書いて歌って叩いて弾いて、むっちゃくちゃ真面目に、楽しくロック致しました。ウリョンのハスキーボイス、メロディと詞世界をダイレクトに伝える、エレキベースと四つ打ちのキックドラムから生まれるドライブ感が今までのカットマンのイメージを越え、上田禎氏プロデュース名曲仕上げの本作リードトラック「サイクル」。アルバム全体を通しても邦楽シーンに挑戦する3 人の意思が随所に光る。今まで自らのプロデュースを絶対としていた制作活動だったが、信頼の置ける上田禎氏と3 曲の制作。現世の名曲、Cocco の「強く儚い者たち」のカバーにも挑
戦し、武嶋聡(EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX)・浜野謙太(SAKEROCK) を客演として迎える。すごく良いアルバムが出来ました。
深々と生い茂る見たこともない木々、ジャングル。木漏れ日がなければ真っ暗なんだろう。キーキーとジャングルに響き渡る。鳥なのか猿なのか…それとも見たこともない生き物なのか。正直、無人島に一人は楽しみが半分、不安が半分。そんな孤独で不安になったときに聴きたいアルバム。自分の中の男の血が目覚める。男のロマンやプライドが目覚める。普段、都会で過ごす時にあまり必要とされなくなり、自分から無くなりつつある男のロマンやプライドが目覚める。今まで自分の中のどこに隠れていたのか。使わなくなって廃品回収でトイレットペーパーと交換したのかと思っていた。無人島生活に必要なのは男の優しさでもトイレットペーパーでもない。男のロマンとプライドだ。そんな男の中の男、The John butler Trioのこのアルバムは必需品である。