Kool & The Gang 11年ぶりのアルバム

2007年6月14日 (木)

ブラック・チャートに計9曲ものナンバー・ワン・ヒットを送り込み、80年代の大胆なイメージ・チェンジも劇的な成功を収めて、名実共に帝王の座に君臨し続けたファンク野郎達、Kool & The Gang。特に「Jungle Boogie」、「Funky Stuff」、「Summer Madness」などを生み出した70年代はネタの宝庫として後のヒップホップ・アーティスト達がこぞってサンプリング！さらにJames "J.T." Taylor加入後の80年代は「Celebration」、「Ladies Night」、「Cherish」など怒涛のごとくヒット曲を連発。昨今のディスコ・ブームによりリリースされたディスコ・コンピにはこの時代の名曲が必ずといっていいほど収録されています。

このように時代を超え、老若男女関係なく多くの人々に愛され続けてきたKool & The Gangが『State Of Affairs』以来、なんと11年ぶりとなるニューアルバムを完成！ 2004年にはグループ結成35周年を記念して、豪華アーティストとKool & The Gangメンバーたちの夢の共演となるトリビュート・アルバムをリリース。昨年は久々にシングル「Steppin Into Love」を発表と、多くのアーティストが消え行く中、Isley Brothersと肩を並べるほど順風満帆に活躍。 しかし同年の6月、ギタリストClaydes Charles Smithが57歳という若さで急逝しグループ内に大きな衝撃が走りました。

そんな彼等がCharles Smithの死を乗り越え制作した新作がまもなくリリース。先の「Steppin Into Love」はもちろん収録。さらに2枚組と超豪華仕様。ディスク2にはセルフ･カヴァーか不明ですが往年の名曲のタイトルがクレジットされています。アダルト世代、大注目の1枚となること間違いなし！

4 MySpace
4 オフィシャルサイト

---

ベストセラーを記録！Kool & The Gang決定版！

　『Very Best Of』
1964年、ロナルド（Sax）、ロバート（Bass）のベル兄弟を中心に、ニュージャージー州ジャージーシティで結成されたKool & The Gang。初期は主にジャズ・ファンクを主体としたスタイルであったが、70年代後半には新ヴォーカリストのジェイムス“JT”テイラーを迎え、メロウで都会的なサウンドに変化していく。本作は彼らの最も輝いていた70年代初期から80年代中ごろまでのヒット曲を網羅したベスト盤。ストリート色豊かなファンク・チューンの「Funky Stuff」、「Jungle Boogie」をはじめ、80年代の代表曲である「Celebration」、誰もが一度は耳にしたことのある「Joanna」や「Cherish」など同じグループとは思えないほどバラエティに富んだ楽曲群が楽しめる。特に「Celebration」はポジティヴな気持ちにさせるフロア向けチューンとして永遠に音楽史に残るであろう。このベスト盤に収録されている以外にも彼らには聴くべき曲が山のようにある。そのとっかかりの1枚となれば嬉しい。

ディスコグラフィー　再発希望！
『Kool & The Gang』 (69年)
『Live At Sex Machine』(71年)
『Live At P.J.S』 （71年)
『MusicIs The Masage』（72年）
『Good Times』(72年)
『Wild And Peacefull』（73年）
『Kool Jazz』（73年）
『Light Of Worlds』（74年）
『Sprit Of The Boogie』（75年）
『Love & Understanding』（76年）
『Open Sesame』（76年）
『Force』（77年）
『Everybody's Dancin'』（78年）
『Ladies Night』（79年）
『Celebrate!』（80年）
『Something Special』（82年)
『As One』（83年）
『In The Heart』（83年）
『Emergency』（84年）
『Forever』（86年）
『Sweat』（89年）
『Unite』（92年）
『State Of Affairs』 （95年）

---

ベテラン注目リリース
ページTopへ戻る