モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

オペラ名演集〜『フィガロ』E.クライバー指揮、『魔笛』フリッチャイ指揮、『コシ』ベーム指揮、『ドン・ジョヴァンニ』クリップス指揮(10CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
223486
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

モーツァルト:名オペラ集(10CD)

紙ジャケット・スリム・ボックス仕様

・歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』全曲
 フィオルディリージ:リーザ・デラ・カーザ(S)
 ドラベッラ:クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
 グリエルモ:エーリヒ・クンツ(Br)
 フェランド:アントン・デルモータ(T)
 ドン・アルフォンソ:パウル・シェフラー(Bs)
 ウィーン国立歌劇場合唱団

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)
 録音:1955年[ステレオ]

・歌劇『フィガロの結婚』全曲
 フィガロ:チェーザレ・シエピ(Bs)
 アルマヴィーヴァ伯爵:アルフレード・ペル(Br)
 伯爵夫人:リーザ・デラ・カーザ(S)
 スザンナ:ヒルデ・ギューデン(S)
 ケルビーノ:スザンヌ・ダンコ(S)
 マルチェリーナ:ヒルデ・レッスル=マイダン(Ms)
 バルトロ:フェルナンド・コレナ(Bs)
 ドン・バジリオ:マーレイ・ディッキー(T)
 ドン・クルツィオ:フーゴ・マイヤー・ヴェルフィンク(T)
 バルバリーナ:アニー・フェルバーマイヤー(S)
 アントニオ:ハラルト・プレーグルヘフ(Bs)
 少女1:ショウジョスザンヌ・ダンコ(S)
 少女2:アニー・フェルバーマイヤー(S)
 ウィーン国立歌劇場合唱団

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 エーリヒ・クライバー(指揮)
 録音:1955年6月、ウィーン[ステレオ]

・ 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲
 ドン・ジョヴァンニ:チェーザレ・シエピ(Bs)
 騎士長:クルト・ベーメ(Bs)
 ドンナ・アンナ:シュザンヌ・ダンコ(S)
 ドンナ・エルヴィーラ:リーザ・デラ・カーザ(S)
 ドン・オッターヴィオ:アントン・デルモータ(T)
 レポレッロ:フェルナンド・コレナ(Bs)
 ツェルリーナ:ヒルデ・ギューデン(S)
 マゼット:ヴァルター・ベリー(Bs)
 ウィーン国立歌劇場合唱団

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヨーゼフ・クリップス(指揮)
 録音:1955年6月 ウィーン、レドゥーテンザール[ステレオ]

・歌劇『魔笛』全曲
 タミーノ:エルンスト・ヘフリガー(T)
 ザラストロ:ヨーゼフ・グラインドル(Bs)
 夜の女王:リタ・シュトライヒ(S)
 パミーナ:マリア・シュターダー(S)
 パパゲーノ:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
 パパゲーナ:リザ・オットー(S)
 モノスタトス:マルティン・ヴァンティン(T)
 弁者:キム・ボルイ(Bs)、他
 ベルリンRIAS室内合唱団

 ベルリンRIAS交響楽団
 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
 録音:1954年[モノラル]

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Casa, Lisa Della - Cosi Fan Tutte Kv 588 (oper In
  • 02. Ouvertuere
  • 03. La Mia Dorabella, Capace Non E (1. Akt)
  • 04. E La Fede Delle Femmine
  • 05. Una Bella Serenata
  • 06. Ah Guarda Sorella
  • 07. Vorrei Dir, E Cor Non Ho
  • 08. Sento Oddio, Che Questo Piede
  • 09. Bella Vita Militar
  • 10. Di Scrivermi... Ogni Giorno
  • 11. Soave Sia Il Vento
  • 12. Che Vita Maledetta
  • 13. Ah, Scostati... Smanie Implacabili
  • 14. In Uomini, In Soldati Sperare Fedeleta?
  • 15. Che Silenzio!... Poverette!
  • 16. Alla Belle Despinetta
  • 17. Temerari! Sortite... Come Scoglio
  • 18. Non Siate Ritrosi
  • 19. E Voi Ridete
  • 20. Un' Aura Amorosa
  • 21. Ah Che Tutta In Un Momento
  • 22. Si Mora Si, Si Mora
  • 23. Eccovi Il Medico, Signore Belle

