チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、ミャスコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 レーピン(vn)ゲルギエフ&キーロフ劇場管

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
473343
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

ゲルギエフ&レーピン/チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
2002年6月、フィンランドのマルッテイ・タルヴェラ・ホールにおけるデジタル・ライヴ。あの濃厚至極の《シェエラザード》で話題をさらったゲルギエフとキーロフ劇場管弦楽団が、またまた凄いアルバムをリリース。ゲルギエフが芸術監督を務めるミッケリ国際音楽祭の実況で、ヴァディム・レーピンをソリストに迎えたチャイコフスキーとミヤスコフスキーのヴァイオリン協奏曲。レーピンはワーナー・クラシックスの専属アーティストなのですが、今回、ゲルギエフの強い希望でフィリップス・レーベルからのアルバム・リリースが実現したとのことです。演奏はもう冒頭からゲルギエフの世界で、とにかく凄まじいエネルギー、そして隈取りの深い表情。単純な伴奏句を奏しているだけでも前へ前へと押し出してくるのですからたまりません。そんな異様に力強いバックに対し、レーピンもパワーで真っ向から勝負、クリヴィヌと共演したスタジオ盤での洗練された表現とは別人のような思い切った演奏ぶりには、久々にこの怪童ヴァイオリニスト(とはいえ今年で31歳ですが)のとんでもない馬力を実感させられること請け合い。第1、3楽章での力技の応酬、第2楽章「カンツォネッタ」の綿々たる情緒と、メーターを振り切ってしまわんばかりの圧倒的な熱量演奏には仰天です。ミヤスコフスキーも、チャイコよりさらにメランコリックな曲想がいつになく熱っぽく迫ります。



チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ミャスコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品44
ヴァディム・レーピン(Vn)
キーロフ管弦楽団 指揮: ワレリー・ゲルギエフ
「最も完璧なヴァイオリニスト」レーピンがPHILIPSデビュー!
天才少年として華々しいデビューを飾り、その後もメニューインが「私が聴いた中で最も優れた完璧なヴァイオリニスト」と絶賛するなど、現代を代表するヴィルトゥオーゾとして第一線の活動を続けているロシア出身のヴァイオリニスト、レーピンが何とPHILIPSレーベルにデビュー。これまで不思議とメジャー・レーベルにあまり縁がなかった若き巨匠が、その恐るべき実力の全てを披露する時がやって来たといえるでしょう。ゲルギエフ&キーロフという万全のバックを起用している点にも、PHILIPSレーベルの力の入れ様が窺えます。録音:2002年7月、フィンランド

総合評価

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「レーピンのソロ、ゲルギエフのオケとも中...

投稿日:2021/03/16 (火)

「レーピンのソロ、ゲルギエフのオケとも中低音が分厚く、熊のようなロシア人を連想させる。しかし演奏スタイルは細部まで神経が通っており、表現の工夫も怠りない。現代を代表する名盤としてハイフェッツ盤と同格首位とする。」という名曲紹介サイトの紹介文を読み、購入したCDである。チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲は大好きな曲でCDを何枚も持っているが、レーピンの演奏は間違いなくベスト演奏であるといえる。レビューは賛否両論で否定的な意見が多いが、ハイスピードな再生ができる私のAMP、SPでは、最良の音質、演奏に聞こえる。

LFA さん | 千葉県 | 不明

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2002年レーピン31歳の頃にゲルギエフ(当時4...

投稿日:2013/10/06 (日)

2002年レーピン31歳の頃にゲルギエフ(当時49歳)指揮マリインスキー歌劇場O(旧キーロフO)のバックでロシア作品二曲を演奏したライプ録音盤であります。ロシア作品をロシア演奏家が立ち向かうわけですから、しかもライブというわけでそれなりな生々しさ・・・好き嫌いは別にして・・・が出た仕上がりになっています。先ずポピュラーなチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(タイム@18’21A6’10B10’12)は普段私が他演奏で聴いていたこの曲においての華やかさからはちょっと異なったイメージが展開され第1楽章での艶っぽさ少し抑えたVの骨太とも言える特徴でカデンツァも充分変化間取りしながら進める様や同じ楽章でのオーケストラ全奏の音色等はロシア的な雰囲気と捉えてよいのでしょうか。中間楽章以降ではソリスト対オーケストラの格闘?は素晴らしいとは思いましたが若干音の現れの偏りらしき処や似合わぬ残響で私自身は迷いました。それでも最終楽章の緩急変化球の投げ合いやゆっくり攻めて思わせぶりに甚振る有様はもう二人の巧者の世界なのでしょう・・・正直残念ながら小生の好みの範囲とはずれてしまってはいました・・・OKランクに。ミヤスコフスキーのヴァイオリン協奏曲(同@19’39A9’40B7’40)の方は曲自体私は初めて聴いたのですが前世紀作品とは思えぬ位ロシアの憂愁な雰囲気を分り易く綴った作品でしかも本盤は今を時めくロシアの演奏家によるものですからひょっとしたらこちらの方が今後記録的に長生きするかも知れませんね。余談ですがレーピン・・・少し中村獅童に似てます?・・・の演奏するチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲には1994年まだ若き頃E..クリヴィヌ指揮LSOとの共演(同@18’12A6’36B9’58)もCDである様です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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チャイコフスキーはともかく、このCDの売り...

投稿日:2011/12/21 (水)

チャイコフスキーはともかく、このCDの売りはミャスコフスキーだろう。チェロ協奏曲と比較してあまり録音に恵まれないが、それだけ曲の欠点も多い。しかし、この演奏ではいかにも自然に演奏されるので目立たない。こんな表現方法もあるのかと思った。ロシア国内ではこのレベルで演奏されているとすれは、それなりの評価も得られるだろう。いずれにしても一流の指揮者と奏者の仕事と言って差し支えないと思う。

フルシチョフ さん | 東京都 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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