ストコフスキー＆フィラデルフィア管弦楽団　初ＣＤ化、ＳＰ録音集（４ＣＤ）

ストコフスキー＆フィラデルフィア管弦楽団
初ＣＤ化、ＳＰ録音集（４ＣＤ）

ミュージック＆アーツ・レーベルからストコフスキー＆フィラデルフィア管のレアなＳＰ録音を集めたセットが登場しました。
　復刻エンジニアは、ＳＰ復刻の大御所、マーク・オバート＝ソーンで、利用可能なＳＰ盤の中からなるべく状態の良いものをセレクトして作業をおこなったとのこと。これまでに実績のある彼の仕事だけに、資料的にも音質的にも最良の可能性が追求されていると見て間違いないでしょう。中にはロジンスキーのピアノと共にストコフスキーがフランクの交響曲について語るなどというものまであり、そのマニアックな姿勢はさすがオバート＝ソーンといったところです。

【収録情報】
CD 1
・ヴィヴァルディ：合奏協奏曲第11番ニ長調 Op.3-11(1934)
・パレストリーナ：『主キリストを讃えよ』(1934)
・フレスコバルディ：ガリアルダ(1934)
・リュリ：『愛の勝利』〜「夜曲」(1930)
・リュリ：『アルセスト』〜「前奏曲」(1930)
・リュリ：『テーゼ』〜「行進曲」(1930)
・バード：『ソーリスベリー伯爵のパヴァーヌとガイヤルド』(1937)
・ヘンデル：シャンドス・アンセム第2番 HWV.247〜序曲ニ短調(1935)
・ヘンデル：『メサイア』〜パストラル・シンフォニー(1930)
・ヘンデル：『水上の音楽』組曲(1934)

CD2
・バッハ：トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(1934)
・バッハ：コラール前奏曲『イエスよ、私は主の名を呼ぶ』 BWV.639(1939)
・バッハ：『ヨハネ受難曲』〜第56曲「ことは終わった」(1934)
・バッハ：カンタータ第80番『神は我が堅き砦』〜コラール(1933)
・バッハ：パッサカリア ハ短調 BWV.582(1929)
・ボッケリーニ：弦楽五重奏曲ホ長調〜メヌエット(1929)
・ハイドン：弦楽四重奏曲『セレナーデ』〜アンダンテ・カンタービレ(1929)
・ベートーヴェン：交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』(1931)

CD3
・「フランクの交響曲の主題のアウトライン」(1927)
　語り：ストコフスキー（2:56）
　ピアノ：アルトゥール・ロジンスキ
・フランク：交響曲ニ短調(1927)
・ドビュッシー：『夜想曲』〜「雲」(1929)
・ドビュッシー：『夜想曲』〜「祭り」(1927)
・ドビュッシー：『月の光』」(1937)
・ドビュッシー：牧神の午後への前奏曲(1940)

CD4
・ヴェーバー：『舞踏への勧誘』 Op.65(ベルリオーズ編曲版)(1937)
・ブラームス：交響曲第4番ホ短調 Op.98(1931)
・ブラームス：ハンガリー舞曲第1番(1934)
・J.シュトラウス：『美しく青きドナウ』(1939)
・J.シュトラウス：『ウィーンの森の物語』(1939)
・R.シュトラウス：『サロメ』〜「７つのヴェールの踊り」(1929)
・スーザ：『エル・カピタン』(1929)
・スーザ：『星条旗よ永遠なれ』(1929)

フィラデルフィア管弦楽団
レオポルド・ストコフスキー(指揮)