CD 輸入盤

パヴァロッティ/スタジオ・コレクション(12CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4758377
組み枚数
:
12
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

3テナーズの看板歌手として有名なルチアーノ・パヴァロッティは、現代のオペラ界を代表する存在であるばかりでなく、「パヴァロッティ&フレンズ」と題した数々の慈善コンサートでは、幅広い人脈から大物ポピュラー歌手との共演も重ねるなど、ジャンルを超えた世界的人気を博していました。
 最近では、2006年2月トリノ・オリンピック開会式で、椅子に座りながらも相変わらずの美声で『誰も寝てはならぬ』を熱唱していたのが記憶に新しいところですが、その後すい臓癌であることが判明、2006年7月にはニューヨークの病院ですい臓の摘出手術を受けて退院するものの、発熱などの症状がみられたため、2007年8月8日に自宅のあるイタリア北部のモデナの病院に入院、経過が良好なため25日に退院し、自宅療養をしていた矢先、意識不明の状態に何度か陥り、9月6日、ついに腎不全で亡くなってしまいます。71年の輝かしい生涯でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

ルチアーノ・パヴァロッティは、1935年10月12日、北イタリアのモデナに、パン焼職人でアマチュア・テノール歌手でもあった父親のもとに生まれました。同郷の名ソプラノ、ミレッラ・フレーニとは幼なじみで、同じ乳母によって育てられたという逸話は有名です。父親とともに地元のコーラスで歌い、師範学校を卒業後、声楽をテノール歌手アッリーゴ・ポーラに師事しています。
 1961年、レッジョ・エミーリアでおこなわれた声楽コンクールで優勝し、同年の4月29日、同地の市立劇場で『ボエーム』のロドルフォ役を歌ってオペラ・デビューを飾ります。このロドルフォ役はパヴァロッティの十八番となり、1963年のウィーン国立歌劇場とロンドンのロイヤル・オペラ・ハウス、1965年のミラノ・スカラ座へのデビューもこの役でした、1964年には英デッカ社にオペラ・アリア集を録音、レコード・デビューも果たしています。アメリカへは1965年に進出(マイアミ)、1968年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場に、やはりロドルフォ役でデビューしています。
 1972年2月、メトロポリタン劇場で上演されたドニゼッティの歌劇『連隊の娘』に出演、パヴァロッティはトニオ役のアリアでハイC(高いハ音)を9回、苦もなく歌って喝采を浴びて名声を決定付け、「キング・オブ・ハイC」という異名をとるに到りました。
 80年代からは音楽コンクールを主催し、若手声楽家の育成にも乗り出しました。
 90年代以降の活動はオペラの領域を越えて展開。ニューヨークのセントラル・パークやロンドンのハイド・パークでの大規模な野外コンサートなども実現させ、ポピュラー歌手を思わせる音響設備の使用や高額な入場料でも論議を呼びましたが、音楽をより広い聴衆へ伝えようとするその活動は衰えることがありませんでした。有名なものでは、1990年7月、サッカー・ワールド・カップ決勝前夜のローマでプラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスとともに特設舞台に立った、いわゆる「3大テノール」公演の大成功があげられます。この公演は、1994年、1998年、2002年のワールド・カップでもおこなわれました。
 70歳になる2005年10月での引退を表明、日本では2004年に引退コンサートをおこないましたが、2006年2月にはトリノ冬季五輪の開会式に登場、これも十八番の「誰も寝てはならぬ」を歌って健在ぶりをアピール。4月からはヨーロッパでの「さよならツアー」が始まりましたが、6月に膵臓がんと診断されて中断。7月に手術を受けるものの、2007年9月6日、モデナの自宅にて腎不全により亡くなりました。


4758379
ヴェルディ&ドニゼッティ〜オペラ・アリア集

1.ヴェルディ『ルイザ・ミラー』より「夜が静まった時」
2.ヴェルディ『二人のフォスカリ』より「さいはての流刑地から」
3.ヴェルディ『仮面舞踏会』より「永久に君を失えば」
4.ヴェルディ『マクベス』より「おお、息子たちよ…おお、父の手は」
5.ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より「わが祖先の墓よ」
6.ドニゼッティ『アルバ公爵』より「清らかで美しい天使」
7.ドニゼッティ『ファヴォリータ』より「優しい魂よ」
8.ドニゼッティ『ドン・セバスチャン』より「誰もいないこの荒野に」
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ウィーン・オペラ管弦楽団 指揮:エドワード・ダウンズ

4758380
イタリア・オペラ・アリア集

1.ロッシーニ『ウィリアム・テル』より「私が初めてこの世の光を見た先祖伝来の住処よ
2.ベッリーニ『清教徒』より「いとしい乙女よ」
3.ドニゼッティ『ドン・パスクヮーレ』より「なんと言うやさしさ」
4.ボイト『メフィストフェレ』より「地の果てに近づいた」
5.ヴェルディ『トロヴァトーレ』より「見よ、恐ろしい火を」
6.ポンキエッリ『ジョコンダ』より「空と海」
7.プッチーニ『ラ・ボエーム』より「冷たい手を」
8.チレア『アルルの女』より「フェデリコの嘆き」
9.ピエトリ『マリステッラ』より「私はある庭を知っている」
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ウィーン・オペラ管弦楽団 指揮:ニコラ・レッシーニョ・・・1.2.5.8 
 ニューフィルハーモニア管 指揮:レオン・マジエラ・・・3.4.6.7.9

