Major Harris紙ジャケで世界初CD化!

2005年9月5日 (月)

紙ジャケット再発盤最新情報！！

・Major Harris　「My Way」 （74年作品）
フィリー･ソウル絶頂期の74年、フィラデルフィアのシグマ・サウンド・スタジオにてMFSBをバックにレコーディングされたMajor Harrisのスウィートなファースト･ソロ･アルバム「My Way」が遂に紙ジャケット仕様で世界初CD化！

最大の注目曲はスタジオを暗くしレコーディングされたという、ムーディーなバラード・ナンバー"Love Won't Let Me Wait"。ポップチャート5位まで上りつめ、フィリー･クラシックスとしてLuther Vandrossをはじめ、多くのアーティストにカヴァーされています。

その他、Blue Magicの大ヒット曲"Sideshow"、完全にオリジナル･ナンバーと化している後半の盛り上がりが聴きもののお馴染み"My Way"といったカヴァー曲、ゆったりと歌い挙げるやさしさに溢れたバラード"Just A thing That I Do"、いとこであるNorman Harrisがアレンジをした"Each Morning I Wake Up"、最高に気持ちいいフィリーダンサー"Lovin You Is Mellow"、"Sweet Tomorrow"等、ダンス･ナンバーまでスムースでシルキーなテナー･ヴォイスが堪能できる秀逸な作品です。

・True Reflection　「Where I'm Coming From」(73年作品）
後にMirageを結成するジョーイ･コールマン、ダモン･ハリスの後釜としてTemptationsのメンバーとなるグレン・レオナードが在籍していたワシントンDC出身の4人組コーラス･グループ、True Reflectionの唯一のアルバムが紙ジャケット仕様で再発！

テナー・リード、バック･コーラスのリードが素晴らしいエモーショナルなバラード"Helpless Man"、ファルセットとテナーのツイン・リードのバラード"That Was Yesterday"、"It Really Hurts"などバラード･ナンバーにおける力量は相当なもの。

その他Temptationsを彷彿とさせるミディアム"Whisper"、典型的なフィリー・ダンサー"That's Where I'm Coming From"などダンス･ナンバーも素晴らしく、オーソドックスながら聴き込めば聴き込むほど味わいの増す、いぶし銀の名盤。

・Ebonys 「Ebonys」 （73年作品）
フィラデルフィア・インターナショナルを代表する一枚。甘く切なく美しい"It's Foever"をはじめ、全曲が名曲といえるEbonysの絶品アルバムが紙ジャケット仕様で登場！

"It's Foever"はもちろん、デビュー・シングルでもあった見事なバラード"You're The Reason Why"、ファルセットを駆使した"Life In The Country"、アップテンポな"Hook Up And Get Down"、ダンス・テンポの隠れた名作"I'm So Glad I'm Me"、マクファデン＆ホワイトヘッドがライターに名を連ねる"I'll Try"など、どれも文句無し。これぞ名盤という称号が相応しい1枚です。


★グローリアス・ソウル･ジェイムズ・シリーズ★

60年代から70年代、80年代にかけての未CD化のアルバムを中心に以前好評を得た名盤の復刻を含むシリーズ！

年配のソウル･ファンをターゲットに5タイトル、若いソウル･ファンに5タイトルを絞り、さらにどちらのファンも納得する作品をチョイス！

完全生産限定紙ジャケット仕様/2005年DSDリマスタリング/歌詞対訳付

シリーズをカタログ番号順に紹介するのは普通なので、これは凄いリイシューだ！と担当者が独断と偏見で選んだ順番にご紹介していきます！ 某有名ライター鱸氏が教えてくれた、恐るべきCD化とはコレ↓！！！

・Glories　「Special Singles For The Glories」
これは凄い！驚異の世界初CD化です！！！日本でも人気の高いHiレーベルの歌姫達、Quiet EleganceリードヴォーカルであるFrankie Gearingが、Quiet Elegance以前に在籍していたことで知られる女性3人組みグループ、Glories！！有名なJames Carrの名曲カヴァー"Dark End Of The Street"の名唱他、ノーザンビートをバックに歌う"I Worship You Baby"、スロウの"Don't Dial My Number"、Clarence ReidとJ. Corbittのペンによる"Don't make the good girls go bad"などを収録！Hiサウンドのイメージを持っている方はビックリされるかも知れませんが、若いクラブ・ファンにも十分アピールする、リズム･ナンバーが目白押しです。世界初CD化！


