CD

フルネ&東京都交響楽団/コロムビア録音集成(4CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCQ84074
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


ジャン・フルネ&都響セット(4CD)

惜しくも勇退する名匠フルネが都響と残した薫り高いフランス作品の全てを4枚組で発売!
現役最長老が2005年をもって引退、記念の廉価BOX          
今年92歳という現役最長老で、東京都交響楽団名誉指揮者のジャン・フルネが、2005年12月の同楽団定期公演会を最後に指揮活動に終止符を打ちます。       フルネは1913年フランスのルーアンに生まれ、パリ音楽院で学んだ後、欧州の著名オーケストラで音楽監督などを歴任。フランスが生んだ最後の巨匠といわれ、楽界の尊敬を集めてきました。ドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』日本初演者であり、東京都交響楽団の名誉指揮者として、都響や日本フィル、大阪フィル、群馬交響楽団といった日本のオーケストラに毎年のように客演していた、まさにフランスの音楽大使ともいうべき存在です。
 16歳の時、劇場のオーケストラのフルーティストとして音楽的なキャリアをスタート。最初に、コンセルバトワールに入学、フルートや指揮を学んで首席で卒業。同じ16歳の時、父親に代わって一度、オーケストラの指揮を経験、19歳の時プロのオーケストラの指揮をはじめ、こんにちまで70数年の指揮者生活を送ってきました。
 日本との縁は、大指揮者アンゲルブレシュトが病気で来日をキャンセルした際、アンゲルブレシュト自らの推薦で代役として来日したのが最初。外国人指揮者としては異例なほど、多くの日本のオーケストラの指揮台に立っており、名誉指揮者である都響、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団に加えて、九州交響楽団、群馬交響楽団といった地方のオーケストラ、また桐朋学園大学などの学生オケまで、数えると16のオーケストラを振っています。
 フランス物の造詣の深さでは特別に定評が高く、物静かで端正な音作り、気品が漂うほどの優美さ、包容力のある指揮は、温かな音楽をオーケストラから紡ぎ出すと評判です。 コロムビアには、東京都交響楽団を指揮したフランス管弦楽作品の録音がLP5枚分あり、フルネの気力が最も充実していた80年代の記録として高い評価を得てきました。それだけに今回、CD4枚の記念BOXとして再編成してのリリースは非常にうれしいところです。
 
CD-1:
・ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14a
 録音:1983年5月19日〜21日、狭山市民会館

・サン=サーンス:交響詩『死の舞踏』
 録音:1987年9月24日〜25日、国立音楽大学講堂

CD-2:
・フランク:交響曲ニ短調
 録音:1985年11月25日〜26日、狭山市民会館

・サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 op.78『オルガン』
 録音:1987年9月24日〜25日、国立音楽大学講堂

CD-3:
ビゼー:
・『アルルの女』 組曲第1番、第2番
・小組曲『子供の遊び』
 録音:1982年4月23日〜25日、狭山市民会館

CD-4:
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
・ラヴェル:『ラ・ヴァルス』
・シャブリエ:狂詩曲『スペイン』
・イベール:交響組曲『寄港地』
 録音:1980年9月22日〜24日、荒川区民会館ホール

 東京都交響楽団
 ジャン・フルネ(指揮)

 すべてデジタル(PCM)録音

内容詳細

都響の定期招聘指揮者に就任していた頃の、気力体力が充実していた時期の録音。コロムビアに遺されたフランス作品のLP5枚分をまとめたもので、いずれもかけがえのない、貴重なフルネの遺産である。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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4枚組みでこの値段は安いが、このセットの...

投稿日:2006/04/26 (水)

4枚組みでこの値段は安いが、このセットの白眉は幻想。芝居がかったところは皆無なのに、雰囲気があり、純粋に幻想の音楽美に浸れる。 1983年の都響もスタジオ録音なので技術的にも遺漏なし。サンサーンスやフランクも綺麗ではあるが、やや推進力に欠け、欲求不満が残る。しかし、この幻想は素晴らしく、是非廉価で単売されるべきだ。以前輸入盤のrepartoireシリーズででていた。

七海耀 さん | さいたま市 | 不明

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