光の旋律が誘う安らぎ…｡究極の癒しhard Romanticまもなく発売!！

2003年6月1日 (日)

これまでにもPure（UICZ-1001）やMystic Voice（VICP-61667）、Tears（PSCR5926）ら数多くの人気コンピレーションに収録され、そのメロディーが数多くの人に愛されるようになったhard Romanticハード・ロマンティック。実は数年（？）前に今井美樹が出演したオンワード『組曲』CMで起用され、問い合わせが殺到、その聖なる水のような透明度100％なメロディーには何か人を惹きつける魅力があるのです。

このHard Romanticハード・ロマンティックというグループ、ジャケットに北欧系美青年が写っているが、実は大橋宏司という日本人プロデューサーを中心としたグローバルに活躍するユニット。でそのジャケットの美少年君は？というと、彼が前作でも参加、今回は共同名義として参加しているLiam O'Kaneリーアム・オケーン。

ちょっとココでグループの頭脳である大橋宏司氏のシゴトを少し。大橋宏司は、アンビエント・テクノ・ポップの伝説のユニットMikadoミカド、かの香織率いるショコラータ、Julia Fordhamジュリア・フォーダムらにいち早く着眼しCMやTV業界へ送り込んだ先見の眼（耳）を持つ感性高き音楽プロデューサー。また、プロデュース業のみならず自らもピアニストとしてアルバムに参加。大橋宏司が弾くアコースティック・ピアノをベースに、コンピューター処理を加えた透明度の高い「ベルベット・ピアノ」は他では聴くことのできない音と賞賛されている程だ。

そんな大橋氏がお次に目をつけたのがLiam O'Kaneリーアム・オケーンというヴォーカリストだった。彼の透明感溢れる、純粋無垢な汚れない歌声がもしかすると『ヒーリング』というムーヴメントの発端かもしれない...。彼の出現によって、Boys Air Choirボーイズ・エア・クワイアや、EnyaエンヤとAdiemusアディエマス、そしてBoys Air Choirボーイズ・エア・クワイアを足して生まれたようなLiberaリベラが大ヒット、空前の美少年ソプラノ・ブームを巻き起こすことになったのです。

さらにクラシックやヒーリングというジャンル以外でもエンジェル・ヴォイスが起用、昨年発売された作曲家・大島ミチルが手掛けたゲーム・サントラICO霧の中の旋律ではLiberaリベラのヴォーカリストSteven Geraghtyスティーブン・ガラティがヴォーカルで参加、空前の大ヒットを遂げたのも記憶に新しい。

今回の最新ベストSincerely - Best Of Hard RomanticにはCMや映画、大ヒット・ヒーリング・コンピPure（UICZ-1001）等に起用された6曲と新曲も含む全17曲を収録、6月4日を発売予定としている。今ここで再びエンジェル・ヴォイスとベルベット・ピアノのハーモニーが再熱すること請け合いだ。また、7月23日にはニューアルバム『New Life 』もリリース予定。