モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

レクィエム カール・ベーム&ウィーン・フィル

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4135532
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

ベームのモーツァルト:レクィエム

1971年4月、ムジークフェラインザールにおけるステレオ録音。昨今の古楽風モーツァルト演奏とは正反対のいわゆる 重厚長大型”の極致を示す有名な演奏です。
 「死者のためのミサ曲」にふさわしい、息長く悲痛なその進行には、有無を言わせず聴き手の心を動かす力が確かに備わっており、深みある色彩を湛えるウィーン国立歌劇場合唱団の力唱が、ジュスマイヤー完成部分でさえきわめて雄弁に聴かせてくれるのが印象的。
 ソリストも高水準で、エディット・マティスの美しい高音域にユリア・ハマリの清楚な歌唱、カール・リッダーブッシュの深く温かみのある声、ヴィエスワフ・オフマンのスタイリッシュな歌唱と、4人とも実に魅力的な仕上がり。特にマティスの美声は素晴らしく、第1曲から感動的です。
 ウィーン・フィルも見事です。長年の演奏経験により、モーツァルトを知り尽くした楽員たちが奏でる共感に満ちた演奏からは、やはり大きな伝統の力を感じることができますが、通常よりもそうした味わいが濃く感じられるのは、ベームにより拡大されたフォルムの影響でしょうか。細部に至るまで陰影豊かな表現が、ムジークフェラインの響きを得ていっそう説得力を増しているようです。補助マイクのセッティングも効果的だったのでしょう。ここでは実に深い響きがします。

・モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626
 エディット・マティス(S)
 ユリア・ハマリ(Ms)
 ヴィエスワフ・オフマン(T)
 カール・リッダーブッシュ(Bs)
 ハンス・ハーゼルベック(Org)
 ウィーン国立歌劇場合唱連盟
 ノルベルト・バラッチュ(合唱指揮)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1971年4月(セッション)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 プロデューサー:ヴォルフガング・ローゼ
 エンジニア:ギュンター・ヘルマンス

収録曲   

  • 01. Requiem / Kyrie . Adagio - Allegro - Adagio
  • 02. Requiem / Kyrie . Adagio - Allegro - Adagio
  • 03. Dies Irae. Allegro Assai
  • 04. Dies Irae. Allegro Assai
  • 05. Tuba Mirum. Andante
  • 06. Tuba Mirum. Andante
  • 07. Rex Tremendae. Grave
  • 08. Rex Tremendae. Grave
  • 09. Recordare. Andante
  • 10. Recordare. Andante
  • 11. Confutatis. Andante
  • 12. Confutatis. Andante
  • 13. Lacrimosa. Larghetto
  • 14. Lacrimosa. Larghetto
  • 15. Domine Jesu. Andante Con Moto
  • 16. Domine Jesu. Andante Con Moto
  • 17. Hostias. Andante - Andante Con Moto
  • 18. Hostias. Andante - Andante Con Moto
  • 19. Sanctus. Adagio - Allegro
  • 20. Sanctus. Adagio - Allegro
  • 21. Benedictus. Andante - Allegro
  • 22. Benedictus. Andante - Allegro
  • 23. Agnus Dei / Lux Aeterna
  • 24. Agnus Dei / Lux Aeterna

総合評価

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重くて遅いテンポ、遅すぎるだろうと思う。...

投稿日:2024/08/16 (金)

重くて遅いテンポ、遅すぎるだろうと思う。感想はカラヤヌスさんと同じである。モノラルのウィーン交響楽団のCDを2種持っている。DG盤とオリジナルフィリップスの輸入盤、音は若干フィリップスがいいかなと思う。このウィーンフィルよりテンポが早くベームの意図も演奏に表れてこのステレオより締まった優れた演奏だと思う。このウィーンフィルとの演奏は最後まで聴くにはこちらの気持ちが持たない。ワルターはステレオで残すべきだった。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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評価の高い演奏ですが、果たしてそうだろう...

投稿日:2024/01/19 (金)

評価の高い演奏ですが、果たしてそうだろうか。モーツァルトはもっと繊細でデリカシーに溢れた音楽のはずである。ワルターの同曲を聞くと良く分かる。カラヤンも数回録音しているが、暗い響きでしなやかで繊細な響きを作り、決して大音響で、どなっていない。ベームの演奏は正にオラトリオであり、レクイエムには聞こえない。合唱は全力で大音響で歌いまくり、宇野式に言えば、デリカシーの欠片もなく、能天気な演奏である。それもまた素晴らしいが、皆様冷静に考えて頂きたいのは、ワルターの後継者と言われたベームは、ワルターとは似ても似つかぬ演奏をしていたという事。しなやかなワルターに対し、硬直しているのである。モツレクには、一種の厳しさも与え、演奏は立派に聞こえるが、決して死者の為のミサ曲(レクイエム)ではない。大甘で星三つです。

karayanus さん | UNITED KINGDOM | 不明

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久しぶりに取り出して聴いてみた。やっぱり...

投稿日:2023/01/18 (水)

久しぶりに取り出して聴いてみた。やっぱりここに尽きると改めて感じた。こうした名演を残してくれたベームさんに感謝。毛色の違うムーティ、アバド、コープマンと併せて聴いて楽しんでいる。これがおもしろいのだ。特にアバドのユニークさには脱帽。併録の二曲がとりわけ素晴らしい。音楽っていいなぁ。

酒を愛する老人 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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