THE LYRICS

Paul McCartney (ポール・マッカートニー)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845637577
ISBN 10 : 484563757X
フォーマット
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
フルカラー上製本2巻組
判型:AB版210(W)×257(H)mm
本文ページ数:912P/Volume 1(432P)+Volume 2(480P)

商品説明

至高のソングライターが描いた154曲の自画像

本書は、ポール・マッカートニーが自身の人生と芸術を比類なき率直さで語ったものです。取り上げているのは、少年時代の作品から、ビートルズにおける伝説の10年間、ウイングス、ソロ・アルバム、そして最近に至る作品までを網羅した全154曲。そこには作者自身によって初めて確定された"決定版となる歌詞"はもちろん、歌詞が書かれた状況、歌詞に書かれた人々、歌詞が書かれた背景、歌詞が生まれるきっかけとなった場所、そしてそれらに対して今になって思うことなどが、作品タイトルのアルファベット順に並べられています(その中には本書の制作過程でポールのノートから発見された、1960年代初頭に書かれたと思われるビートルズの未発表曲「Tell Me Who He Is」の歌詞も含まれます)。また、彼の個人的なアーカイブからピックアップされた手書き原稿やスコア、イラスト、手紙、写真といった、コアなファンにとってもこれまで目にしてこなかったようなアイテムも多数掲載されており、その意味では、本書は史上最高のソングライターの人生を追ったビジュアル・ブックとも言えるでしょう。本書によって、ポール・マッカートニーという人物、彼のインスピレーションの源泉、彼の創作過程、そして、それぞれの作品が生まれた瞬間についてを詳しく知ることができます。それはまるで、本書のあらゆるページからポール・マッカートニーの肉声と個性がにじみ出ているかのようです。そして、これほどまでに偉大なミュージシャンを描いた本はかつてありません。

「この本によって、これまで知られていなかった僕の作品や僕の人生についての本当の部分を、みんなに見せることができてうれしい。僕は、僕の作品がどのようにして生まれたかについてできるだけ真摯に語ったつもりだ。それは僕にとってとても意義のあることだったから、他の人にとっても、その内容が意味を持つことを願っているよ」(ポール・マッカートニー)

「ポール・マッカートニーとの5年間にわたる会話から⽣まれた本書は、限りなく彼の自伝に近い内容となっています。そしてそこで語られた、彼の創造プロセスに対する彼自身の洞察は、ポール・マッカートニーこそ英語における詩の伝統に基づきながらそれを押し広げていった重要な文学者である、という私の推測を裏付けるものでした」(ポール・マルドゥーン)

「この154曲の歌詞について書かれた作品を読み、マッカートニーの物を⽣み出そうとする意欲だけでなく、想像力の豊かさ、率直な語り口の力強さに感心させられた。マッカートニーはこの書籍の中で、ビートルズ時代からずっと高いレベルで曲を書いていたことや、無強勢の歌詞でさえ独自の個性を持っていることを明らかにしている。そこには作者の喜びがにじみ出ており、読んでいて楽しい。また、話のいたるところで、彼がいかに英文学史に精通しているか、ソングライターとしての彼の作品がいかにディケンズやシェイクスピアの作品と共通しているかを、垣間見ることもできるだろう」(『ニューヨーク・タイムズ』紙より)


《著者情報》
ポール・マッカートニー
1942 年、リバプール生まれ。同市で育ち、リバプール・インスティチュートで教育を受ける。14歳で最初の曲を書いて以来、他人と違うことを夢見た彼は、勇気を持ってそれを実行してきた。イギリス在住。

ポール・マルドゥーン
ピューリッツァー賞を受賞した作家。『Howdie-Skelp』を含む14の長編詩集を出版。

内容詳細

[目次]

掲載曲目リスト(邦題)

Volume 1
A
オール・マイ・ラヴィング|アンド・アイ・ラヴ・ハー|アナザー・デイ|アロウ・スルー・ミー|アヴェレージ・パーソン

B
バック・イン・ザ・U.S.S.R.|バンド・オン・ザ・ラン|バースデイ|ブラックバード

C
セーヌのカフェ・テラス|カリコ・スカイズ|キャント・バイ・ミー・ラヴ|キャリー・ザット・ウエイト|チェック・マイ・マシーン|カム・アンド・ゲット・イット|カミング・アップ|コンフィダンテ|クック・オブ・ザ・ハウス|カントリー・ドリーマー

D
ア・デイ・イン・ザ・ライフ|ディア・フレンド|ディスパイト・リピーティッド・ウォーニングス|ディストラクションズ|ドゥ・イット・ナウ|ドレス・ミー・アップ・アズ・ア・ラバー|ドライブ・マイ・カー

E
出ておいでよ、お嬢さん|エボニー・アンド・アイボリー|エイト・デイズ・ア・ウィーク|エリナー・リグビー|ジ・エンド

F
フィクシング・ア・ホール|フール・オン・ザ・ヒル|フォー・ノー・ワン|フロム・ミー・トゥ・ユー

G
ゲット・バック|ゲッティング・クローサー|ゴースツ・オブ・ザ・パスト・レフト・ビハインド|ガールズ・スクール|アイルランドに平和を|ゴールデン・アース・ガール|ゴールデン・スランバー|グッド・デイ・サンシャイン|グッドバイ|ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ|グレイト・デイ