4758381
世界の名テノール・アリア集

1.レオンカヴァッロ『道化師』より「衣装をつけろ」
2.フロトウ『マルタ』より「夢のように」
3.ビゼー『カルメン』より「お前が投げたこの花は」
4.プッチーニ『ラ・ボエーム』より「冷たい手を」
5.ヴェルディ『リゴレット』より「女心の歌」
6.グノー『ファウスト』より「この清らかな住まいよ」
7.プッチーニ『トスカ』より「星は光りぬ」
8.ヴェルディ『アイーダ』より「もしも私がそのつわものであったなら…清きアイーダ」
9.プッチーニ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」
10.ヴェルディ『トロヴァトーレ』より「見よ、恐ろしい火を」
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団、ロイヤル・フィル
 指揮:レオン・マジエラ・・・1.3.6.7.8
 ニュー・フィルハーモニア管、ロンドン交響楽団
 指揮:リチャード・ボニング・・・2.5.
 ベルリン・フィル 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン・・・4.
 ロンドン交響楽団 指揮:ズービン・メータ・・・・9
 ウィーン・オペラ管弦楽団 指揮:ニコラ・レッシーニョ・・・10

4758382
パヴァロッティ・イン・コンサート

1.ボノンチーニ「栄光の君」
2.ヘンデル「いとしの森よ」
3.A.スカルラッティ「ガンジス川に陽はのぼり」
4.ベッリーニ「喜ばせてあげてください」
5.ベッリーニ「私のフィッレの悲しげなおもかげ」
6.ベッリーニ「マリンコニア、優しいニンフ」
7.ベッリーニ「愛をもたらすうるわしのニーチェ」
8.ベッリーニ「行け、幸せなバラよ」
9.トスティ「セレナータ」
10.トスティ「夏の月」
11.トスティ「マリア」
12.トスティ「君なんかもう」
13.レスピーギ「雪」
14.レスピーギ「雨」
15.レスピーギ「霧」
16.ロッシーニ「踊り」
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング

4758383
オ・ホーリー・ナイト

1.アダン「オ・ホーリー・ナイト」
2.ストラデルラ「神よ、あわれみたまえ」
3.フランク「天使の糧」
4.メルカダンテ「第5の言葉」
5.シューベルト「アヴェ・マリア」
6.ヨン「幼子キリスト」
7.バッハ=グノー「アヴェ・マリア」
8.シューベルト/メリヒャー「合唱する千の小天使たち」(シューベルトの子守歌)
9.ビゼー「アニュス・デイ」
10.ベルリオーズ「サンクトゥス」
11.神のみ子はこよいしも
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:クルト・ヘルベルト・アドラー

4758384
オ・ソレ・ミオ

1.オ・ソレ・ミオ
2.トスティ「かわいい口元」
3.カンニオ「恋する兵士」
4.ガンバデッラ「舟人の歌」
5.低い窓
6.トスティ「マレキアーレ」
7.帰れソレントヘ
8.ペンニーノ「なぜ」
9.ダンニバーノ「太陽の土地」
10.タリアフェッリ「プジレコの漁夫」
11.泣かないおまえ
12.マリア・マリ
13.フニクリ・フニクラ
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:アントン・グァダーニョ
 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 ジアンカルロ・キャラメッロ

4758385
ヴェリズモ・リサイタル

1.ジョルダーノ『フェドーラ』より「愛さずにはいられぬこの思い」
2.ボイト『メフィストーフェレ』より「野から牧場から」
3.ボイト『メフィストーフェレ』より「地の果てに近づいた」
4.チレア『アドリアーナ・ルクヴルール』より「あなたの中に母の優しさとほほえみを」
5.チレア『アドリアーナ・ルクヴルール』より「心身ともにくたくたで」
6.マスカーニ『イリス』より「窓を開けて」
7.マイアベーア『アフリカの女』より「おお、パラダイス」
8.マスネ『ウェルテル』より「春風よ,なぜ私をめざめさせるのか」
9.ジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』より「ある日,青空をながめて」
10.ジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』より「五月の晴れた日のように」
11.ジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』より「私は兵士だった」
12.プッチーニ『西部の娘』より「やがてくる自由の日」
13.プッチーニ『マノン・レスコー』より「美しい人たちの中で」
14.プッチーニ『マノン・レスコー』より「何とすばらしい美人」
15.プッチーニ『マノン・レスコー』より「私は狂人ではありません」
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
 オリヴェロ・デ・ファブリティース

