ヴィラ=ロボス、エイトル(1887-1959)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 ラテンアメリカ四重奏団(6CD) 

ヴィラ=ロボス、エイトル(1887-1959)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL6634
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD

商品説明

ヴィラ=ロボス:弦楽四重奏曲全集(CD6枚組)
ラテンアメリカ四重奏団

1994〜2000年、ニューヨークとメキシコ・シティにおけるデジタル録音。
 ヴィラ=ロボスの弦楽四重奏曲は、その内容の素晴らしさにも関わらず、これまで北半球ではあまり顧みられることがありませんでしたが、今回の廉価な全集の登場で、知名度は一気に上がるものと思われます。
 ヴィラ=ロボスにとって“四重奏”という表現手段は、生涯を通じて何度も用いられたアンサンブルのスタイルであり、彼の熟練と独創性を完璧なまでに示すフィールドでもありました。
 特に弦楽四重奏曲は、17曲のすべてが異なる特徴を備えており、ヴィラ=ロボスの創作活動の中でもきわめて重要な位置を占める傑作が揃った曲種としてすでに高い評価を得ています。
 そのスタイルは実にさまざまで、バッハやベートーヴェンへのオマージュを思わせるものから、ブラジル民謡、タンゴ、印象主義、無調など、とにかく幅広くオモシロイことこの上なし。
 演奏のラテンアメリカ四重奏団も、エキスパートの名にふさわしい完成度の高いパフォーマンスを聴かせており、加えてドリアン・レーベルならではの音の良さが魅力にさらに輪をかけています。

総合評価

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ヴィラ=ロボスの弦楽四重奏曲は初めて聴い...

投稿日:2023/12/09 (土)

ヴィラ=ロボスの弦楽四重奏曲は初めて聴いた。多彩で、表情豊かで、少々地味な弦楽四重奏という分野であるにもかかわらず、カラフルな音色が変幻自在に変化するリズムに乗って次々つむぎ出される。この作曲家はラテンという言葉のイメージから亜流もしくはクラシック音楽の中心から少し外れているような偏見を持たれているのかもしれない。むしろバルトークやストラビンスキーのような位置づけで理解すべきであって、民族性から引っ張った独特の味付けはあってもクラシック音楽の本流から全く外れていない。引き込まれた。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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CDが届いたばかりでまだ1枚目しか聴いて...

投稿日:2012/07/07 (土)

CDが届いたばかりでまだ1枚目しか聴いていませんが、とても気に入りました。いかにもラテン的だというような曲想は思ったより少ないものの、例えば第1番のCanto liricoやMelancoliaには心打たれます。聴いていて静かな感動がゆっくりと心に沈潜していくようです。イギリスのモランやV・ウィリアムスの弦楽四重奏曲に似たような感じもします。これから聴き続けていくのが楽しみです。

STRAD さん | 千葉県 | 不明

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ワケあって、ここしばらく弦楽四重奏をずい...

投稿日:2010/09/11 (土)

ワケあって、ここしばらく弦楽四重奏をずいぶん聴いた。ベト、バルトーク、ショスタコは言うに及ばず、バーバー、ヤナーチェク、ツェムリンスキー、コルンゴルト、マリピエロ、ヒナステラ・・・悪くはない。でも特に気に入ったワケでもなし。素晴らしいと思えたのは二人。そのひとりがヴィラ=ロボスである。ベト、バルトークの次に聴くのに最適である。評価の高い(らしい)ショスタコは、多くの場合眉間に皺をよせ、かなりの忍耐が必要だが、これは文句無く楽しめる。個人的には「ブラジル風・・」より粒ぞろいだと思う。スコアにはあまり細かい指示はなされていない。(そこがバッハのようでもあるが)演奏は、必ずしもスコアに忠実なばかりではないが、少ない指示をもとに、十分に表現を膨らませており、ここまで持ってくるのは大変だったろうと思う。なのに安過ぎる!ちなみに、もうひとり素晴らしいと思ったのは、シマノフスキである。(ちょっととっつきにくさもあるが)

ひろととろ さん | 神奈川県 | 不明

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