血の轍 10 ビッグコミックスペリオール

押見修造

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098607914
ISBN 10 : 4098607913
フォーマット
出版社
発売日
2021年01月29日
日本
追加情報
:
256p;18

内容詳細

ママの圧倒的抑圧から解放された靜一は1?

警察に出頭したママが逮捕され捜査が始まった。
あの日のことを実況見分で回想していた静一は、
自分が幼い頃に従兄弟のしげると同じようにママに高台から
突き落とされた衝撃の記憶が蘇るーー!

それから徐々にママの呪縛から心が解放され、
再び吹石さんと接触をはかり、安らいでいく静一。
このまま、新しい希望の日々が訪れるかと思ったとき
静一のもとへ思わぬ訪問者がーー!?


【編集担当からのおすすめ情報】
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読書メーターレビュー

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  • 神太郎 さん

    母静子が逮捕され、犯罪者の子供ということで、周りからとやかく言われる描写やらなんやらは描かれるだろうなと思うも、ようやく母の呪縛から解かれていくのかという安堵もある。吹石もなんやかや静ちゃんに寄り添ってくれるようだが、共依存のような危うさも秘めている。しかし、押見さんはそこから数年後みたいにはせず、まだまだ静ちゃんに試練を与えたいようだ。しげちゃんの来訪と意味のわからぬ言動。そして、母の幻想。まるでラスボスのような母の存在。それだけ静ちゃんのなかの「ママ」は強大なのだ。もう一波乱来そうな展開!

  • Carlyuke さん

    吹石さん。母親。静一はこれからどうするのか。

  • かに さん

    深層心理。 ホラー中のホラー。 深層心理だと分かってないから、いきなりしげちゃんにママが憑依して、ホラー漫画に変わったのかと思った。そして、しげちゃんを突き落としてしまい、静一まで殺人犯になるのかと思った。まず、そうじゃないようで良かったが、こわい。 全否定されるというのは恐怖。だれだって肯定されたい。 吹石さんがいてよかった。どうか、ハッピーエンドであってくれ。望みがあれば、生きていける。

  • にゃむこ@読メ11年生 さん

    5巻までは感想登録、6〜9巻の感想は書いてないが(読メをお休みしていたため)読み続けていた。 さて今巻の感想。ママの圧倒的な支配下から解放された静一が胸の内をぶちまける。吹石さんの存在が束の間の安穏をもたらすが、後半は静一の幻影によるママの支配再び。セリフが少ないだけに、描写から伝わる静一の絶望感がすごい。バッドエンドに向けてフルスロットルの感じ。

  • 海恵 ふきる さん

    静一がやっと自分の気持ちを認められるようになっても、静一の中の静子の存在は大き過ぎる。

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