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読書という荒野 幻冬舎文庫

見城徹

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344429628
ISBN 10 : 4344429621
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan

Content Description

人は、自分の「言葉」を獲得することで、初めて自分の人生を生きられる―。見城徹はいかにして道を切り拓いてきたのか?正確な言葉がなければ、深い思考はできない。深い思考がなければ、人生は動かない。読書をして自己検証する。自己否定する。自己嫌悪との葛藤の末に自分の言葉を獲得する。出版界の革命児が突き付ける、究極の読書論。

目次 : はじめに 読書とは「何が書かれているか」ではなく「自分がどう感じるか」だ/ 第1章 血肉化した言葉を獲得せよ/ 第2章 現実を戦う「武器」を手に入れろ/ 第3章 極端になれ!ミドルは何も生み出さない/ 第4章 編集者という病い/ 第5章 旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る/ 第6章 血で血を洗う読書という荒野を突き進め/ おわりに 絶望から苛酷へ。認識者から実践者へ

【著者紹介】
見城徹 : 幻冬舎代表取締役社長。1950年12月29日静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。静岡県立清水南高等学校を卒業し、慶應義塾大学法学部に進学。大学卒業後、廣済堂出版に入社。初めて自身で企画した『公文式算数の秘密』が38万部のベストセラーに。75年、角川書店に入社。「野性時代」副編集長を経て、「月刊カドカワ」編集長に就任、部数を30倍に伸ばす。5本の直木賞作品を始め数々のヒット作を生み出し、41歳にして取締役編集部長に。93年、角川書店を退社し、幻冬舎を設立。五木寛之『大河の一滴』、渡辺和子『置かれた場所で咲きなさい』など26年間25冊ものミリオンセラーを世に送り出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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見城さんがどんな軌跡で今の活動に至るのか...

投稿日:2021/03/02 (火)

見城さんがどんな軌跡で今の活動に至るのか知ることができました。やっぱり著名人の幼少期のエピソードって面白みに事欠かない。それぞれの性格から出る展開がある。見城さんが厳選した作家のオススメ作品が紹介されていたのでそれだけでもタメになります。

華 さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 5 よういち

    出版界の革命児として知られる幻冬舎・代表取締役である見城徹が読書を通して切り拓いてきた自らの人生を紹介し、読書についての持論を展開する。著者の読書に対する情熱は凄まじい。本書に込められた熱量も相当なものを感じた。◆"娯楽の読書"から一歩進め、読書から「自己検証」し、「自己否定」する。自己嫌悪との葛藤の末に自分の言葉を獲得する。◆なんだか、私が読書が趣味ですっていうことも蹴散らされた思いだ。恋愛や旅でも他者への想像力が養われるが、私たちの人生は短い。読書によって経験することのなかった人生を追体験しよう。

  • Kentaro

    人は自分が思っているほど自分のことを見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない。粘り強く良い仕事をしていれば、誰かが見ていてくれる。 夢や希望を語るのは簡単だ。語り始めたら自分が薄っぺらくなる。野心も同じだ。自己満足でしかない。そんなものは捨てて、日々を自己検証しながら、圧倒的な努力を積み重ね実績を得るのだ。楽天の三木谷さんは、二日に一足靴を履き潰し、出店者を探し回り、サイバーエージェントの藤田さん、GMOインターネットの熊谷さんも皆同じだ。圧倒的な努力で実績を作るのが先だ。

  • yokmin

    ブックカバーの著者写真はどうかと思うが、本文2ページ目の『読書で学べることに比べたら、一人の人間が一生で経験することなどたかが知れている。読書をすることは、実生活では経験できない「別の世界」の経験をし、他者への想像力を磨くことを意味する』という文章に惹かれて読むことにした。著者が挙げた多くの本は、恥ずかしながらほとんど未読。来年には読んでみたい。宮部みゆき「火車」、恩田陸「ミツバチと遠雷」、アンドレ・ジッド「地の糧」、高村薫「リヴィエラを撃て」佐藤優「十五の夏」、高橋和巳「邪宗門」等々。

  • みんく

    今年のベスト!最近流行りの、読書のススメ本とは違う。上っ面な内容じゃない。まず表紙。なんで強面のおっちゃんが上半身裸で写ってるんだ。出版業界なんて知らないので、この見城徹も知らなかった。しかし幻冬舎文庫というと、あるとき急にあのターコイズブルーの背表紙が書店に並んでいて、新しい出版社なんて作ってやっていけるんかなと、素人ながらに思ったのを今でも覚えている。その幻冬舎の社長だとは。作家が20人以上出てくるが、それぞれに関係が濃い!五木寛之も、山田詠美も気になる。大嫌いな石原慎太郎の著作さえも興味を持たせる。

  • べる

    生きることを真剣に考えると必然的に読書に活路を見出だす。筆者の経験から本は人生を変える力があると分かった。弱さを強さに、恐怖を自信に変えるために誰よりも練習を重ねる必要あり。売れる条件は独創性、極端、明解、癒着。人と会うとき常に刺激的で新しい発見のある話をする。何度も会いたくなる人になる。他の人ができないことをやる。人を動かすのは言葉。豊富な読書体験を経なければ武器となる言葉は獲得できない。現状維持の方が楽だが、リスクがある方に進まなければ何も生まれない。読書、旅、恋愛をやりきることで人生を豊かにできる。

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