CD 輸入盤

Valleys Of Neptune

Jimi Hendrix (ジミ・ヘンドリックス)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
886976487225
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤, 2ボーナストラック,輸入盤

商品説明

Jimi Hendrixの完全未発表作品集がリリース!
1969年の2月から3月にかけてJimi Hendrix Experienceのメンバーで録音した10曲が中心になっており、彼の全ての未発表の中でもっとも探し求められていた中の一曲「バレーズ・オブ・ネプチューン」をフューチャー。
よく知られた代表曲である「レッド・ハウス」「ファイア」「ストーン・フリー」の'69年ヴァージョンに加え、エルモア・ジェイムスの「ブリーディング・ハート」やCream の「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」にインスパイアされた未発表曲も収録の全12曲を収録。(※こちらの輸入盤にはボーナス・トラックが2曲追加収録されます。)

おそよ40年ぶりに陽の目を見るこれらの作品は、ジミを永らく手掛けているEddie Kramer(エディ・クレイマー)によってミックスされ、最新技術の駆使により、奇跡の新作がここに誕生!

収録曲   

  • 01. Stone Free
  • 02. Valleys Of Neptune
  • 03. Bleeding Heart
  • 04. Hear My Train A Comin'
  • 05. Mr. Bad Luck
  • 06. Sunshine Of Your Love
  • 07. Lover Man
  • 08. Ships Passing In The Night
  • 09. Fire
  • 10. Red House
  • 11. Lullaby For The Summer
  • 12. Crying Blue Rain
  • 13. Slow Version
  • 14. Trash Man

総合評価

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「ピープル・ヘル・アンド・エンジェルズ」...

投稿日:2013/08/09 (金)

「ピープル・ヘル・アンド・エンジェルズ」が出されたことにより、かえってこの作品の位置づけがはっきりしました。「エレクトリック・レディランド」完成後のエクスペリエンスの完成期あるいは限界を示す意味合いの編集作品です。さらに「クラッシュ・ランディング」「ミッドナイト・ライトニング」という改悪作品を完全に踏みつける意味合いも含んでいます。たしかに、69年のヨーロッパ公演、北米公演のためのセッション音源中心ではありますが、常に曲に新しい息吹を吹き込もうとしていたジミのこと。エディ・クレーマーがこれらのリールを聴いて聴いて、12曲を残した意味は軽くありません。 1. Stone Free  悪名高い「Clash Landing」収録曲のオリジナル・テイクです。久々に同アルバムを引っ張り出してみましたが、寝ぼけている頭を引っぱたかれるぐらいのインパクトの違いがありました。このセッションは4CDボックスでも使われていますが、決定版を成しておきたいというエディ・クレーマーの意志なのでしょう。ベースにコックス、ドラムズにミッチェルです。 2. Valleys Of Neptune  このコンピレーションの目玉である未発表曲。曲の発想は69年2月から、録音は69年9月と70年5月。かなりの難作業だったことがうかがい知れます。ここで採用されたものはテイク5だそうで、ジミのボーカルとJuma Sultanのパーカッションだけが69年のもの。「Night Bird Flying」を彷彿とさせるような明るい曲調とジミの伸び伸びした声が素晴らしいと思います。ビリー・コックス、ミッチェル。 3. Bleeding Heart  もともとはエルモア・ジェイムズの曲の改作だそうで、ベースにビリー・コックス、ドラムズにロッキー・アイザック。「South Saturn Delta」にも別テイクが収録されています。 4. Hear My Train A Comin’   4CDボックスと「Blues」に収められたテイクが69年2月なのに対して、このテイクは69年4月。悪名高いアラン・ダグラスの「Midnight Lightning」収録バージョンのオリジナルのようです。異様な緊張感が最後まで継続します。レディング、ミッチェル。 5. Mr. Bad Luck  オリジナル曲は66年のジミー・ジェイムズ&ブルー・フレイムズ。「South Saturn Delta」にも別テイクが収録されています。この曲だけ67年の録音です。ベースとドラムズだけは87年に差し替え演奏。レディング、ミッチェル。 6. Sunshine Of Your Love  この曲が演奏されたのはステージ上だけのこと、スタジオ録音は初お披露目。69年2月です。レディング、ミッチェル。パーカッションのRocki Dzizornuは、ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」でも叩いているとのこと。おそらくライブのための音合わせなのでしょう。途中レディングのソロ部分では、ギターがリズム楽器の役割しか果たしていません。 7. Lover Man  6.と同じセッションから。「Here He Comes」として知られています。元歌はBBキングの「ロック・ミー・ベイビー」ですね。このベース、ドラムズも87年の差し替え演奏。 8. Ships Passing In The Night  69年4月、「Night Bird Flying」の原型です。ギターの音をレスリー・スピーカーから出すというギミックを使っています。レディング、ミッチェル。 9. Fire  この曲も69年2月のセッションから。ロイヤル・アルバート・ホール出演を控えたデモという位置づけです。 10. Red House  同じセッションからです。初期バージョンと比べると歌が上手くなってますね。実にいいです。 11. Lullaby For The Summer 2本のギター(うち1本はオクタビアというデヴァイスを通した音)のオーバーダブによる軽快な曲。アラン・ダグラスの「クラッシュ・ランディング」制作により散逸し、その後見つかったリールからの復元。69年4月、レディング、ミッチェル。 12. Crying Blue Rain  Rockiのコンガ を加えた69年2月のセッションから。スローなリズムに、歌詞が決まっていないスキャットを合わせています。途中から一転して軽快なロックンロールになります。 エクスペリエンス・ヘンドリックス設立後のコンピレーションの位置づけを書くと、「サウス・サターン・デルタ」は、旧「レインボウ・ブリッジ」「ウォー・ヒーローズ」など収録曲で「ファースト・レイズ〜」から落ちたものの拾遺集。「ヴァレイズ・オブ・ネプチューン」が、「エレクトリック・レディランド」以後でバンド・オブ・ジプシーズ以前。「サウス・サターン・デルタ」と合わせてアラン・ダグラス作業を完全に塗り替えてしまいました。「ピープル・ヘル・アンド・エンジェルズ」は、バンド・オブ・ジプシーズのスタジオ録音盤の意味合いがあります。いずれも「ファースト・レイズ〜」を聴いてからが判りやすいと思います。

