DVD

カール・ベーム&ウィーン・フィル(1975年日本公演)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NSDS9483
組み枚数
:
2
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤
追加情報
:
リハーサル J.シュトラウス:ワルツ『美しく青きドナウ』
リハーサル ベートーヴェン:交響曲第4番〜第1・第2楽章
インタビュー:カール・ベーム
ニュース映像(音声なし)

商品説明

カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1975年日本公演

ベーム&ウィーン・フィルがコンビで初めて来日した1975年の公演を収めた貴重な映像ソフト。3月16日(公演初日)のベートーヴェン第7番、17日のブラームス第1番、19日の『未完成』とそれぞれのアンコール曲など、盛り沢山のDVD2枚組です。
 演奏は、いずれも語り草となっている伝説的な名演揃い。以前に音声のみがCD化されたこともありましたが、こうして映像とともに接すると、その魅力はさらに倍増、気迫のこもった精力的な指揮ぶりや、軽く飛び上がるようにして指揮台に上るベームの姿、亡くなった名コンマス、ヘッツェルとまだ若々しいキュッヒルが第1ヴァイオリンの最前列に並んでいる様子などが確認できるのは映像ならではのことです。
 音声はステレオ、映像はカラーです。
 特典映像も豊富。当時の国立音楽大学学長、有馬大五郎氏を聞き手とするインタビューは、ベームの幼い頃の写真や自宅でのプライヴェートな写真を交え、その経歴を簡単にまとめた、おそらく当時の特別番組(約36分)を収録。夫人を傍らに上機嫌でインタビューに応えるベームの健啖家ぶりが印象的です。41分に及ぶリハーサル風景(字幕付き)も大変貴重です。

・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92[38:41]
 第1楽章 [13:02]
 第2楽章 [09:39]
 第3楽章 [08:32]
 第4楽章 [07:28]

・J.シュトラウス:ワルツ『美しく青きドナウ』 [09:16]

−1975年3月16日NHKホール(渋谷)−

・ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68 [45:39]
 第1楽章 [13:55]
 第2楽章 [10:21]
 第3楽章 [04:32]
 第4楽章 [16:51]

・J.シュトラウス:ワルツ『美しく青きドナウ』 [09:21]

−1975年3月17日NHKホール(渋谷)−

・シューベルト交響曲第7番ロ短調D.759『未完成』[24:58]
 第1楽章 [12:47]
 第2楽章 [12:11]

・ワーグナー楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』前奏曲 [09:53]

−1975年3月19日NHKホール(渋谷)−

<特典>
インタビュー:[36:38]
カール・ベーム夫妻(聞き手:有馬大五郎)

リハーサル[字幕付き][36:38]
・J.シュトラウス:ワルツ『美しく青きドナウ』
・ベートーヴェン:交響曲第4番〜第1・第2楽章

◎解説: Karlheinz Bohm/吉井亜彦(音楽評論家)

収録時間:240分(本編160分+特典80分)
画面:カラー、スタンダード(4:3)
音声:リニアPCMステレオ(本編)、モノラル(特典)

内容詳細

NHKのアーカイヴに残されていた映像をDVD化。すでにCDでは発売されているが、圧倒的名演といわれるブラームスなど、ベームとVPOとの気迫に満ちた演奏が映像を通して伝わってくる。リハーサル映像も収録。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. ベートーヴェン:交響曲第7番<br>1975年3月16日NHKホール
  • 02. J.シュトラウス:美しく青きドナウ<br>1975年3月16日NHKホール
  • 03. ブラームス:交響曲第1番<br>1975年3月17日NHKホール
  • 04. J.シュトラウス:美しく青きドナウ<br>1975年3月17日NHKホール

ディスク   2

  • 01. シューベルト交響曲第7番『未完成』<br>1975年3月18日NHKホール
  • 02. ・ワーグナー『マイスタージンガー』前奏曲<br>1975年3月18日NHKホール

総合評価

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4.5

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 あれはわたしにとっても「夢のような」演...

投稿日:2011/05/28 (土)

 あれはわたしにとっても「夢のような」演奏会だった。ヴィーン・フィルがいるところに「本当に」ベームが姿を現したのだ。  聴いたのは初日でベートーヴェンの4番と7番,それと《青きドナウ》。レコードで聴いていたようにシャキッとしてはいなかったが聴き進むうちに体の芯から熱が湧いてくるような演奏で,FM放送から録ったテープ,LP,そしてCDと繰り返し聴いてもこの印象は変わらない。  映像は見たいようなそれほどでもないような。77年の再訪の時は相当近くで見ていてあの好々爺然とした姿は眼の奥に残っているしなあ。  ささやかながら,痛恨事一つ。「君が代」をやる時に起立してしまったことだ。周りの空気に押されたとは言え自分の信条を守る気概がなかった。後にショルティが来た時は「星条旗」の時だけにしたがやってみれば別にどうということもなかった。  ついでに。この時はムーティも同行していてそれも聴いたのだが,本編はどれも退屈させられた。ところがアンコールで「運命の力」を始めたとたんNHKホールの空気が一変し,わたしの背中では電気が走った。こんなこともあると知った。これもまた懐かしい。  

たーさん さん | 神奈川県 | 不明

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ヒゲおじさんの「オーケストラがやってきた...

投稿日:2010/03/06 (土)

ヒゲおじさんの「オーケストラがやってきた」と共に小学高学年だった私にクラッシックに興味をもたせてくれた原点となる演奏です。青きドナウのメロディがそんなに時間が経ったのかと哀切を感じさせます。。30年以上いささかもブレることなくベームの演奏を愛聴してますが、その間の評論家の評価に惑わされることなく、その思いを大事に秘めている方々とその感激を共有できることほどうれしいことはありません。テープの透明部分を回し解説者の曲の紹介が終わって即座に右手のV字でボンと。あのころは音楽に集中してたなあ。

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4晩にわたる演奏のなかで、どうやらオリジ...

投稿日:2010/02/13 (土)

4晩にわたる演奏のなかで、どうやらオリジナルの録画が残っているのは、ブラームスだけのようですね。ということは、他はすべてテープ消去・再利用されてしまったのでしょう。名画を火に投ずるがごとき行為ですが、当時の情況では止むを得なかったと諦めるよりありません。 その中で、ブラームスを撮ったテープだけが、どのように「死守」されたか、想像するよりありませんが、あるいは表に出せない方法だったのかもしれません。その方(がた)がどなたか、今でもご健在かどうかも分かりませんが、心より御礼申し上げたいです。35年前、NHKホールに座っていた18歳の自分の耳と心のすべてを共鳴させた音と映像が、こうして蘇るのですから。

bratwurst さん | GERMANY | 不明

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