ベートーヴェン、メンデルスゾーン

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CD 輸入盤

Violin Concerto: Heifetz(Vn), Munch / Bso

ベートーヴェン、メンデルスゾーン

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
68980
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

収録曲   

  • 01. Allegro Ma Non Troppo
  • 02. Larghetto
  • 03. Rondo, Allegro
  • 04. Allegro Molto Appassionato
  • 05. Andante
  • 06. Allegro Non Troppo - Allegro Molto Vivace

総合評価

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あくまで個人的なことで恐縮だが、我が家の...

投稿日:2021/07/17 (土)

あくまで個人的なことで恐縮だが、我が家の再生システムでリビングステレオシリーズを聴く際は、アンプを十分温めてからなければ、せっかくのSACDの音を味わえない。これはハイフェッツのチャイコフスキーとブラームスのヴァイオリン協奏曲のコメントで記載の通りで、私のシステムでは一連のリビングステレオシリーズ(だけ)は、アンプを温めているかどうかで、聴こえてくる音は大きく違う。十分温めてから聴くと、今から約70年前、ボストンのシンフォニーホールではミュンシュの指揮でこういう音が響いていたんだろうなあと想像を膨らませることができる。

snk さん | 北海道 | 不明

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ピッチを正確に鳴らしてナンボの昨今のヴァイオリン...

投稿日:2013/01/25 (金)

ピッチを正確に鳴らしてナンボの昨今のヴァイオリン界にあっては、ハイフェッツはややするとぶっきら棒に聴こえてしまうかも知れない。まして、ベートーヴェンとメンデルスゾーンというメロディアスな作品ならば、何もそんなに弾き急がなくてもよかろうに、と思ってしまうだろう。個人的には、ベートーヴェンなら中庸を行くシェリングや美音のズスケ、メンデルスゾーンなら甘やかなイーゴリ・オイストラフなどを推す。だが、キリリと冴え渡った音で一気呵成に鳴らす中に、ふとしたニュアンスの妙を聴かせるハイフェッツも、これはこれで充分に評価できる。音質も良好。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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1950年代後半ハイフェッツは四大ヴァイオリ...

投稿日:2010/10/21 (木)

1950年代後半ハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤ベートーヴェンVCは1955年ハイフェッツ54歳の頃の収録の名盤であります。演奏タイムはこの両者の演奏らしく@20’38A8’48B8’22と短めなのですがこの曲の独奏部分とオーケストラ部分が対等な処を結構両者が対となって展開されているのが充分楽しめます。第1楽章スタートの前奏は直截ストレートな感じでテンポはミュンシュの引き締まったリードと共に速め。そして艶やかなヴァイオリンが入ってこのベートーヴェン作品の幸せ感を伝えて行きます。カデンツァは普段聴くものとは異なり独自なものでいろいろな曲想が盛り込まれており聴き物です。第2楽章も艶やか中にも余計なものを削ぎ落として端正な出来上がりとなっております。最終楽章との間のカデンツァも普通はほんのちょっとしたものなのがこの演奏では異なり聴き処です。第3楽章ヴァイオリン、オーケストラとも心地よく進み短めのカデンツァでやはりアクセントをつけます(ハイフェッツ盤のカデンツァはアウアーやヨアヒムのものをマイナーチェンジしたものらしいです)。なお、ハイフェッツのこの協奏曲録音盤としては1940年トスカニーニ/NBC盤(タイム@21’16A8’42B8’30)、1945年ロジンスキー/NYPOライブ盤(タイム@21’23A8’55B8’28)、1956年ミトロプーロス/NYPOライブ盤(タイム@20’51A8’33B8’32)などが本盤演奏の他にありますので聴き比べもしたいですね。更に1959年収録のメンデルスゾーンも超名演で演奏タイムは@10’57A7’06B5’56と出だしなどこの曲の官能性の程度も少なく相変わらずストレートな感じであらためて聴くと1960年代初めまでロシア系代表的ヴァイオリニストたるに相応しく微塵の感傷も交えずの完璧技術をもっての演奏に対してキリッと背筋を真直ぐにした次第です。ベートーヴェンVCと同様他の演奏盤をメモしますと1937年バルビローリ/LPO盤(タイム@11’04A7’28B5’51)、1944年トスカニーニ/NBC盤(タイム@10’33A6’58B6’08)、1949年ビーチャム/RPO盤(タイム@11’03A7’29B5’53)、1954年カンテッリ/NYPO盤(タイム@10’54A7’13B6’12)等単にタイム上では大差はないのですがハイフェッツのこの曲へのアプローチ暦も興味がありますし年季がそれだけ入っているということなんでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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