tasuke さん | 新潟県 | 不明

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いったいどんだけ未発表音源が出てくるんだ...

投稿日:2012/07/01 (日)

いったいどんだけ未発表音源が出てくるんだい?これはその中でも音質がかなり良い。ジミの叫ぶ様な、かつ、泣く様なギタ−フレ−ズがたまらんね!本当に凄い!ジミヘンを超える人はもう出てこないだろう!40年以上前の音だけど、何んと新鮮に聞こえるのだろう?本物は何年たっても、廃れないということの証だね!是非、今の若い人に聴いて、感じてもらいたい!おじさんは嘘はついていませんよ。きっと、ジミヘンにハマるよ!今流行りのロックより、数段良いし、本物とは何かを教えてくれるはず!ジミヘン偉大なり!

pekopapa さん | 埼玉県 | 不明

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この音は新しいのか?古いのか?答えは「新...

投稿日:2011/04/13 (水)

この音は新しいのか?古いのか?答えは「新しい音のJimi」だ。Jimi以外の何者でもない音なのだが、新鮮だ。ミックスのなせる技はすごいと思う。見事に今の音によみがえっている。これを聴くと、彼が生きていたらどんなにすごい作品を残しただろう、と残念でならない。若い人に是非聴いてほしい。

bluestone さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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Jimi Hendrix

その短いキャリアの中でロック・ミュージックにおけるギタープレイの革命を起こしたジミ・ヘンドリックスは、現在もなお「伝説」として語り継がれている。またジミは、イノヴェイティヴな音楽を遺した業績は勿論のこと、そのどこか音楽の殉教者といえるような悲劇的な佇まいから、ひょっとしたらロック史において最も「天才」という言葉が似合うアーティストと言えるかもしれない。

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