ザ・カセットテープ・ミュージックの本 〜つい誰かにしゃべりたくなる80年代名曲のコードとかメロディの話〜

マキタスポーツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845635467
ISBN 10 : 4845635461
フォーマット
発行年月
2020年10月
日本
追加情報
:
B5変形判 / 192ページ

内容詳細

音楽番組『ザ・カセットテープ・ミュージック』が弾けて楽しめる理論の本に!
マキタスポーツと音楽評論家のスージー鈴木が、おもに80年代名曲の魅力を熱く語り尽くす音楽バラエティ番組『ザ・カセットテープ・ミュージック』(BS12 トゥエルビ)。とりわけ、楽曲に仕掛けられたコード進行やメロディ・ラインなどの考察に定評があり、ドラマティック・マイナー進行、ビクトリー・コード進行、ソ#、シラミの法則など番組発のわかりやすいネーミングも秀逸です。本書は、これまでの放送から音楽理論の回を抜粋して再編集した“カセット流の教則本”と言えるもので、ふたりの軽快なトークを読みながら、実際にギターを弾いて楽しむことができる作りになっています。番組ファンはもちろん、80年代歌謡曲愛好家、若い世代の音楽好きまで幅広くオススメしたい一冊です。

【CONTENTS】
巻頭特集 決着!?シティ・ポップとアーバン・ミュージックの境界線
特別企画 カセットガール座談会

第一章 珠玉のコード編
●メジャー・セブンス(Maj7)
「海」サザンオールスターズ
「RIDE ON TIME」山下達郎
「Summer Suspicion」杉山清貴&オメガトライブ
「You're My Only Shinin' Star」中山美穂
●マイナー・セブンス・フラット・ファイブ(m7-5)
「あなた」小坂明子
「CLOUDY HEART」BOØWY
「恋人も濡れる街角」中村雅俊
「優しい雨」小泉今日子
●ナインス(9th)
「いとしのエリー」サザンオールスターズ
「さよなら」オフコース
「悲しみにさよなら」安全地帯
「Woman"Wの悲劇"より」薬師丸ひろ子
●イレヴンス(11th)
「いっそセレナーデ」井上陽水
●サスフォー(sus4)
「TOKIO」沢田研二
●ディミニュッシュ(dim)
「DREAMIN'」BOØWY
●オーギュメント(aug)
「アン・ドゥ・トロウ」キャンディーズ

第二章 華麗なるコード進行編
●クリシェ
「BABY ACTION」BOØWY
「カルアミルク」岡村靖幸
●転調
「My Revolution」渡辺美里
「中央フリーウェイ」荒井由実
「Yes-No」オフコース
●ドラマティック・マイナー進行
「Runner」爆風スランプ
「すばらしい日々」ユニコーン
●勾玉進行
「丸の内サディスティック」椎名林檎
●ビクトリー・コード進行
「ガッチャマンの歌」子門真人
●未練進行(後ろ髪ひかれ進行)
「シーズン・イン・ザ・サン」TUBE
●センス・オブ・ワンダー進行
「車も電話もないけれど」ユニコーン
●ビートリーな進行
「ミユキ野球教室」オープニング曲

第三章 感情を揺さぶるメロディ進行

●ソ#
「卒業」尾崎豊
「カブトムシ」aiko
●ミファミレド
「想い出がいっぱい」H2O
「時の流れに身をまかせ」テレサ・テン
●シラミ
「夕方Hold On Me」サザンオールスターズ

......and more!