ディスク   2

  • 01. Dove Son!
  • 02. Dammi Un Bacio
  • 03. Madame, Trattar L'amore En Bagatelle (2. Akt)
  • 04. Und Donna A Quindici Anni
  • 05. Prendero Quel Brunettino
  • 06. Secondate, Aurette Amiche
  • 07. La Mano A Me Date
  • 08. Il Core Vi Dono
  • 09. Barbara! Perche Fuggi?
  • 10. Ei Parte... Per Pieta, Ben Mio, Perdona
  • 11. Amico, Abbiamo Vinto
  • 12. Donne Mie, La Fata A Tanti
  • 13. Ora Vedo Che Siete Una Donna Di Garbo
  • 14. Fra Gli Amplessi In Pochi Istanti
  • 15. Tutti Accusan Le Donne
  • 16. Fate Presto, Oh Cari Amici
  • 17. Benedetti I Doppo Conjugi
  • 18. Miei Signori, Tutto E Fatto
  • 19. Richiamati Da Regio Contrordine

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総合評価

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モーツアルトの生誕200年を記念してその前...

投稿日:2014/11/06 (木)

モーツアルトの生誕200年を記念してその前年に吹き込まれた四大オペラ集、同時期にベームVPO の「魔笛」があるのに、これだけがベルリン録音というのはやや一貫性が欠けるようにも見えるが(「魔笛」だけドイツ語オペラだからと言うわけじゃないよね)、どれも聞き応えがある。デッカのウィーン録音はごく初期のステレオだが、中音域がめり込み気味なところは古さは感じさせるとしても、十分聞ける音だ(小差だが一番いいのは「ドン・ジョヴァンニ」かな?)。この値段この内容なら文句なしに買いだろう。ウィーンの三部作は指揮者以前にオケの音色と表現が前面に出ている。ハイ上がりのデッカの音もそれに拍車をかけていると思うが、歌の合いの手を弦が奏でるようなところの何とも表情たっぷりでとろけそうなウィーン調。ウィーンなまりでしゃべっているみたいだ(あくまで比喩です。なまり分かっているわけではありませんので念のため)。ウラッハ(ここでも吹いているんでしょうね)とコンツェルトハウスのクラ五重奏のあの甘美さと共通している。今風とは全然違う、ウィーンローカルの懐かしい味だ。フッチャイの棒の「魔笛」と比べても全然違う(それを分からせるためにここだけベルリン録音にしたというのはうがち過ぎか?)。このオケを巧みにさばいているのは老獪なパパ・クライバー。温いとかいわれがちだけど、クリップスもその上に巧く載っている。ベームのみ、あの厳格な指揮が少し背景に引っ込んでいて、棒があまり感じられないのは私だけかしら?  歌手陣も充実している。とくにシェピの二役は傑出していて、ドン・ジョヴァンニは以後をこれを凌ぐ歌唱は出ていない。対するコレナのレポレロも、単なるブッファ役というよりドンの影のようなところがあって、いい。ペルの伯爵はいまいち品がなく陰険に聞こえるのは如何なものか。女性軍も何役かが共通している。ギューデンに駄目出しをしている向きもおられるが、ちょっぴり品のないところがかえってツェルリーナやスザンナには合っていると思う。三役歌っているデラ・カーザではとくにエルヴィーラがいい。伯爵夫人もいいが、フィオリディリージは少し声と表現が引っ込み過ぎと言うか暗い。妹のドラベッラを歌うルートヴィッヒは後年とは随分違う明るい声で姉より積極的な妹にうってつけ。あとダンコのドンナ・アンナもいい。「魔笛」は打って変わってきびきびしたフリッチャイの棒で進められウィーン組の駘蕩ぶりとは随分違う。モノなのがちょっと残念。歌手陣はこれも豪華。フィッシャー=ディースカウはどうしても能天気には聞こえないので、パパゲーノに抵抗があるのは分かるがやっぱりうまい。ヘフリガーも福音書家みたいじゃなくて若々しい。女性軍ではシュトライヒもいいが(でもグロヴェローヴァよりずっとというのは首を傾げる)、むしろシュターダーのパミーナがいい。あとモノスタトス役のヴァンタンは知らない名前だが、この愛すべき(?)役をうまく歌っている。いずれも十分推薦に価する。この値段はほんとに格安。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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 今でもよく聴くのは魔笛。フリッチャイ指...

