メンデルスゾーン(1809-1847)

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CD

『真夏の夜の夢』、『フィンガルの洞窟』 クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE13347
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

クレンペラー / 『真夏の夜の夢』、『フィンガルの洞窟』

クレンペラーのメンデルスゾーンは、他の作曲家の作品に対する解釈同様、実に個性的です。ワーグナーに『(メンデルスゾーンは)音による一流の風景画家だ』と言わしめた『フィンガルの洞窟』、劇付音楽ではもっともポピュラーな『真夏の夜の夢』のカップリング。
 どちらの作品も、クレンペラー独自の構築性の高い世界が音楽の形をかりて表れてきたような強靭な芸術性を持った内容に仕上がっています。

メンデルスゾーン:
・序曲『フィンガルの洞窟』 op.26
・劇付随音楽『真夏の夜の夢』序曲 op.21
・劇付随音楽『真夏の夜の夢』 op.61

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:1960-1、2[ステレオ]

内容詳細

旋律線の美しさや、描写音楽としての物語性もさることながら、音楽の組み立てのバランスを中低音の充実した響きの上に構築するという、ドイツ音楽の哲学。音以外の何ものも寄せつけない峻厳な演奏の数々を収録。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」はこの作...

投稿日:2013/08/10 (土)

メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」はこの作曲家がティーンエイジャーの頃書いた作品21の「序曲」と三十歳半ばに書いた作品61の「劇付随音楽」が通常セットで演奏される事が多く作品自体も作曲時期の違うという違和感がなく珍しいケースかと思います。本盤は1960年クレンペラー(当時75歳頃)がPHOを振って独唱にH.ハーパー(S、30歳)、J.ベーカー(MS、27歳)、合唱にPHCOを据えての演奏で演奏タイムは序曲が13’08、付随音楽9曲・・・付随音楽全12曲中数曲の「情景」が通常カットされます・・・トータル35’40であります。この演奏では序曲からしてどこか底深い粘着性を感じ幻想的な雰囲気が満ちております。クレンペラーのメンデルスゾーン演奏への影みたいなものが早速作用している様です。周知の通りいろいろ変転して行くこの曲での「かけ引き」巧者ぶりなのです。付随音楽に入ると全体的には悠然たるアプローチで重厚・緻密に仕上げて行きます。例えば通常あっさり通過する事の多い「妖精の歌」や「間奏曲」も独合唱共々ゆっくりメロディを慈しむ如くで聴かせてくれます。「夜想曲」の今にも崩れんばかりの感じやお馴染み「結婚行進曲」での地に足の着いた輝かしさは正しくクレンペラーの世界ですね。まあ、とにかく曲自体も各曲終わりそうで終わらない引き摺り効果も味わいましょう。シェックスピア作品を材料にした作品というわけではありませんがオーケストラが英国オーケストラ、独合唱歌詞が英語というのも隠れたポイントかと思いました。クレンペラーにはこの曲録音が幾つかあって1951年ACO(独語、トータルタイム43’11)、1955年ケルンRSO(独語、同44’45)、1969年バイエルンRSO(ライブ、独語、同拍手込み54’54?)といった処でしょうか。同年収録の序曲「フィンガルの洞窟」(タイム10’23)は他のレビューの方にも書き込まれています様にLP時代は交響曲第3番「スコットランド」とよくカップリングされていたものでこの曲に伴う何となくほの暗いムードとクレンペラーの資質が絶妙にマッチして今更述べる必要もない位の名演かとおもいます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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安心して、格調高きメルヘンの世界へ身を浸...

投稿日:2011/02/08 (火)

安心して、格調高きメルヘンの世界へ身を浸せる録音。終曲の包容感のある余韻も、堪らなく素晴らしい。こんな値段で、手に入れられることも嬉しい。

ガリ さん | 神奈川県 | 不明

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これらの曲に関しては、このCD一枚あれば他...

投稿日:2011/02/01 (火)

これらの曲に関しては、このCD一枚あれば他は不要と言いきれる圧倒的名盤。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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ドイツ・ロマン派の大作曲家、メンデルスゾーンの生涯は38年という短いものでした。現在のイメージでは、メンデルスゾーンは作曲家ですが、当時は指揮者・ピアニスト・オルガニストとしても非常に多忙だったようで、これに自ら設立した音楽院の運営や、同時代作品や過去作品の紹介といった数多くの仕事が加わり、さらには

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