜第1番『愛の小径』
● フォーレ/デクール&クーイデル編:ゆりかご
● ミシェル・ルグラン[1932-2019]:ウォッチ・ホワット・ハプンズ
● フィリップ・グラス[1937-]:ラヴ・ディバイデッド・バイ第4番
● フランセ:ファゴットと弦楽五重奏のためのディヴェルティスマン
● バーンスタイン:ウエスト・サイド物語〜マリア
ロラ・デクール(ファゴット)
パロマ・クーイデル(ピアノ)
トリオABC
ロラ・デクール(ファゴット)
エロディ・スラール(アコーディオン)
ユリス・ヴィグリュー(コントラバス)
フランス八重奏団のメンバー(弦楽五重奏)
録音時期:2023年4月25,26日、10月19日
録音場所:フランス、スタジオ・ド・ムードン
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)