SACD

交響曲第6番『悲劇的』 大植英次&大阪フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9253
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド

商品説明

大植英次&大阪フィル/マーラー6番

2005年夏、新演出上演の『トリスタンとイゾルデ』で、日本人指揮者として初めてバイロイト音楽祭に登場した大植英次は、いま世界的にも大きな期待と注目集めている指揮者のひとりです。
 その大植が2003年以来音楽監督の地位にある大阪フィルハーモニー交響楽団とのライヴ・レコーディングがついに登場、しかもマーラー6番、ショスタコーヴィチ7番、ブルックナー8番という大曲ばかりのラインナップはまさに壮観、かの朝比奈隆の後継ぎということで大きな反響をよんだこのコンビの実力を垣間見る絶好の3タイトルといえるでしょう。
 朝比奈隆の十八番中の十八番だったブル8はとりわけ気になるところですが、2年ぶりに再開された大フィル東京定期で大成功をおさめたという、サントリーホール・ライヴのマラ6ライヴも大注目です。
 通常のCDプレーヤーでも再生可能なSACDハイブリッドでのリリース。

・マーラー:交響曲第6番『悲劇的』

  大阪フィルハーモニー交響楽団
 大植英次(指揮)

 録音:2005年3月20日 東京、サントリーホール
 SACDハイブリッド盤

 ショスタコーヴィチ7番ブルックナー8番も同時発売。

内容詳細

2005年夏にはバイロイト音楽祭登場という快挙を果たした大植による東京定期公演のライヴ。第6番のもつ壮大な構成をダイナミックにまとめ上げる求心力とパワフルな表現力は壮観。とりわけ終楽章は木目細やかな表現と泰然自若としたスタンスを感じさせ圧巻。(弘)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
13
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
大植さんと大フィルとの録音では紛れもなく...

投稿日:2013/12/23 (月)

大植さんと大フィルとの録音では紛れもなく本盤が最高傑作と思っている。オーケストラも奮闘している。金管が弱いと批評されるが実際にライブ録音では致し方ないと思う。むしろ日本のオーケストラでライブでこれだけの内容の演奏を残せたことは称賛されよう。どの楽章も大植さんの熱情が感じられ素晴らしい演奏だ。

セリオーソ さん | 兵庫県 | 不明

1
★
★
★
★
☆
最近の大植英次のマーラー演奏はともかく、...

投稿日:2011/05/05 (木)

最近の大植英次のマーラー演奏はともかく、第6番の演奏は大変魅力的である。他の方のレビューの賛否の差には驚くばかりだが、そこも大植らしいのではないだろうか?金管がならないという指摘も、金管を抑制し全体のバランスを重視しているのではと思われる。演奏のみを聴くときと実演にふれるときの印象の差があるのも大植のおもしろいところ。情熱的に振る割に、コンパクトにまとめられている。マーラーはとにかくデュナーミクの指示が多い。それだけ全体のサウンドのバランスを意識していたのであろう。世阿弥を引き合いに出された方もあったが、この演奏には当てはまらない。むしろ日本人独特の絶妙なバランス感覚による成功例と思える。演奏技能と音楽解釈とどちらも大事だ。演奏技能至上主義者が多い風潮があるが、極論では真の感動は生み出せない。大植の魅力は、そのバランス感覚の面白さにおいて際立っていると感じている。この演奏も特に不自然なところはなく、曲の魅力を感じさせてくれる好演だと思う。

棒流徒狂 さん | 兵庫県 | 不明

3
★
★
★
★
★
これも大変立派な演奏。大植さん、見事な成...

投稿日:2010/06/28 (月)

これも大変立派な演奏。大植さん、見事な成果です。やっぱり何より言っておくべきは、大阪フィルの大健闘!細部に不十分さはありますけれど、でもライヴだし、ましてこの曲だし(!)、そこは強いてとがめるほどでもないでしょう。大植さんのアプローチは、バーンスタイン&ウィーンフィルのディスクに似てますね。テンポ設定や「荒らし方」などはよく似ています。でもバーンスタインほどには挑戦的ではなく、常識的な線でとどまっています。落ち着いたテンポのおかげでスケルツォもアンダンテも固有の意味をしっかりと主張し、全体を通してこの大交響曲の偉容が堪能できます。そしてこのディスク、録音もまたよし!マーラーに必要な全体の量感がしっかりととらえられていて、打撃力十分。すべての方がよい仕事をなされました。マーラーの交響曲第6番の数あるディスク(数えてみたら家には80種以上あった)の中でも相当上位にランクする、すばらしいディスクです。推薦します。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

3

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

プロフィール詳細へ

マーラー(1860-1911)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品