System Of A Down新作を発表！

2004年12月7日 (火)

今世界で一番新作が待ち望まれているバンド、System Of A Downが3年半ぶりとなる新作をリリース！

　名実ともにトップ・バンドのひとつSystem Of A Downが2005年にニュー・アルバムを2枚リリースする。

　ビルボード初登場1位を獲得し、全世界で530万枚以上のセールスを記録したの前作『Toxicity』に続く3rdアルバム『タイトル未定』を3年半ぶりにリリースする。アルバムは、KraftwerkやBeach Boysからのインスパイアもあって同時期にレコーディングした曲をパート1とパート2の2枚に分けてリリースされる。

　今のところアルバム・タイトルは未定だが、2月16日に発売予定のパート1は『HYPNOTIZE』、その半年後にリリースされるパート2は『MESMERIZE』というタイトルになるようだ。プロデュースは巨匠Rick Rubinが担当している。新作『タイトル未定』は日本先行発売予定で、2ヶ月限定のFLASH PRICE価格￥2,100（税込み）での発売となる。

　曲のほとんどを書いているギタリストのDaron Malakianは以下のように語っている。
「全てのトラックをベストなものにすることだけに集中し、それぞれに1000％の力を注いだ。アルバム2枚分に相当する曲を書き上げて、その中から特にベストなトラックを選ぼうとしたが、それら全てがグレイトな仕上がりで2枚の作品をリリースすることにしたんだ。新作にはオーケストラや中近東の楽器も入ってるし、前作よりずっと成熟してて、本当にブッとんだ作品だよ」。

　なおSystem Of A DownのSerj TankianとRATM～現AudioslaveのTom Morelloによって結成された「Axsis Of Justice」が行ったライヴを音源化した『Axis Of Justice - Concert Series Vol.1』は好評発売中（国内盤は12月22日発売）。

　『Axis Of Justice - Concert Series Vol.1』は「Axsis Of Justice」の活動内容に賛同したRed Hot Chili PeppersのFlea、A Perfect CircleのMaynard James Keenan、Jurassic 5、Pete Yorn、Chris Cornellなどのパフォーマンスやブッシュ大統領に関する演説、アルメニア人大虐殺に関する演説などを披露しているほか、U2の“Where The Streets Have No Name”、Nick Lowの“(What's So Funny 'Bout) Peace, Love and Understanding”の名曲の豪華セッションも収録されている。発売中の輸入盤はCDにプラスしてライヴの模様を収録したボーナスDVDが付いてくるので、ぜひともこちらをおすすめしたい。