倖田來未『Black Cherry』特集
2006年12月11日 (月)
倖田來未/Black Cherry 12月20日発売 今作には3種類の仕様がございます。詳細は下記をご覧下さい。 |
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ジャケットタイプ |
(初回限定盤に付属) story:BAR『Cherry Girl』は連日、歌って踊るバーテンのクミ(倖田來未)、ユウ(伊藤裕子)、メグ(MEGUMI)たちの3人を目当ての男性客でハイテンションだ。だが彼女達には『恋のお悩み探偵社 チェリーガール』のメンバーとしての裏の使命があった。悩める女性達からの依頼を受けて捜査をし、時には冷酷な男性たちと戦って問題を解決するのだ... |
倖田來未による各曲解説
「アルバム『secret』から、ジャケットもナチュラルなイメージのものが続いていたり。ここ最近 “くぅちゃん”カラーの作品が多かったと思うんです。なので、今作は“ザ・倖田來未”を全面に打ち出したい、そういう強い思いがあったんですよ」 今回収録されている楽曲のなかで、彼女が一番「倖田來未らしい」と感じているのが、シングル曲『Cherry Girl』だ。 「なかなか日本にはない海外のグルーヴといい、強い女性を描いたリリックといい“これぞ倖田來未の世界観だ”と。シングル曲として制作しているときから“次回のアルバムは、この曲を掲げた1枚にしよう”そう思っていた」 その思いは、アルバムタイトルにもよくあらわれている。 「『Cherry Girl』をタイトルにすることも考えたんだけど。“倖田來未”色を強く打ち出すアルバムのタイトルにしては、ちょっとラブリーすぎるかなと。そこで、セクシーさや妖艶さを彷彿させ“倖田來未”のイメージとも重なる“黒”を頭につけたんです」 勢いのある『Get Up & Move!!』で始まり、ロックな『人魚姫』、彼女の持ち味であるバラード『夢のうた』と続く……ドラマティックに表情を変えていく今作。より幅広い世界を描くようになった彼女の“アーティストとしての成長”もこの1枚にギュっとつまっている。 「『ミルクティー』は、私の初めての作詞作曲作品!! 今までにない新しい挑戦もつまっているので、一曲、一曲に注目して聴いてもらえたら嬉しいです」 |
@INTRODUCTION:「“今から始まるよ!!”的なライブ感溢れるスタートにしたかった。 このイントロで、聴く人のワクワク感を煽ることができたら大成功ですね」 AGet Up & Move!! :「1曲目は、アルバム全体のイメージにつながる重要なポイント。今回は“倖田來未”を表現したいという思いが強かったので。トラック、リリック、ヴォカール……すべてに“勢い”を持つこの曲を選びました。スタートと同時に聴く人を惹きつけたいから。CDショップの視聴機で必ず聴くのも1〜3曲目ですしね(笑)。そこで “おっ!!”とフックになるような構成にすることも心がけてますよ。そこまで計算しているだけに……“視聴機のランダム設定”は避けていただきたいところですね(笑)」
B人魚姫:「デビュー当時から“ひとつのイメージにまとまらず、いろんな倖田來未を発信していきたい”そう心がけてきたので。ファンの方は、みんなそれぞれ“倖田來未はダンスだ”。“倖田來未はバラードだ”……私に対していろんなイメージを持ってくれている。でも、“倖田來未はロックだ”っていうイメージを持っている人はまだ少ないと思うんですよ。 C夢のうた:「今作には、切なさ重視で『夢のうた』を収録しました。 恋愛って、ハッピーなものより悲しいほうが鮮明に記憶に残ってしまうんですよね。風邪をひいて苦しい思いをしているときに“うつるだろ。窓あけろよ”と言われた……そんな苦い思い出ばかりが、いつまでも脳裏に焼きつくみたいな(笑)。また、切ないときこそ、人は音楽に救いを求めるもの。音楽もハッピーな楽曲より切ない楽曲のほうがずっと心に残るんですよね」 D月と太陽:「これは、好きな人を想いながら書いた曲なんですよ。ツーパターン用意して友達にジャッジしてもらったり。違う楽曲の作業中であるにも関わらず“いい歌詞を思いついたから。ちょっと『月と太陽』書き直してもいい?”って中断して書き始めたり(笑)」 「彼が“太陽”なら女の子は“月”。女の子は、好きな人に照らされて初めてキラキラ輝けるんですよね。“彼の笑顔があるから、自分も笑える……だからこそ、彼の笑顔を引き出す存在でいたい”そんな想いがこもっています」 EPuppy:「これは、我が家の愛犬“ラムちゃん”の気持ちになって書いた曲ですね。 ペットを飼っている人なら“そうそう、うちの子こういう感じ”って思ってもらえるんじゃないかな(笑)。甘えてみたり、スネて気を引こうとしたり……恋愛の曲として受け止めてもらえるとも思うから。いろんな視点で楽しんでもらえたら嬉しいですね」 F恋のつぼみ:「(ドラマの中で)村上さんが稲垣さんに向かって、走っていくイメージで書いた曲でもあるので。キッチュなラブコメテイストに仕上がりました。 私にとってのリアルな言葉(関西弁)で描いたリアルな世界。