ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ全集 マリア・グリンベルク(9CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDVE94001
組み枚数
:
9
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD

商品説明

マリア・グリンベルクのベートーヴェン全集!
ロシアン・ピアニズム息づく名演奏!

ショスタコーヴィチやリスト、シューベルトなどの名演でも知られるロシアの名女流、マリア・グリンベルクは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音をロシアで最初におこなったピアニストでもありました。
 彼女は、1908年9月6日、オデッサに誕生。1925年、モスクワ音楽院に入学し、ブルメンフェリトとイグムノフに師事。その後、1930年代にはユダヤ系であることから迫害され、夫の詩人スタニスラフ・スタンデは逮捕され獄死してしまいます。
 圧政者スターリンの死後、雪どけと共に演奏活動が可能となりますが、国外での演奏が実現するには1960年代の到来を待たなければなりませんでした。それからの彼女は、ハンガリー、ドイツ、オランダなどに演奏旅行を行ない大きな成功を収めます。
 ロシアで最初のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集となった一連のレコーディングは、ようやく自由を手に入れ実力にふさわしい名声を得た彼女が、1960年代から1974年にかけて録音したものであり、そこに込められた気迫と強靭な精神は驚くばかり。そんな彼女ですが、録音完了の4年後、1978年8月14日には69年の生涯を終えることになってしまいます。このセットに収められた全曲録音は、マリア・グリンベルクのライフワークとして、彼女の演奏芸術を刻み込んだかけがえのない演奏として、見事な内容を示したものといえるでしょう。これほどまで決然としていながらしかも深い情念を感じさせるベートーヴェンはそうそう聴けるものではありません。

総合評価

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まさに掌中珠をなす。しみじみと聴ける佳作...

投稿日:2010/11/14 (日)

まさに掌中珠をなす。しみじみと聴ける佳作です。

NAKAKO さん | 長崎県 | 不明

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総じて軽いタッチですが、時折見せる芯の強...

投稿日:2010/08/01 (日)

総じて軽いタッチですが、時折見せる芯の強さ、楽しさ、詩的な感傷と興味が尽きません。雄渾あるいは華麗な演奏は良くありますが、可憐な演奏にはめったに出会えません。この人は、自分の感性で弾ききっています。そして、その感性が素晴らしい!久々にリズムをとっている自分に気付きました。グールドの「バガテル」以来の気分です。ピアノは、根拠はありませんが、ブリュートナーかベヒシュタインではないかと思います。いずれにしても、好きな音です。アンネ・エランドの演奏は、私には波長が合いませんでした。グリンベルクは、一度聴いた時点で、この演奏が愛聴盤になると確信しました。ナタは、ソロモン、ツェヒリン、グリンベルクを中心に聴くことになると思います。なお、レビューを拝見して購入しました。名前を見かけましたら、また、参考にさせて頂きます。有り難うございました。

風 さん | 福岡県 | 不明

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なるほど「秘すれば花」。隣人に共感して欲...

投稿日:2009/12/27 (日)

なるほど「秘すれば花」。隣人に共感して欲しいとは積極的に言いたくない、私が、私だけが楽しめればそれでいい、と言いたくなる演奏。随分昔女史のバッハ(確かBWV543)を聞いて魅せられたが、彼女の本質はベートーヴェンだったと思い知る入魂の録音だ。廃盤になる前に数寄者は購うべし。

arisuyama さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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