CD 輸入盤

ヴァイオリン協奏曲、他 ブラッハー、アバド&マーラー室内管

ベルク(1885-1935)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4763069
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

イタリアDGの野心作!
ブラッハーとアバド&マーラー室内管の競演!

非常にめずらしいことですが、イタリアのドイツ・グラモフォンから新録音が登場します。しかも、ベルリン・フィルのコンサート・マスターとして知られたコーリャ・ブラッハーのソロ、クラウディオ・アバドの指揮するマーラー室内管弦楽団の競演という豪華な組み合わせです。
 ブラッハー、アバド、マーラー室内管と来ると連想されるのが、例の“ルツェルン祝祭管弦楽団”でしょう。アバドがその人脈を生かしてつくりあげたこのドリーム・オーケストラのコンサートマスターがブラッハーであり、その中核を担うのがマーラー室内管なのです。結成は2003年夏でしたから、このイタリアのフェラーラでの公演はそのすぐ後の演奏ということになります。

 曲目はアルバン・ベルクがアルマ・マーラーの娘、マノンの死を悼んで作曲した「ある天使の思い出に」という副題を持つヴァイオリン協奏曲と、ストラヴィンスキーの快活なヴァイオリン協奏曲の2曲。
 高名な作曲家、ボリス・ブラッハーの息子として1963年にベルリンに誕生したコーリャ・ブラッハーは最初、生地でヴァイオリンを学びますが、15歳のときにジュリアード音楽院に留学、ドロシー・ディレイに師事し、さらにザルツブルクでは、シャンドール・ヴェーグのもとで研鑚を積みます。
 1987年のジュネーヴ国際コンクール、ヴァイオリン部門では1位なしの第2位に入賞。ソリストとして演奏活動をおこなったのち、1993年にベルリン・フィルハーモニーの第1コンサート・マスターに就任します。しかし、1999年10月には、ハンブルク音楽大学教授の就任要請を受諾したことからベルリン・フィルを退団。以後、教授としてソリストとして、室内楽プレーヤーとして世界的に活躍中。
 ちなみに使用楽器は、1730年製のストラディヴァリウス“トリトン”で、そのグァルネリ・デル・ジェスにも似た陰影豊かな響きがお気に入りとか。このアルバムに収録されたベルクの作品には、まさにぴったりの響きです。

・ベルク:ヴァイオリン協奏曲
・ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

 ヴァイオリン:コーリャ・ブラッハー
 マーラー室内管弦楽団
 指揮:クラウディオ・アバド

 録音:2003年10月9日、フェラーラ、テアトロ・コムナーレ(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Violin Concerto
  • 02. Berg, Alban - 1. Andante - Allegretto (original Ve
  • 03. Berg, Alban - 2. Allegro, Ma Sempre Rubato, Frei W
  • 04. Concerto En Re For Violin & Orchestra
  • 05. Strawinsky, Igor - 1. Toccata (original Version)
  • 06. Strawinsky, Igor - 2. Aria I (original Version)
  • 07. Strawinsky, Igor - 3. Aria Ii (original Version)
  • 08. Strawinsky, Igor - 4. Capriccio (original Version)

ユーザーレビュー

総合評価

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磨き上げた音とか、一部の音に違和感があっ...

投稿日:2006/07/08 (土)

磨き上げた音とか、一部の音に違和感があって記憶に残るといったことのない、自然で美しい演奏です。抽象的な悲しみ、怒りといった表現の上を行く、静の音楽です。ブラッハーも素晴らしいですが、伴奏もそれに劣らず、素敵です。

4℃屋 さん | 大阪 | 不明

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両曲ともブラッハーのソロが素晴らしい。ア...

投稿日:2006/04/15 (土)

両曲ともブラッハーのソロが素晴らしい。アバドの伴奏は、ベルクではソツのない普通のコンチェルトの伴奏で期待はずれ。この曲ではもっと凄絶な表現が欲しかったのに。その代わりストラヴィンスキーは私の知る限り最高の演奏かな。

Muti さん | 東京 | 不明

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人物・団体紹介

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ベルク(1885-1935)

“アルバン・マリア・ヨハネス・ベルク[1885-1935]は、新ウィーン楽派の一員として、シェーンベルク、ヴェーベルンと共に活躍したオーストリアの作曲家。師のシェーンベルクのもと、ヴェーベルンが未来を志向したと言われるのに対し、ベルクは過去と密接に繋がって、無調や十二音の作品でさえ後期ロマン派的で濃密な気配を感じさせたのがポイント。 裕福な商人の家庭に生まれたベルクは、最初、文学や演劇に関心を持っ

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