投稿日:2011/11/07 (月)

 今でもよく聴くのは魔笛。フリッチャイ指揮のCDのレビューにも書いたが、ディースカウのパパゲーノはペケ。オペラ終幕近くで、パパゲーノとの二重唱があるが、そこでかろうじて救われている。リーザ・オットーの功績大。リタ・シュトライヒの夜の女王も最高。一時期話題になったグルベローバなんて問題にならない。この人の夜の女王を聴かずして魔笛は語れないと思う。→  他の三作はVPOを聴くべき。コジは別にしてスーブレットで出ているギューデンがすべてをぶち壊している。スーブレットのなんたるかが分かっていない。もともと声がスーブレットに合わないオバンくさい声だし、発声が悪い。クリスタルで硬質な声が出てこない。なんで50年代にウィーンで人気があり、DECCAが録音セッションで多用したのかが分からない。美人は間違いなく美人で、その当時のプロデューサーがその色香に迷ったとしか思えない起用である。バラの騎士のゾフィーなどはモーツァルトよりもっとひどい。クナが黙って棒を振っていたなと思うほどのひどさである。コジでデスピーナを歌っていたエミー・ローゼをそのまま他の二作でも使っていたら、その価値はうんと上がっただろうに。→  ギューデンのことをくさしたが、他の歌手に聴くべきところはある。レポレロのフェルナンド・コレナ。ブッファバリトンの手本のような歌唱。ドン・ジョバンニのチェザーレ・シェピ。映画で見た颯爽として粋な騎士姿が、その歌唱から髣髴する。フィオルディリージやロジーナを歌うリーザ・デラ・カーザ。同時期のカラヤン指揮によるシュワルツコプフの方が歌唱として優れているのかもしれないが、セッション録音にもかかわらず劇場的雰囲気の横溢しているのはデラ・カーザだと思う。シュワルツコップフは完璧に過ぎて、ロジーナなどそう何度も聴こうとは思わない。ただしこの人の歌うオペレッタは別物で、完璧の上に余裕があって、愛聴している。アッカーマンの指揮が優れていることがそのベースにある。そしてエーリッヒ・クンツにエミー・ローゼ。クンツは今のバリトン歌手から比較すると声量にやや難があるが、そのエレガントな歌いまわしは今の歌手にはまねのできないところがある。エミー・ローゼのかわいらしい歌いぶりは、ギューデンなんか問題にならない。発声も明瞭。dictionも言うことなし。→  数十年前にこの4作を揃えようとしたら万とつくお金が必要であった。リマスタリングにいろいろ問題もあろうが、お小遣いで買える値段であるのは、なんと幸せなことだろう。そのことも勘案すると一聴の価値はある。

タイガー哲 さん | 東京都 | 不明

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これまでボックスCDセットは買って満足し...

投稿日:2011/07/17 (日)

これまでボックスCDセットは買って満足し、全く聴かなくなってしまうことがあったのでもう手を出さないぞと決めていました。 ですがモーツァルトのオペラをまとめて定評のある演奏を聴くことができ、価格も手ごろだったので購入しました。 これまでどの演奏も聴いたことがありません。 演奏について。 コシというとベーム&フィルハーモニーの演奏が人気がありますが、私はこのボックスに収められたベーム&ウィーン盤のほうがずっと楽しめました。これは大きな発見です。タイプは違いますがクレンペラー盤と並び好きな演奏がまた増えました。 音について。 このCDの音はアナログのよさがなくなってしまい、音が良くないというレビューがあり、購入をためらっている人へ。 どの演奏もノイズが入ったり、聞き取りにくい箇所があったりしません。 私は前にも書きましたがレコードでもこの演奏を聴いたことがないのですが、レコードとCDの比較しなければ十分楽しんで聴くことができると思います。 ですのでこれから購入を考えている人は安心して購入してください。 ちなにみこのボックスCDセットはプラケースではなく、紙ケースに入っているのでとてもコンパクトです。

黒い帳面 さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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