4758386
マッティナータ

1.カルダーラ「わが心の魂よ」
2.チアンピ「ニーナの死」
3.ベッリーニ「銀色の月よ」
4.ドゥランテ「踊れ、優しいおとめよ」
5.ジョルダーニ「カロ・ミオ・ベン」
6.ロッシーニ「約束」
7.グルック「エウリディーチェを失って」
8.トスティ「暁は光から」
9.トスティ「四月」
10.トスティ「別れの歌」
11.トスティ「最後の歌」
12.ドニゼッティ「舟歌」
13.マッティナータ
14.ベートーヴェン「この暗い墓の中に」
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ピエロ・ガンバ

4758387
マンマ

1.ケルビーニ「マンマ」
2.フルノ「私を忘れないで」
3.プッツィ=ペッチア「ロリータ」
4.ガスタルドン「禁じられた音楽」
5.チェサリーニ「夢見るフィレンツェ」
6.ビシオ「思うがままに生きよ」
7.シエビエール「マリウ、愛の言葉を」
8.ショビンニーニ「スカラ座の宵」
9.リービ「栄光の夢よさらば」
10.マンリオ「こんな生き方」
11.ブルーノ「ローマのギター」
12.シーガ「つばめは古巣へ」
13.ギルランディナの鐘楼
14.ケルビーニ「風に託そう私の歌」
15.カリファーノ「海に来たれ」
16.アローナ「サン・ジュストの鐘」
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ヘンリー・マンシーニ(指揮)

4758388
パッシオーネ

1.ヴァレンテ/タリアフェルリ「情熱」
2.コスタ「五月の事だった」
3.光さす窓辺
4.ナルデッラ「雨」
5.ファルボ「彼女に告げて」
6.小鳩
7.クルティス「夜の声」
8.カプア「口づけを許して」
9.マリオ「はるかなるサンタルチア」
10.ラーマ「無言の歌い手」
11.あなたが大好き
12.カルデッロ「カタリ・カタリ」
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:ジアンカルロ・キアラメッロ

4758389
ヴォラーレ

1.モドゥーニョ「ヴォラーレ」
2.デンツァ「妖精の瞳」
3.ビクシオ「森の小道」
4.シベッラ「ジロメッタ」
5.ダンツィ「愛のマリンコニア」
6.ビクシオ「誰よりも幸せ」
7.海の月
8.カサリーニ「フラ・タンタ・ジェンテ」
9.マスケローニ「フィオリン・フィオレッロ」
10.クルティス「とても君を愛してる」
11.Una chitarra nella notte
12.ビクシオ「愛のカンツォーネ」
13.ビクシオ「私のために歌って」
14.マスカーニ「セレナータ」
15.ビクシオ「伝えておくれ、春よ」
16.Una more così grande
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:ヘンリー・マンシーニ

4758390
ティ・アドーロ

1.イル・カント-歌
2.ナポリ
3.きみはぼくといっしょに
4.ティ・アドーロ-きみに首ったけ
5.夜
6.鷲のように
7.明日はやってくる
8.きみにおはよう(ブオンジョルノ)
9.お遊びは終わりに
10.星よ
11.きみと海
12.イル・グラディアトーレ
13.カルーソー
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)

収録曲   

ディスク   1

ヴェルディ&ドニゼッティ〜オペラ・アリア集<br> ウィーン・オペラ管弦楽団 指揮:エドワード・ダウンズ

  • 01. ヴェルディ『ルイザ・ミラー』より「夜が静まった時」
  • 02. ヴェルディ『二人のフォスカリ』より「さいはての流刑地から」
  • 03. ヴェルディ『仮面舞踏会』より「永久に君を失えば」
  • 04. ヴェルディ『マクベス』より「おお、息子たちよ…おお、父の手は」
  • 05. ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より「わが祖先の墓よ」
  • 06. ドニゼッティ『アルバ公爵』より「清らかで美しい天使」
  • 07. ドニゼッティ『ファヴォリータ』より「優しい魂よ」
  • 08. ドニゼッティ『ドン・セバスチャン』より「誰もいないこの荒野に」

ディスク   2

イタリア・オペラ・アリア集<br> ウィーン・オペラ管弦楽団 指揮:ニコラ・レッシーニョ(1.2.5.8)、ニューフィルハーモニア管 指揮:レオン・マジエラ(3.4.6.7.9)

  • 01. ロッシーニ『ウィリアム・テル』より「私が初めてこの世の光を見た先祖伝来の住処よ
  • 02. ベッリーニ『清教徒』より「いとしい乙女よ」
  • 03. ドニゼッティ『ドン・パスクヮーレ』より「なんと言うやさしさ」
  • 04. ボイト『メフィストフェレ』より「地の果てに近づいた」
  • 05. ヴェルディ『トロヴァトーレ』より「見よ、恐ろしい火を」
  • 06. ポンキエッリ『ジョコンダ』より「空と海」
  • 07. プッチーニ『ラ・ボエーム』より「冷たい手を」
  • 08. チレア『アルルの女』より「フェデリコの嘆き」
  • 09. ピエトリ『マリステッラ』より「私はある庭を知っている」

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