H
ア・ハード・デイズ・ナイト|愛しのヘレン|ヘルター・スケルター|ハー・マジェスティ|ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア|ヒア・トゥデイ|ヘイ・ジュード|ハイ・ハイ・ハイ|ハニー・パイ|明日への誓い|ハウス・オブ・ワックス

I
アイ・ドント・ノウ|アイ・ロスト・マイ・リトル・ガール|アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア|アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン|抱きしめたい|アイ・ウィル|アイル・フォロー・ザ・サン|アイル・ゲット・ユー|アイム・キャリング|アイム・ダウン|イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デンジャー|アイヴ・ガッタ・フィーリング

J
ジェニー・レン|ジェット|ジュニアズ・ファーム|ジャンク

K
ザ・キス・オブ・ヴィーナス


Volume 2
L
レディ・マドンナ|幸せのノック|レット・イット・ビー|レット・ミー・ロール・イット|死ぬのは奴らだ|ロンドン・タウン|ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード|ラヴ・ミー・ドゥ|ラヴリー・リタ

M
磁石屋とチタン男|マーサ・マイ・ディア|マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー|恋することのもどかしさ|ミッシェル|マザー・ネイチャーズ・サン|ミセス・ヴァンデビルト|夢の旅人|マイ・ラヴ|マイ・ヴァレンタイン

N
西暦1985 年|ひとりぼっちのロンリー・ナイト|ザ・ノート・ユー・ネヴァー・ロウト|ナッシング・トゥー・マッチ・ジャスト・アウト・オブ・サイト

O
オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ|オー・ウーマン、オー・ホワイ|オールド・サイアム・サー|オン・マイ・ウェイ・トゥ・ワーク|ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー|オンリー・ママ・ノウズ|もう一人の僕

P
ペーパーバック・ライター|ペニー・レイン|ピカソの遺言|パイプス・オブ・ピース|プリーズ・プリーズ・ミー|プリティ・ボーイズ|プリティ・リトル・ヘッド|プット・イット・ゼア

R
ロッキー・ラクーン

S
サン・フェリー・アン|セイ・セイ・セイ|サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド|シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウインドウ|シー・ラヴズ・ユー|シーズ・ア・ウーマン|シーズ・ギヴン・アップ・トーキング|シーズ・リーヴィング・ホーム|心のラヴ・ソング|シンプル・アズ・ザット|シングル・ピジョン|サムデイズ|遥か昔のエジプト精神

T
テディ・ボーイ|テル・ミー・フー・ヒー・イズ|テンポラリー・セクレタリー|今日の誓い|涙の乗車券|トゥ・メニー・ピープル|トゥー・マッチ・レイン|タッグ・オブ・ウォー|トゥ・オヴ・アス

U
アンクル・アルバート/ハルセイ提督

V
ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー/ヴィーナス・アンド・マース(リプライズ)

W
やさしい気持|ウォーターフォールズ|ウィ・オール・スタンド・トゥゲザー|恋を抱きしめよう|幸せなる結婚|ホエン・アイム・シックスティー・フォー|ホエン・ウインター・カムズ|ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード?|ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ|ウィメン・アンド・ワイヴズ|ザ・ワールド・トゥナイト|ザ・ワールド・ユア・カミング・イントゥ

Y
イエロー・サブマリン|イエスタデイ|ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー|ユー・テル・ミー|ユア・マザー・シュッド・ノウ

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まさ☆( ^ω^ )♬ さん

    勿体無くて本当に少しずつ読んできたが、遂に読み終わってしまった。154曲の歌詞と、それに関する回想や解説が語られており、どれもこれも興味深いものばかりだった。写真がまた素晴らしく、特に子供達がまだ小さい1970年代の家族写真にほっこりする。その他貴重な資料類も掲載されていてファンには堪らない一冊(二冊!?)。文章部分だけ抜き出して文庫にならないかな?気軽に読み返せる大きさ(重さも)ではないので。。ああポール大好き。

  • O-chami さん

    ポールが5年に亘って24回の取材(語らい)セッションを受け、膨大な楽曲の内の154曲の歌詞とそれに纏わる背景や想い出が語られました。数多くの伝記やドキュメントとは一味違って、内面を窺い知れる楽しいものでした。箱入2巻874頁カラー写真も満載の16,500円の大型本。BGMは、“Changing my lite with a wave of her hand (彼女が手を振るだけで僕の人生が変わっていく)” と云う歌詞を持つ〜「Here,There and Everywhere」by BEATLES🎶

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Paul McCartney

ポール・マッカートニーを形容する言葉としてぴったりくるものは何だろう?元ビートルズ。親しみ易く普遍的なスタンダード・ナンバーを幾つも作った稀代のメロディ・メイカー。あるいは無類のロックンロール好き。英国出身のミュージシャン中でも最高峰のセレブリティ(サーの称号すら持つ)…いやいずれも当たりではあるのだが、どこか物足りない気がする…

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