MMW､Souliveを猛追!DTTB最高傑作!

2007年5月29日 (火)

ジャケットさながらの飛ばしっぷり！
早くも過去最高傑作との呼び声が高いNewアルバム、Blue Note／Naradaから満を持してドロップ！

Medeski Martin & WoodのBilly Martin＋John Medeskiによるデュオ・アルバム『Mago』、サザン・ソウル名門Staxへ籍を移し4人体制となった新生Souliveの最新作『No Place Like Soul』、さらには、同じくUK出身のSpeedometer、Baker Brothers、New Mastersounds、またはUSのBoston Horns、Modern Groove Syndicateといったところが次々と活きのいい作品をリリースし、まさに活況を呈している今シーズン上半期のジャズ・ファンク／ディープ・ファンク・シーン。

「ハイオク満タン」よろしくのファンキン・エナジー溢れまくりの新作を引っさげて、Stuart Wade（プロデューサー、アレンジャー、コンポーザー）を中心とするUKジャズ・ファンクの雄、Down To The Boneがシーンに帰ってきた！

荒削りなUS産ディープ・ファンク・バンドとはまた一味違った切れ味鋭いタイトな演奏を身上とするDown To The Bone。Stuart Wade指揮の下、Neil Cowley（Key）、Richard Sadler（b､per､engineer）、Neil Angilley（Key）、Ian Crabtree（g）、Tony Remy（g）、Adam Riley（ds）、Julian Crampton（b）、Paul"Shilts"Weimar（sax､fl）といった腕利き達がその果てしなくファンキーでヒップなサウンドの屋台骨を支える。


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これまでにもFlora Purim、Brian Auger、Reuben Wilson、Jeremy Steigといった、クラブ･シーンでは殊更人気のレジェンズ達と共演を果たしてきた彼ら。

DJ SpinnaやHarry Coadeによるリミックス12"が、早々にクラブ界隈で話題になった「Electric Vibes」には、「King Of Vibes」Roy Ayersが参加し、70sブギー・ディスコ調のトラックに、その華麗なマレット捌きと独特のスキャットで華やか&ファンキーな彩りを加えている。

UKのR&B名門Domeからの作品でおなじみのHil St. Soul、Matt SchofieldバンドやNew Mastersoundsとのジョイントでも知られる女性シンガー、Corrina GreysonといったUKが誇る個性派歌姫2組が各々「Smile To Shine」、「Shake It Up」でフィーチャーされているのにも注目したい。　　

ほか、メロウな70sフュージョン・フィーリングを漂わせ展開するバックに、一糸乱れぬブラス・セクションがキラー・フレーズをバシバシとキメる「Hip City」、クラビネット、ベース、パーカッションによるファンキーなイントロから早くも腰が反応する「Funkin Around」など、DTTB印の重心低めのパーティ・チューンがぎっしり！

今年度上半期のジャズ・ファンク／ジャム・バンドNo.1アルバムはコイツで決まり！