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無人島 〜俺の10枚〜 【cutman-booche 編】 無人島 〜俺の10枚〜へ戻る

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2009年6月3日 (水)

cutman-booche
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『無人島〜俺の10枚〜』過去のアーカイブはコチラ
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NEW ALBUM
6月17日発売



my way

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1st ALBUM
発売中



Permanents

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DEBUT mini ALBUM
発売中



Cutman Booche
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cutman-booche インタビュー

ニューアルバム『my way』は必聴です!

書いて歌って叩いて弾いて、むっちゃくちゃ真面目に、楽しくロック致しました。ウリョンのハスキーボイス、メロディと詞世界をダイレクトに伝える、エレキベースと四つ打ちのキックドラムから生まれるドライブ感が今までのカットマンのイメージを越え、上田禎氏プロデュース名曲仕上げの本作リードトラック「サイクル」。アルバム全体を通しても邦楽シーンに挑戦する3 人の意思が随所に光る。今まで自らのプロデュースを絶対としていた制作活動だったが、信頼の置ける上田禎氏と3 曲の制作。現世の名曲、Cocco の「強く儚い者たち」のカバーにも挑 戦し、武嶋聡(EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX)・浜野謙太(SAKEROCK) を客演として迎える。すごく良いアルバムが出来ました。

HMVオリジナル特典 : 缶バッジ+ステッカーのセット

試聴!



PV!

cutman-booche 『サイクル』PV!




ベスト オブくるり / くるり

久しぶりに飲んだジンジャーエールの味、最終バスに乗りそびれて大好きな人に会えなかった切なさ。そんな日常にありふれた風景や感情を簡潔に言葉に、歌にして聴かせてくれる「くるり」。無人島へ行って普段の生活から離れてこそ感じる非日常感や解放感の中で聴いてみたい。太陽のさんさんと照る無人島の木陰に寝そべって、くるりの名曲達を聴いていると自分の生きている世界がいかにキラキラと光っているかに気付かされる。そんな有意義な時間が過ごせそうだ。帰ったらジンジャーエールでも飲んでみようか。バスに乗って大好きなあの人に会いに行ってみようか。なんて。
written by 小宮山純平(Dr)





Future Shocking Pink / リトル クリーチャーズ 入手困難

アルバムを通してクールでスタイリッシュな一枚。このアルバムに収録されている楽曲達は、録音した音を素材としてデスクトップ上で並べ、再構築して一曲一曲に仕上げていったモノだそうだ。一つ一つの音を記号化し、ループしていくこの手法はまるで打ち込み音楽の様だ。しかし、このアルバムを聴いていると機械仕掛けの無機質な冷徹さではなく、なぜだかむしろ有機的な温もりを感じる。それはこの地上に人が生まれるはるか昔、太古の時代から無人島の大自然が繰り返してきた生命の「ループ」、に近いものを感じるからなのだろうか。「Future Shocking Pink」を聴きながら無人島の大自然を前に立ち、そんな大きなテーマの思いに耽る小さな自分を発見するのも悪くない。
written by 小宮山純平(Dr)





クムイウタ / Cocco

Coccoさんの音楽に出会った場所は、無人島に近い様な所でした。ひたすら、机に向かっていなければならない環境、、、というか現実。あの当時の僕からしたらそれは本当に逃げる場所もない無人島でした。ただただ、どれだけ作ればいいか分からない足場を固めていく作業の繰り返しにウンザリして、疲れて今にも自分がわからなくなりそうな時でした。そんな中、不意にラジオから流れてきたのがこのアルバムでした。初めて聴いた時、涙が溢れてきました。この涙は一体何なんやろう?って。こんな事を言うのは恥ずかしいですが、自分でも、未だに言葉にならん感覚のアルバムです。きっと一生聴き続けると思う。あの当時の空っぽの無人島にいた僕に、一緒に寄り添ってくれて、そして、一筋の光と一筋の闇を均等に与えてくれた気がします。Coccoさんホンマにありがとう!
written by ウリョン(Vo,Gu)





Sounds Like This / Eric Hutchinson

誰もいない砂浜で耳をすませる。独り言のように小さなさざ波の音と共に流れてほしいアルバム。群青色の空が熱すぎる真っ赤な朝陽に溶けていき、今日が何事もなく始まる。ジリリリーっなんて目覚まし時計で起こされたくない。だって無人島なんですから。さざ波と共にこのアルバムを一曲目から最後まで聴いて夢と現実をフワフワ行き来しながら、ダラダラ目覚めたい。今、何時だろう…なんて考えない。今、何日だろう…なんて考えない。考えるのは今日の寝床と食事、そして明日の朝の目覚め方だけ。その無人島生活で大切な一つの目覚めにこのアルバムは必需品となるだろう。
written by 林周作(Ba)





Sunrise Over Sea / John Butler Trio

深々と生い茂る見たこともない木々、ジャングル。木漏れ日がなければ真っ暗なんだろう。キーキーとジャングルに響き渡る。鳥なのか猿なのか…それとも見たこともない生き物なのか。正直、無人島に一人は楽しみが半分、不安が半分。そんな孤独で不安になったときに聴きたいアルバム。自分の中の男の血が目覚める。男のロマンやプライドが目覚める。普段、都会で過ごす時にあまり必要とされなくなり、自分から無くなりつつある男のロマンやプライドが目覚める。今まで自分の中のどこに隠れていたのか。使わなくなって廃品回収でトイレットペーパーと交換したのかと思っていた。無人島生活に必要なのは男の優しさでもトイレットペーパーでもない。男のロマンとプライドだ。そんな男の中の男、The John butler Trioのこのアルバムは必需品である。
written by 林周作(Ba)





