シティーポップ勢のベスト盤！

2005年7月4日 (月)

シティーポップとは？

70年代のニューミュージックの流れを汲んで、都市生活者の心象風景を描き出した音楽・シティポップ。日本語ロックの基礎となったはっぴいえんどから始まるとみるむきもあるが、その後発展を続け、そのサウンドには80年代の香りが詰まっている。そんなシティポップの名盤をまずはご紹介！

シティポップの名盤

キャラメルママでお馴染み林立夫の参加作品から本人選曲・監修！

細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆とキャラメル・ママ～ティンパンアレイとして、数多くのレコーディングに参加してきた名ドラマー林立夫。大村憲司らとのバンブー、パラシュート、アラゴンなどでのバンド活動も。

80年代半ば以降は音楽活動を休止し、96年の「荒井由実コンサート」をきっかけに復帰、プロデューサー＆ドラマーとして現在も活躍している。

その彼が参加した数え切れないほどのセッションの中から、自ら選曲・監修した2枚組コンピレーションアルバムが今作『Non Vintage ～林立夫セレクション』。松田聖子の「Sweet Memories」「赤いスイートピー」、ブレッド＆バターの「ピンク・シャドウ」、吉田美奈子の「かたおもい」、井上陽水「帰れない二人」、南佳孝の「摩天楼のヒロイン」など、シティポップの名曲のオンパレード！ブックレットにはセッション時の秘話も掲載。

杉真理の魅力の全て！

1977年、アルバム『mari & Red Stripes』でデビューした杉真理。1982年に『バカンスはいつもレイン』がヒット。現在までにシングル20枚、アルバム15枚をリリースするシティポップを代表するベテランアーティストです。

今作『ゴールデンベスト杉真理』は、杉真理のコンプリート・シングル・コレクションのDISC 1と、杉真理本人セレクトによる他アーティストへの提供曲のDISC 2からなる初の2枚組ベスト盤！シンガーソングライターとしてプロデューサーとしての杉真理の魅力の全てがここにあります。これまでリリースされたどのベストよりもヴォリュームがあり、プロデュースワークも楽しめる作品です。

伝説のロックバンド、デビュー30周年記念盤！

はっぴいえんど、シュガーベイブとならぶ伝説のアメリカン・ロックバンド、センチメンタルシティロマンス。75年、細野晴臣プロデュースのもとデビューした彼ら。

今作『ゴールデンベスト』は結成30周年の記念として、1st、2ndにメンバー所有（！）の未発表曲＋初音源を収録した2枚組！