巻末付録:『ザ・カセットテープ・ミュージック』紹介曲リスト

※楽曲、内容は予告なく変更する場合がございますので、ご了承ください。
※画像は制作段階のものです。


『ザ・カセットテープ・ミュージック』について
全国無料放送のBS12 トゥエルビにて、毎週日曜よる9時00分から好評放送中!珠玉の80年代歌謡曲を聴きながら、歌詞やメロディーに仕掛けられた魅力まで、自由にトークを繰り広げる前代未聞の珍・音楽バラエティー番組。ミュージシャン・芸人・俳優・コラムニストとマルチに活躍中のマキタスポーツと、気鋭の音楽評論家スージー鈴木の音楽評論界の革命者二人が80年代歌謡曲の素晴らしさを、夜な夜な熱く語り尽くします。
■番組HP https://www.twellv.co.jp/program/music/cassettetapemusic/
■番組Twitter @BS12_cassette


《著者プロフィール》
マキタスポーツ
prof_makita.jpg1970年山梨県生まれ。ミュージシャン、芸人、俳優。2013年、映画「苦役列車」の好演をきっかけに、役者として活躍の場を広げる。文筆家としても鋭い時評・分析を展開。著書『越境芸人』『すべてのJ-POPはパクリである 現代ポップス論考』など。

スージー鈴木
prof_suzuki_s.jpg1966年大阪府生まれ。音楽評論家。昭和歌謡から最新ヒット曲まで邦楽を中心に幅広い領域で、音楽性と時代性を考察する。著書『チェッカーズの音楽とその時代 』『イントロの法則80's 沢田研二から大滝詠一まで』など。

【著者紹介】
マキタスポーツ : 1970年山梨県生まれ。芸人、ミュージシャン、俳優。2013年、映画「苦役列車」の好演をきっかけに、役者として活躍の場を広げる。文筆家としても鋭い時評・分析を展開

スージー鈴木 : 1966年大阪府生まれ。音楽評論家。昭和歌謡から最新ヒット曲まで邦楽を中心に幅広い領域で、音楽性と時代性を考察する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • matsu04 さん

    毎週(録画して)見ている数少ないテレビ番組が本になった。これは面白過ぎる。興味深いモノばかりだが敢えて一つ挙げれば、桑田佳祐作曲の「恋人も濡れる街角」のGmからEm7(♭5)への移行の部分。鋭い。この良さは、ギターを弾いてみれば分かる。

  • 五月雨みどり さん

    毎週それだけを楽しみに生きてきた(ちょっとウソ)日曜夜21時からのBS番組『ザ・カセットテープ・ミュージック』,それがこのたび最終回を迎えまして…(泣)。その日にアマゾンから届いた,まさにこの本。4年間のあれこれが凝縮。この番組はですね,ほぼ1980年代の歌謡曲・ニューミュージック・シティポップス(アーバン含む)について,マキタスポーツ・スージー鈴木というオジサン2人が,時代背景とともにヒット曲・名曲・迷曲の,メロディーラインやコード進行・アレンジについて熱く語り尽くす60分(番組初期は深夜30分)。→

  • フリット さん

    4年間楽しませてもらった番組の本。最終回になり、残念です。毎回楽しみに視ていただけに、暫くはカセットロスになりそう。この本を読んで、スージーさんやマキタさんの音楽蘊蓄や討論の余韻を味わいたいと思います。カセットガール3人が揃う座談会も掲載されているなんて、ファンには貴重です。長く楽しませてくれた関係者の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです!

  • higassi さん

    ★★★★☆ 毎週欠かさず観ている番組の「本」版。番組内で紹介された「メジャー・セブンス」「カノン進行」「ミファミレド」等々を思い出しながら楽しめました。「カセットガールズ座談会」では「マニアックなオジサン2人」と彼女たちの絡みが番組の魅力なのだと再確認できました。番組はお休みに入ってしまうようですが、季節ごとの特番等で継続してほしいです。待ってますよ!

  • ウラタキ さん

    番組の、特に音楽理論の回が好きなのでうってつけの本だった。歌詞にコードがふってあるから歌本にもなるし、理論の部分は譜面で解説されているので実際に弾きながら確認ができて面白い。シティポップ・アーバン論争やカセットガール座談会などのテキスト系も読みごたえあって良い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

マキタスポーツに関連するトピックス

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品