長谷川町蔵 / 大和田俊之

人物・団体ページへ

文化系のためのヒップホップ入門 3(いりぐちアルテス010)

長谷川町蔵 / 大和田俊之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865592146
ISBN 10 : 4865592148
フォーマット
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;19

内容詳細

大人気シリーズ、第3弾!

トランプ政権が誕生し、
ケンドリック・ラマーが脚光を浴び、
トラップがニューヨークすら支配し、
カーター家がルーヴル美術館に行き、
カニエ・ウェストが炎上し続けた──

そんな4年間(2015〜2018)のヒップホップ・シーンを
文化系名コンビが検証する!

2011年に刊行した『文化系のためのヒップホップ入門』は、
「ヒップホップは音楽ではない」という独自の視点を打ち出し、
アメリカのヒップホップの歴史と聴き方を指南した
画期的な入門書として、長く読まれ続けています。

2012年から14年までをとりあげた『2』(2018)に続く本書では、
2015年から18年までのシーンを振り返るとともに(CDガイド付き)、
アフリカン=アメリカン研究の専門家を招いて、
オバマ政権下のアメリカ社会とヒップホップを論じた鼎談を収録しています。


◎目次
第1部 押し寄せる世代交代の波(2015年)
第2部 大統領選とラッパーたち(2016年)
第3部 ブラックネスのゆくえ〜オバマ政権下のヒップホップとアメリカ社会
    ゲスト:有光道生(慶應大学准教授)
第4部 トラップ時代の到来(2017年)
第5部 アメリカで一番聴かれる音楽に(2018年)


《著者プロフィール》
長谷川町蔵(はせがわ・まちぞう)
1968年生まれ。ティーン・ギャング(ツッパリ)全盛時代に、
東京のダーティー・サウス、町田市で生まれ育つ。
90年代末からライター活動を開始。映画、音楽、文学からゴシップまで、
クロスオーバーなジャンルでハスリングし続けている。
著書に『インナー・シティ・ブルース』(スペースシャワーネットワーク、2019)、
『サ・ン・ト・ランド サウンドトラックで観る映画』(洋泉社、2017)、
『あたしたちの未来はきっと』(タバブックス、2017)、
共著に『ヤング・アダルトUSA』(DU BOOKS、2015)ほか。

大和田俊之(おおわだ・としゆき)
1970年生まれ。レペゼン神奈川。クリップスとブラッズならぬ
バイカー・ギャング(暴走族)で荒れ狂う日本のウェッサイ、湘南地方で育つ。
ドクター(文学)。慶應義塾大学法学部プロフェッサー。
2011年、『アメリカ音楽史──ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』
(講談社選書メチエ、第33回サントリー学芸賞受賞)をドロップ。
共著に『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか――日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』(花伝社、2019)、
『村上春樹の100曲』(立東舎、2018)、『ラップは何を映しているのか』(毎日新聞出版、2017)がある。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • zirou1984 さん

    1冊目が出版されたのが2011年、続刊が出たのが昨年秋。「3巻はすぐに出ます」という言葉を待ち続けた本作は2015年〜18年の米国シーンを総括したもの。ヒップホップ、というかラップがストリーミングサービスにおける主流の音楽となった中、ドラマや映像作品、オバマ以降の人種やLGBT・政治問題とどのように結び付いているかが解きほぐされている。トラップ以降のラップもより変節を遂げ、これまで最新のシーンに興奮し続けていたお二人がテカシやシェック・ウェスに対しては流石に動揺しているのが微笑ましい。ラッパーゆとり世代笑

  • しゅん さん

    トラップ・マンブル・エモラップ・ドリルと、今までのヒップホップの流れとの断絶を感じられるサブジャンルの商業的・批評的な隆盛。ジャンルが大きくなりすぎると寂しさが広がりだす。このシリーズ、「1」が入門編で、「1」のコードとモードで同時代を読み解く応用編が「2」と「3」になっている。非常に気持ちよく啓蒙される読書体験。単純さと複雑さが複雑に絡み合うジャンルの面白さ。今の社会や芸術を紋切り型に読まないためにヒップホップと付き合うのもアリだなと思った次第。

  • go さん

    三冊目。今回も面白かった。前にケーダブが文句つけてたけどわけわかんないな。第三部みたいなこと語れるラッパーいるの?

  • Masaaki Kawai さん

    2015〜2018年なんで作品タイトルはだいたい馴染みあるけど、その周りのカルチャー含めて学べるのが良い。2018年はついにヒップホップが最大のジャンルになったけど、それによりドレイクのビーフで触れられてるようにヒップホップカルチャーか無くなっているような、昔からのヒップホップファンには巨大になりすぎたための良くない部分が出てきてしまっているのね

  • こくまろ さん

    待望の第3弾 2018年までかと思ったら2019年前半までカバーしてあった 具体的にはリルナズX、タイラー新作、そしてネトフリのリズム&フロウまで

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品