ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

チェロ・ソナタ全集、変奏曲集 ミクローシュ・ペレーニ、アンドラーシュ・シフ(2CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4724012
組み枚数
:
2
レーベル
:
Ecm
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集に決定盤登場!
ペレーニ&アンドラーシュ・シフによるパーフェクトな名演!

多くのチェロ奏者、ファンが敬愛する偉大なチェリスト、ミクローシュ・ペレーニは、わずか15歳の時にブダペストで開催されたパブロ・カザルス国際コンクールに入賞して、当時80歳だった巨匠カザルスの目にとまり、国際的な音楽家としてのキャリアをスタートさせた経歴の持ち主。
 その音色はこれ以上は考えられないほどの美しさを誇ります。それに加え楽曲を完全にコントロールする完璧な技術、穏やかに全てを語る表現力、現代的な鋭いセンスなどを完璧に備えた正に真の巨匠と言える数少ないチェロ奏者です。

 これまでHUNGAROTONレーベルにコダーイのチェロ作品全集などの名演を残してきたペレーニが、今回はアンドラーシュ・シフと共にECMにレコーディング!
 デジュー・ラーンキと共演した1979年盤以来、23年ぶりの録音となるベートーヴェンは、旧録音を確実に上回る、同曲の決定的名演とすら言いたくなる素晴らしいもの。

 ECMの透明度の高い録音が、信じられないほど繊細な高音から、芳醇で一切濁らない低音まで「ペレーニの音」を余すところなく捉えています。
 ペレーニの素晴らしさに触発されたのか、シフも白熱の名演!スタジオ録音でここまで熱いシフを聴けることは滅多にありません。

 ソナタ第1番の3分弱のイントロに続くアレグロ楽章がまず圧巻で、聴き手を確実に引きずり込むこと必至。また、名曲第3番も終始鳥肌モノです。第2楽章スケルツォでのボウイングは、恐らくプロが聴いても「神業」でしょう。チェロ・ソナタと共に併録された変奏曲がこれまた素晴らしく、‘表彰式’のメロディでお馴染みのヘンデル:「ユダス・マカベウス」など、旋律を歌わせる職人ペレーニの才能が十全に発揮されています。
 近年全曲録音の少なかったベートーヴェンのチェロ作品に、久々の本命盤の登場です。

DISC1
・チェロ・ソナタ 第1番 ヘ長調 作品5-1
・「ユダス・マカベウス」の主題による変奏曲 ト長調 WoO.45
・チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 作品5-2
・チェロ・ソナタ ヘ長調 作品17(原曲:ホルン・ソナタ)

DISC2
・「魔笛」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 作品66
・チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 作品69
・「魔笛」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46
・チェロ・ソナタ 第4番 ハ長調 作品102-1
・チェロ・ソナタ 第5番 ニ長調 作品102-2

ミクローシュ・ペレーニ(Vc)、アンドラーシュ・シフ(P)

録音:2001年12月、2002年8月、ノイマルクト


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収録曲   

ディスク   1

  • 01. Sonata for Cello and Piano no 1 in F major, Op. 5 no 1
  • 02. Sonata for Cello and Piano no 1 in F major, Op. 5 no 1
  • 03. Sonata for Cello and Piano no 1 in F major, Op. 5 no 1
  • 04. Variations (12) for Cello and Piano in G major on a theme by Handel, WoO 45
  • 05. Sonata for Cello and Piano no 2 in G minor, Op. 5 no 2
  • 06. Sonata for Cello and Piano no 2 in G minor, Op. 5 no 2
  • 07. Sonata for Cello and Piano no 2 in G minor, Op. 5 no 2
  • 08. Sonata for Horn and Piano in F major, Op. 17
  • 09. Sonata for Horn and Piano in F major, Op. 17
  • 10. Sonata for Horn and Piano in F major, Op. 17

ディスク   2

  • 01. Variations (12) for Cello and Piano in F major on "Ein Madchen oder Weibchen", Op. 66
  • 02. Sonata for Cello and Piano no 3 in A major, Op. 69
  • 03. Sonata for Cello and Piano no 3 in A major, Op. 69
  • 04. Sonata for Cello and Piano no 3 in A major, Op. 69
  • 05. Sonata for Cello and Piano no 3 in A major, Op. 69
  • 06. Variations (7) for Cello and Piano on Mozart's "Bei Mannern", WoO 46
  • 07. Sonata for Cello and Piano no 4 in C major, Op. 102 no 1
  • 08. Sonata for Cello and Piano no 4 in C major, Op. 102 no 1
  • 09. Sonata for Cello and Piano no 4 in C major, Op. 102 no 1
  • 10. Sonata for Cello and Piano no 4 in C major, Op. 102 no 1
  • 11. Sonata for Cello and Piano no 5 in D major, Op. 102 no 2
  • 12. Sonata for Cello and Piano no 5 in D major, Op. 102 no 2
  • 13. Sonata for Cello and Piano no 5 in D major, Op. 102 no 2

総合評価

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ベートーヴェンのチェロソナタは、ベートー...

投稿日:2021/03/07 (日)

ベートーヴェンのチェロソナタは、ベートーヴェンの中では比較的マイナーかもしれませんが、第3番は中期の傑作ですし、4番5番は、幻想曲風な曲調で、ベートーヴェンとは思えないロマンティックな作風が好きですね。チェロとピアノが揃った好みの演奏に、なかなか出会えないのですが、チェロに関しては、このペレーニさんの演奏は素晴らしいと思います。深い音色と、雄渾な弓さばきが、ベートーヴェンにふさわしく、引き込まれます。シフのピアノは、音色が好きになれないのと、伴奏に徹してしまっているところが、個人的には残念です。

乱筆不治 さん | 東京都 | 不明

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ペレーニとシフのこれ以上ないくらいに雄弁...

投稿日:2013/02/09 (土)

ペレーニとシフのこれ以上ないくらいに雄弁なベートーヴェン。第3番以降が素晴らしいのはもちろんだが、初期のソナタも彼らにかかるとこんなに大きな拡がりを持つのかと感動。チェロが朗々と旋律を謳いあげ、ピアノが厚みを加えていく。重々しい雰囲気や重厚な印象はあまり感じないのでそういった雰囲気をほしい方には物足りないく思えるかもしれない。しかし、それを補って余りある内容に仕上がっていると思う。非常に室内楽的な親しみを持ちながら雄大なベートーヴェンの世界を表現できていると感じた。  今後の希望として、このコンビでのシューベルトやブラームス、シューマンの二重奏や(塩川悠子も加えた)三重奏を、またペレーニによるバッハ・無伴奏が全曲ECMから出てくれれば、と願うばかりである。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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それぞれの曲想を見事に描き分けるペレーニ...

投稿日:2006/04/06 (木)

それぞれの曲想を見事に描き分けるペレーニの表現力には脱帽です。音色、フレージング、アーティキュレーション、どれをとっても絶品。 シフは、いつもながら硬質なピアノで、もう少し音色や響きに変化があるといいですが、アンサンブルとしては上出来です。

Angelico さん | 東京 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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