・Buddy Miles 「All The Faces Of Buddy Miles」 （74年作品）
ジャンルはロックになってますが、この作品はレッキとしたソウルアルバムデス！あのJohnny Bristolがプロデュースした70年代の名盤！ジョニブリならではの軽やかな"I'm Just A Kis Away"やグルーヴィーな"Got To Find Ms Right"など、 どちらかというとフリーソウルで語られることが多いアルバムです。LPはそんなにお高くないですが、LP時代にも日本発売されなかったものです。 ギターWah Wah Watson、Ray Parker、ベースJames Jamerson、キーボードJerry Petersが参加！世界初CD化！


・Thelma Jones　「Thelma Jones」 （78年発表）
隠れた名盤として誉高い1枚！Aretha Franklinがカヴァーヒットさせた"The House Jack But It"のオリジナルを歌っているのが彼女。サザンソウルとアーバン･ソウルの間を行くスタイルが特徴で、特に"Salty Tears"はDorothy Mooreの"Misty Blue"のような輝きを持った曲。 Miraclesのカヴァー"I Second That Emotion"も収録。コロムビアのアルバムは70年代的なスケールの大きさで、若いファンにもアピールできる内容！世界初CD化！


・Webster Lewis　「8 for 80's」 (80年作品）
ジャズのピアニストじゃんなんて言わないで。バルティモア出身のWebster LewisはHerbie Hancockの作品などでプレイ。ところが本作はヴォーカリストを迎えた80'sソウルの名盤と言ってもいいような内容で、ヒュージョン・ソウル？ソウル･ジャズ？といった味わいの1枚。 そのHerbie Hancockがプロデュースした"The Love You Give To Me"など絶品！世界初CD化！


・Artistics 「Get My Hands On Some Lovin」 （66年作品）
Marvin Smith、Jesse Bolian、Larry Johnson、Aaron Floydの4人から成る シカゴの名グループで本作はOKehよりリリースされた66年発表の1st。 先にBrunswickレーベル時代のアルバムがビクターからリリースされ好評を呼びました。本作はその上をいく内容で彼らの最高傑作と呼んでいいでしょう！Sam Cookeファンなどは必聴！"I'll Leave It Up To You"、"I'll Come Running"、 "This Heart Of Mine"、"I Need Your Love"、"So Much Love In My Heart"、"Loveland"など収録！！世界初CD化！


・Johnny Robinson 「Memphis High」 （70年作品）
サザンソウルの超名盤として知られ、LPは高値をつけていた本作（以前CD化）ですが、再発にあたりOKeh時代の珍しい作品をボーナス･トラックとして追加収録！改めて買いなおすことをオススメします！ ハイサウンドをバックに、軽快な"Funky Feet"、ルーツのゴスペルを垣間見せる"God Is Love"、バラードの"Don't Take It So Hard"などなど、ジャンプ・ナンバーもスロウも突き抜けたスバラシサ！


・Maxine Brown 「Out Of Sight」 （68年作品）
今年30年ぶりにカムバックしたMaxine Brown！Otis Redding、Chuck Jacksonらと渡り合ったシンガーで60年代アーリーソウルを代表するシンガー。ワンド･レーベル時代には"Oh No Not My Baby"のヒット曲があります。本作は60年代末、デトロイトの名プロデューサー、マイク･テリーによって作られたディープかつノーザン的な作品！このLPはお高いです！世界初CD化！


・Bobby Womack 「Home Is Where The Heart Is」（76年作品 ）
ボビー･ウォーマックの最も手に入りずらいアルバム。コロンビア移籍後初のアルバムで、録音はMuscle Shoals。歌手としてのボビーの実力を思い知らされるディープな内容で、Sam Cooke後継者の姿が浮き彫りにされている。Sam Cookeカヴァー"A Change Is Gonna Come"収録！


・Rosie Gaines　「Caring」 （85年作品）
Princeのキーボーディストとして来日経験があり、モータウン他からのアルバムも多い。ただし一番レアなのはこの1stアルバム！全体的にハッシュっぽいが、アレサを彷彿とさせる"Wake Up"はなかなか。幻となった「No Sweeter Love」の人気曲"Crazy"をボーナストラックに収録したゼイタクな内容。


・Enchantment 「Utopia」 （83年作品）
66年にデトロイトの高校のクラメートが集まり 結成された4人組ソウル･グループ。ウルトラメロウな"Don't Fight the Feeling"、Sam Dees作の名バラード"Love Struck"など、Emanuel Johnsonのテナーヴォイスが堪能できる1枚！あのMichael Stokesプロデュースなだけある傑作です！


■　紙ジャケット・シリーズ
■　ソウル・リイシュー盤注目リリース