実際、恋愛ってうまくいかないこともたくさんあるのが“リアル”。それでも、頑張ってほしいし、私も頑張りたいっ(笑)。そんな気持ちがつまってますv」 FWON’T BE LONG〜Black Cherry Version〜:「この曲は、私ひとりで歌っているバージョンだけれど。“一緒に歌おうよ”なんて好きな人を誘って盛り上がるにはピッタリな曲だと思うんです。デュエットだとちょっと重いけど、この曲なら気軽に肩を組むこともできる。これからイベントの多い季節、一気に距離を縮めちゃってください!」 GJUICY:「倖田來未の重要な要素“セクシー”が全面にでている楽曲。 “私のジュースを召し上がれ”っていう歌なんで、ぜひ好きな人と一緒にいるときに聴いてもらいたいですねv ムーディーな雰囲気を作りたいときにもオススメです。PVも凝って撮ったので、映像込みで楽しんでもらいたい作品」 HCandle Light:「自分の経験を引き出してリリックを書く」という倖田來未。 「それだけに、歌詞にはその時々の自分がよく出ているんですよね」 この楽曲には、ひとりの女の子として成長した自分の姿が。 「違う女の子を選んだ彼に“幸せになってね”なんて、昔の私だったら絶対に言えなかったと思うんですよ。そんな発想すらなかったと思う(笑)。それが、この曲ではホロホロッとこぼれてきたから。私も大人になったのかもしれないですよね。失恋したときに、ワンワン泣いてもらいたい曲。涙をたくさん流したあとは、きっと笑えるハズだから!!」 ICherry Girl:「トラックは海外から提供されたもの。聴いた瞬間“まさに私好みのカッコよさ!”そう思った。そこに“恋はするけど遊ばれない。どんなじゃじゃ馬も乗りこなす女性”をイメージしたリリックをのせました」 “男前”なイメージ、そして“伝えたいメッセージ”…すべてが“倖田來未”的な1曲 「私は、これからは女性が引っ張っていく時代になると思っているんですよ。この曲には、そんな世の中の女性にエールを送る気持ちと、世の中の男性に“負けないように頑張って!”という気持ちがこもっている。アゲアゲなサウンドなだけに、もちろんカラオケでも盛り上がってもらいたいんだけど。ただ、女性上位なイメージが強いから。私が、昔、久宝瑠璃子さんの『男』を熱唱して引かれたように、メンズの前で本気で歌うとちょっと引かれるかも(笑)。女の子同士で盛り上がるときにオススメですv」 KI’ll be there:「イメージは、オフに旅した海。青い海と青い空……私自身の思い出もたっぷりつまった作品なんです」 実はこれ、今年、一番最初にレコーディングした曲でもあるんだとか。 「この頃は、今の状況はまったく想像もしてなかった!! あれからあっという間のようでもあり、スゴク長かったような気もする……来年はどんな1年になりそうか? 全く予想ができないですね。とりあえず、今は、お正月に家族旅行しようかな、とか。そういうことしか頭に浮かんできませんね(笑)」 L運命:「最初に、映画のシナリオを読ませてもらたんです。読み終わったあとに、お互い愛し合っているのに、近づきいけど近づけない……そんな歌詞の世界がパーッと広がって。一気に書き上げた“泣き”のバラードです」 MWith your smile:「これは、男性の気持ちになって書いている曲なんですよ。車の中で疲れて寝てしまった奥さんを見てダンナさんが微笑んでいる、そんな夏休みの帰りの高速のイメージであったり……今、聴くと“ザ・夏”って感じですよねv」 Nミルクティー:「私にとって、初めての作詞作曲作品!作る前から、頭の中にイメージとなんとなくのリリックがあったので。それを、ピアノの音にあわせていって。いろんなコードでいろんなバージョンを作ってみたんです。それをパズルのように組み立てていった。ブラインドからあたたかい日差しが差し込んでいて、白いシーツのなかでじゃれあう二人……そんなイメージが浮かんでいて。それが、紅茶とミルクがからみあって解けていくミルクティーと重なったんですよね。まあ、そういう私はミルクティーが飲めないんですけど(笑)」 初めての作曲作業は、彼女にあらたな“楽しみ”ももたらした。 「今聴き返すと“もっとコード展開してればよかったな”とか、いろんな反省点も実はあったりして。これをいかして、また新たな作品をどんどん生み出していきたい!!次は、壮大なバラードを作曲してみたいですね」
〜ボーナストラック〜 PGO WAY!!:「映画『クレヨンしんちゃん』のテーマソングなんで。“近くにいすぎて気づかないけど君は宝物だよ”、“子供は未知なる可能性を持った存在だよ”なんて、お母さんに向けてのメッセージも盛り込まれた楽曲」 QWON’T BE LONG〜Red Cherry Version〜:「『Black Cherry Version』はアレンジされているんですけれども『Red Cherry Version』のトラックは原曲のまま。リリックだけは“男目線”の原曲から“女目線”に変えて歌っています」 Text by miwa ishii |
倖田來未、最新情報!
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