ヘンデル：『ラダミスト』1720年初版全曲

2005年9月21日 (水)

『ラダミスト』は、ヘンデルがロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックのために作曲した初のオペラで、その成功が後の『ロデリンダ』や『ジュリアス・シーザー』に繋がったという重要な作品。この録音では改訂販ではなく、録音のチャンスが少ない1720年作曲時の初版スコアによる演奏が聴けることがポイントです。
　当盤は、カーティスのヘンデル・オペラ・シリーズの最新作で、カーティス自身がシリーズ中の最高作と自負する作品。ヘンデルのデュエット・アリア集（5456282)で好評を得たディ・ドナートとチオフィを主役に据えている点にも注目です。

・ヘンデル：歌劇『ラダミスト』初版全曲(3CD)

　ジョイス・ディ・ドナート（S：ラダミスト）
　パトリツィア・チオフィ（S：ポリッセナ）
　マイト・ボーモン（C：ゼノビア）
　ザカリー・ステインズ（T：ティリダーテ）
　ラウラ・チェリツィ（S：ティグラーネ）
　ドミニク・ラベル（S：フラアルテ）
　カルロ・レポーレ（B：ファラスマネ）

　イル・コンプレッソ・バロッコ
　アラン・カーティス（指揮）

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初全曲録音！ヘンデル『ロデリンダ』 1725年に初演されたヘンデルのオペラ『ロデリンダ』。ベートーヴェンの『フィデリオ』を思わせる筋立てと、主役ロデリンダの美しいアリアの数々で知られる同オペラの、初の完全全曲盤です。

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