基本情報
内容詳細
ラストまで一気読みの本格ホラー。小野不由美の原点にして最高傑作!
その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。
どういうこともない書店街の一郭。一見見落としそうな路地の突き当りに緑の扉、ハイツ・クリーンホームはあった。
父親の再婚を機に、高校生の荒川浩志はひとり暮らしをすることになった。ハイツ・グリーンホーム、九号室──それは、近隣でも有名な幽霊アパートだった。引っ越した当日、からっぽのはずの郵便受けには、小さい丸い白いものがひとつ、入っていた。プカプラした手触りの、人形の首だった――。「出ていったほうがいいよ」不愉快な隣人の言葉の真意は? 幽霊を信じない浩志ですら感じる「ひどく嫌な気分」の正体とは? 小野不由美の家ホラーの原点とも言える本格ホラー小説。
【著者紹介】
小野不由美 : 12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。91年『魔性の子』に続き、92年『月の影 影の海』を発表、「十二国記」シリーズとなる。「十二国記」と並行して執筆した『東亰胃聞』『屍鬼』『黒祠の島』は、それぞれ伝奇、ホラー、ミステリとして高い評価を受けている。「悪霊」シリーズを大幅リライトし「ゴーストハント」として2010年〜11年に単行本化(20〜21年全7巻が文庫化)。12年、2作が相関関係にある『鬼談百景』と『残穢』を刊行。『残穢』は13年第26回山本周五郎賞を受賞。19年「十二国記」シリーズ『白銀の墟 玄の月 十二国記』(全4巻)が刊行され話題に。20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文故障を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ミュポトワ@猫mode さん
読了日:2022/12/01
ひさか さん
読了日:2023/06/19
ゆみねこ さん
読了日:2023/02/12
メリー さん
読了日:2022/11/30
真理そら さん
読了日:2023/01/16
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
小野不由美
12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。『残穢』は13年第26回山本周五郎賞を受賞。20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞。その他のシリーズに営繕屋を主人公にした建物怪談「営繕かるかや怪
小野不由美に関連するトピックス
-
「十二国記」シリーズ初の「ガイドブック」が登場『「十二国記」30周年記... 小野不由美による歴史を塗り替えた大河物語「十二国記」。改めて作品世界を振り返り、様々な視点からその30年史を辿る、シ... HMV&BOOKS online|2022年08月05日 (金) 00:00
-
【映画化】小野不由美ドキュメンタリー・ホラー「残穢(ざんえ)」 2016年1月30日全国公開。畳を擦る音が聞こえる、いるはずのない赤ん坊の泣き声がする。何の変哲もないマンションで起... HMV&BOOKS online|2016年01月29日 (金) 12:03
文芸 に関連する商品情報
-
宮田俊哉(Kis-My-Ft2) 作家デビュー作『境界のメロディ』5月... Kis-My-Ft2 宮田俊哉が作家としてデビューする。「音楽」をテーマにした青春小説『境界のメロディ』はドラマCD... |2024年05月24日 (金) 00:00
-
カンザキイオリ 全文朗読付き単行本『あの夏が飽和する。-全文朗読付き完... 青春サスペンスの傑作、文庫化記念!人気声優による全文朗読が付いた完全版単行本。13年前の逃避行を描いたスピンオフ初掲... |2024年05月21日 (火) 00:00
-
『このミス』編集部が贈るホラー小説のランキングブック『このホラーがすご... 2023年4月〜2024年3月に発売されたホラー小説から、国内・海外ベスト20の作品を紹介。表紙を飾るのは『変な家』... |2024年05月20日 (月) 18:45
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・