CD

ブルックナー:交響曲第9番 ジュリーニ/ウィーン・フィルハーモニー

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG5096
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ジュリーニ/ブルックナー:交響曲第9番
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1988年6月ウィーン〈デジタル録音〉

崇高で宇宙的な性格が高みへと飛翔するかのようなブルックナー最後の交響曲。この作品は作曲家の言葉どおり、まさに神に捧げられた作品なのかもしれません。ジュリーニは内省的な表現ながらも、ウィーン・フィルハーモニーから美しい詩情と荘厳さを見事に引き出し、この壮大な作品が持つ構築性と神秘性を、明瞭かつスケール豊かに浮かび上がらせています。ジュリーニの遺産のなかでも最も貴重な一枚といえます。

内容詳細

ブルックナー最後の交響曲。宗教音楽のような崇高さに満ちたこの作品を、美しいウィーン・フィルの音色を生かしつつ明快な音楽に仕上げた。名盤とうたわれる1枚だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ここぞというときには極限まで旋律を歌わせ...

投稿日:2025/02/12 (水)

ここぞというときには極限まで旋律を歌わせ、また、所々でテンポを微妙に変化させながら楽想の転換を明確にしている。両端楽章の非常にゆっくりしたテンポによって間延びするどころか、ウィーン・フィルの美しい響きと相俟って祈りのようなものが感じられる。第2楽章は力強く激しい演奏で、それが第3楽章の深々とした崇高さを一層際立たせている。彼岸に至る道程を思わせるこの曲の唯一無二の世界を十二分に味わうことができる名演。

小川バッハ さん | 宮城県 | 不明

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この曲を試聴する時はいつも終楽章の最後の...

投稿日:2021/07/22 (木)

この曲を試聴する時はいつも終楽章の最後の部分〜ホルンの音が静かに消えていくところ〜を聴いています。ご存じのようにブルックナーの「第九」は本来あるべき第四楽章がないまま、未完成のまま演奏されます。人の一生でも全てを成し終えて最後の時を迎えられる方もいらっしゃれば、志半ばで未完のまま生涯を終えられる方もいらっしゃると思います。私にはこの曲が後者の方々の「何か」を伝えている様に思えてならないのです。第三楽章、それまでの苦悩と葛藤の音楽からしだいに、安らぎと平穏な音楽にとって代わり、最後は「神」にすべてを託し静かに天に召されていく…「信仰による救済」というか何かそんな印象を受けています。そんなイメージに近いもの、それがジュリーニの演奏です。シカゴ響、ウィーンフィル。両盤とも卓越した表現で納得のいく音楽が奏でられています。最後の弦のピッチカートで全てから解放された至福の終末を、それをホルンが優しく包み込んでいく表現はまさに感動的です。特にこのウィーンフィル盤は録音も良く、ウィーンフィルの美しさがこの名演に花を添えています。ブルックナーも終楽章を完成できなかったことは至極残念ではあったかと思いますが、きっと幸せな最期ではなかったのでしょうか。

困ったお父さん さん | 三重県 | 不明

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ジュリーニの真骨頂と言うべき名演。 ゆっ...

投稿日:2016/12/26 (月)

ジュリーニの真骨頂と言うべき名演。 ゆったりとした歌い回しと深い解釈。 シカゴとの旧盤も良いがさらに上回る 演奏・録音とも優秀。

abbadondon さん | 栃木県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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