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ISBN 10 : 4299037634
Content Description
第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作
「認知症の老人」が「名探偵」たりうるのか?
孫娘の持ち込む様々な「謎」に挑む老人。
日々の出来事の果てにある真相とは――?
認知症の祖父が安楽椅子探偵となり、不可能犯罪に対する名推理を披露する連作ミステリー!
<最終選考委員選評>
●レビー小体型認知症を患う老人が安楽椅子探偵をつとめる日常の謎′nの本格ミステリー連作。ラストがきれいに決まっている。
(大森望/翻訳家・書評家)
●マニア心をそそられる趣向が凝らされており、古典作品へのオマージュも好印象。ディーヴァーのリンカーン・ライムのヴァリエーションのようだ。
(香山二三郎/コラムニスト)
●キャラクターが非常に魅力的。彼らの会話がとっても楽しい!全体を通しての空気感、安定感が秀逸でした。魅力的な物語を書き続けていける方だと確信しました。
(瀧井朝世/ライター)
<あらすじ>
かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は、七十一歳となった現在、幻視や記憶障害といった症状の現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。
しかし、小学校教師である孫娘の楓が、身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻すのだった!
そんな中、やがて楓の人生に関わる重大な事件が……。
【著者紹介】
小西マサテル : 1965年生まれ。香川県高松市出身。明治大学在学中より放送作家として活躍。第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、本作にてデビュー。2022年現在、ラジオ番組や単独ライブなどのメイン構成を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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starbro
読了日:2023/02/11
青乃108号
読了日:2023/10/19
bunmei
読了日:2023/02/01
うっちー
読了日:2023/02/21
R
読了日:2023/04/19
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