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ラトル&ベルリン・フィル / ドビュッシー『海』

2005年6月3日 (金)

ラトルにとってドビュッシー等のフランス近代作品は、バーミンガム時代からさかんに取り上げてきた十八番の演目。レコーディングもおこなっていますが、ドビュッシーの代表作であるこの『海』は、今回が初の録音となります。
 ラトルとベルリン・フィルは、ラトルの音楽監督就任以来、世界各地でお披露目的なコンサートをおこなっていますが、この『海』は、そのプログラムの主要演目のひとつとして、ロスアンジェルス、ザルツブルク、ルツェルン、そしてもちろん本拠ベルリンでも演奏され、日本でも、同コンビ初の来日となった2004年の公演で披露されて話題を呼んだことは記憶に新しいところで、今回のレコーディングは、そうした意味でも大いに期待されるところです。
 また、2005年の来日公演で演目のひとつに予定されている『牧神の午後への前奏曲』が収録されていることにも注目です。
 他のカップリング曲は、『ピアノのために』の管弦楽編曲版と、作曲者最晩年の『おもちゃ箱』という比較的珍しい作品が選ばれているあたり、通り一遍なアルバム作りをしないラトルならではのことと言えるでしょう。

ドビュッシー:
・交響詩『海』
・『牧神の午後への前奏曲』
・『ピアノのために』[管弦楽版]
・『おもちゃ箱』

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル(指揮)


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