This Is Music / 大橋トリオ

綺麗な空を見て、心地よい風が吹き抜け、ひんやり冷たい海に足を浸ける。そんな何気ないこと。そんな些細なこと。そんなことが素敵だと感じさせてくれるアルバム。無人島だろうが、都会に住んでいようが変わらないもの…。それが本当はこんなに素敵なんだと気づかせてくれるアルバム。都会に住んでいると毎日の空の色や、通勤時に通り過ぎる空き地に咲く野花の生命力や、通り過ぎた水溜まりに映る疲れた自分の顔に気づかない。だから無人島に行った時、しっかりと気づけるようにこのアルバムを持っていく。『あー、空って一秒間にこんなにも変化しているんだ。おっ、野花に一つ新しい芽が出たぞ。』都会に住むように無人島生活に慣れて、こういった気持ちが無くならないようにこのアルバムを持っていく。自分の生活の中にあるものなのに忘れてしまった気持ちを無人島で感じたい。当たり前なことなんて何一つないと語りかけるこのアルバムを俺は絶対持っていくだろう。
written by 林周作(Ba)





残響 / Sigur Ros

素っ裸の人たちが草原を走り抜けていく。このアルバムの一風変わったジャケットを見たとき、今までのシガーロスとは違う陽気さというか、脱シリアスみたいなモノを強く感じた。アルバムを聴くとなるほど。シガーロスは素っ裸になって汗びっしゃびっしゃになって演奏を楽しんだんだな。一つ一つの音が踊り狂った様にグルーヴしている。何も迷うことなく内側から溢れるイメージや人本来の持つ鼓動や呼吸のリズムをそのままパッケージされたこのアルバムは、優しく激しい。無人島に行って、見晴らしの良い丘の上にドラムセットを組んで、全てを脱ぎ捨ててドラムの前に座った時、僕も彼らの様な解放感を味わえるだろうか。
written by 小宮山純平(Dr)





andymori / andymori

自分が目覚めたロックって音楽は、一種の魔法みたいなモンだ。ドラクエでいうところの最高魔法ギガデイン、イオナズンets...挙げればいっぱいやけど。その圧倒的で突き抜けていくような魔法がこのアルバムには秘められてると思う。そして、聴いた時俺は彼らの出す魔法に打たれた。それ以来、無人島に行って、自分の魔法を極める為に精進する環境に今、身を置いている。その小島には、ギターとアンプのみ。ゾクゾクする彼らの音を聴いて、近いうちに自分の音でゾクゾクさせてやろうとこの小島で魔法を極めてる最中!こんな気持ちにさせてくれた彼らの音楽は最高だと思う。
written by ウリョン(Vo,Gu)





Greatest Hits: Vol.1 / BOB DYLAN

「無人島にいる神様」 ある神様は、この地球のどこかの誰も知らない無人島に住んでました。 そこには、天にも登るくらいの大きな木が一本立っていました。それだけでした。 毎朝、神様は木に登り地球の色んな場所の出来事を観察し裁いていました。神様の使命は、ある時は全ての生命に幸せを分け与え、そしてまたある時は全ての生命に不幸を分け与えるという事。 神様は、その両方の裁きを間違う事なく、バランスよく行うのが誇りでした。 ですが、地球に住む人間が起こす出来事には目を塞ぎたくなる事ばかり。神様はこれも使命だと、嫌々ながら不幸の裁きだけを地球にバラまきました。神様の心の傷はとっても深くなり、そこから不治の病に倒れました。そんな中、人間の中でも間違いを正そうと立ち上がった者達がいました。そして、その勇敢な人間達の中にいた、ある一人の唄うたいの詩が無人島にいる神様のところまで一人歩きしてきました。そして、神様はこの唄うたいの詩を聴いて、少しずつではあるが地球の全ての人間がいつか間違いに気付くと感じて嬉しくなって、大粒の涙を流しました。すると、どうでしょう。 その涙が神様の深い心の傷を癒やし、不治の病が治りましたとさ。。。 唄うたいの名はBob Dylan。今も地球のあらゆる人々に魂の詩を届け、人々の心を癒やし、励ましている。Bob Dylanのおかげで、裁きの使命を人間に任せて、今は無人島にいる神様はそっと地球を優しく見守る事にしましたとさ、、、おしまい。
written by ウリョン(Vo,Gu)





空の飛び方 / スピッツ

旅行には必ずと言っていいほど、スピッツさんのアルバム持ち歩いてます。 その中でも一番ディスクがスピンされて傷だらけなのがこの[空の飛び方]です。 スピッツさんには、僕は、いや僕と僕の家族は相当入れあげてました。(笑) 崇拝モンです。 通算5枚目にして、全曲シングルカットして今、リリースしててもおかしくないのではないか。っていうくらい良いです!「どのアルバムも最高ですが。。。」 話は本題に入りますけど、多分無人島に旅行するのは退屈で仕方がないと思う。 想像するとこうだ。 最初の3日くらいは、まぁ、非現実的な世界にやって来て、実社会の中で溜まりに貯めたストレスを放出。そして、自然に体を預けて、海の青さだとか、木々の声だの、鳥のさえずりだのに浸り、自己の思いは夢の方へ。。。 それはそれで極上の至福。 だけど、それはほんの一瞬で、そうじゃない何かやはり欲望がみなぎると思うな。人間だし。うん。 そんな時は[空の飛び方]を聴いて、若干の心の歪みを矯正してもらうんだろう。 だから、誰もいない無人島に来ての極上の音楽は、僕にはこのアルバムしかない。 そして、空の飛び方を学ぶ為に、又、このアルバムのディスクを傷つけてしまうんだろうな。
written by ウリョン(Vo,Gu)