CD 輸入盤

交響曲第4番『ロマンティック』 ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC901921
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オリジナル楽器初のブルックナー第4番!
ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管

ブルックナーの人気作『ロマンティック』に初の時代楽器演奏が登場。ヘレヴェッヘとシャンゼリゼ管弦楽団による2005年10月のレコーディングです。
 ヘレヴェッヘはかつてインタビューで、ギュンター・ヴァントのブルックナー演奏を絶賛し、さらに、華美な演奏には反対であると発言、2001年にはロイヤル・フランダース・フィルと交響曲第9番補筆完成版を演奏して評判となりました。しかし、彼の求めるブルックナー像の確立には、オリジナル楽器のオーケストラが不可欠だったのでしょう。
 シャンゼリゼ管弦楽団は、18世紀後半から19世紀にかけて書かれた音楽の演奏を念頭において結成されたオリジナル楽器オーケストラで、すでに同じブルックナーの第7番や、ベートーヴェンの第9番、シューマンの第2番&第4番、フランクのニ短調交響曲などで話題になっています。
 今回の演奏では、全編を支配する清澄な音響美、強力に凝集された金管群がつくりだす純度の高い大伽藍がとても印象的です。ヘレヴェッヘの真骨頂ともいえる微細を極めたフレージングが、シャンゼリゼ管のオリジナル楽器ならではのピュアな響きと相まって、繊細な陰影を見事に表現。第1楽章冒頭のホルンや、伸びやかに踊り込むブルックナー・リズムの流麗自在な歌い口は実に魅力的ですし、展開部に入っての光射すような崇高なコラールも聴きどころといえるでしょう。シャンゼリゼ管のニュアンス豊かな表現力と共に、ヴァイオリン両翼配置の立体感、ヴィブラートを抑えた木管セクションの色彩感を十全に捉えた録音も特筆すべき優秀さです。ノヴァーク版第2稿使用。

・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 [64:42]
 第1楽章 Allegro [18:06]
 第2楽章 Andante quasi allegretto [15:50]
 第3楽章 Schero [9:55]
 第4楽章 Allegro moderato [20:33]

 シャンゼリゼ管弦楽団
 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

収録曲   

  • 01. Herreweghe, Philippe - Sinfonie Nr. 4 Es-dur Roma
  • 02. 1. Allegro Molto Moderato: Bewegt, Doch Nicht Zu S
  • 03. 2. Andante, Quasi Allegretto
  • 04. 3. Scherzo: Bewegt - Trio: Nicht Zu Schnell, Keine
  • 05. 4. Finale: Bewegt, Doch Nicht Zu Schnell

ユーザーレビュー

総合評価

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私も聴いてみましたが全くKUROさんの仰ると...

投稿日:2006/05/14 (日)

私も聴いてみましたが全くKUROさんの仰るとおりだと思います。一曲通しで聴けました。以前トリフォニーで9番補筆版を聴いたときには固い指揮ぶりで音楽の流れもいまひとつだったように覚えていますので、それに比べればリズムや旋律の歌わせ方などは随分と流麗になったと思います。ただし華美な演奏の是非とか、結果的にどのような大伽藍が構築できたのか等については聴く側がどこに重点を置いているかの問題もあり、このコンビの実演を聴きたいと感じます。

fuka さん | 横浜 | 不明

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おそらくブルックナー・ファンの方々にとっ...

投稿日:2006/05/02 (火)

おそらくブルックナー・ファンの方々にとって、このCDはあまり芳しくない評価かもしれません。しかし「らしくない」を度外視すればなかなか面白い演奏になっていると感じました。とにかく滅茶苦茶にロマンティックで美しく仕上げられたブルックナーです。

KURO さん | 福岡 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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