フシギ 角川文庫

真梨幸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041143278
ISBN 10 : 4041143276
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
追加情報
:
304p;15

内容詳細

いわくつきのマンションMを題材に小説を書いてほしい―ある作家に見知らぬ編集者から依頼が舞い込んだが、彼女はMに取材に行くと言ったきり転落死を遂げてしまう。しかし作家のもとには、今晩も彼女からメールが届き続けている。「3人目の女が、先生のところに現れませんように。」退去者が後を絶たないMの因果、そして3人目の女の正体とは。行きつく先が絶望でもページをめくる手が止まらない、衝撃のホラー×ミステリ!

【著者紹介】
真梨幸子 : 1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イアン さん

    ★★★★★★★☆☆☆連作短編形式で綴られる真梨幸子の長編。中堅作家の私≠フ元に、事故物件を扱ったアンソロジーの執筆依頼が届く。その後担当編集者が曰くつきのマンションを下見中に転落死するが、真夜中に届いたのは死んだはずの編集者からのメールだった…。扱うネタが事故物件・禁足地・生霊と多岐にわたり、少々散らかった印象を受けるため、核となるホラー要素や謎があれば良かった。全てを読み終えた後、冒頭を読み返して気付く。ドキュメンタリー調で語られるこの一人称こそ、終盤のあのトリックを際立たせる巧妙な布石だったのだと。

  • H!deking さん

    そうそうこれこれ、って感じの真梨先生節全開でした。ここ最近の相関関係グズグズ感はあまりなく読みやすかったかな。その分ちょっと軽い感じはしたけど気持ち悪さは好みでした。気持ち悪さにも色々あるけど改めて髪の毛って嫌だなw

  • 坂城 弥生 さん

    なんか前の章と繋がってたり視点が変わってたりしてフワフワした物語でした。バッチリ不快さや気持ち悪さはあったけど。

  • 雨 さん

    事故物件ものかと思いきやまさかのオチでした。

  • JKD さん

    禁足地とか呪詛場とか犬神とか気味悪いワードがありながらもユーモアたっぷりで怖がらせてくれる。鈴木局長とのランチのくだりは爆笑。それにしてもタイトルがフシギって。あまりフシギ感がないような気がするのは私だけでしょうか?面白かったからいいですけど。

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真梨幸子

1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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