なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか “ゆるい職場”時代の人材育成の科学

古屋星斗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784296115037
ISBN 10 : 4296115030
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
追加情報
:
288p;19

内容詳細

きつくても、ゆるくても辞める。褒めても不十分…ではどうする?Z世代の実像に迫り、効果的な育成のヒントを導く。

目次 : 第1章 「Z世代」は存在しない―二極化する価値観と、若者論のウソ/ 第2章 「ゆるい職場」と若手の不安―若者を取り巻く変化を理解できているか/ 第3章 若手は会社をこう見ている―職場では聞けないZ世代の本音/ 第4章 心理的安全性だけでは活躍できない―「キャリア安全性」という観点/ 第5章 若手を育成できる管理職、できない管理職―育成に成功しているマネジャーを科学する/ 第6章 「ゆるい職場」時代の育て方改革5つのヒント―質的負荷をいかに高めるか/ 第7章 「優秀な人材ほど辞める」を食い止めるには―「二層化した若手」を適切に育てる方法/ 第8章 若手がひらく、会社と社員の新しい関係―「ゆるい職場」時代の組織論

【著者紹介】
古屋星斗 : リクルートワークス研究所主任研究員。2011年一橋大学大学院社会学研究科修了。同年、経済産業省に入省。産業人材政策、投資ファンド創設、福島の復興・避難者の生活支援、政府成長戦略策定に携わる。17年より現職。労働供給制約をテーマとする2040年の未来予測や、次世代社会のキャリア形成を研究する。一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事。法政大学キャリアデザイン学部兼任教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きんばら いつき さん

    大変勉強になった。一番驚いたのは「若手育成実感のある管理職の方がワークエンゲージメント(仕事への満足感、働きがい)が高い」ということ。これが、「若手育成の支援をすることが、今の管理職と将来の管理職(今の若手)のどちらのためにもなる」という論理になる。そして、「OFF-JTがある方が管理職は若手を育てやすい」という背景…。企業として、OFF-JTをはじめとした若手育成支援は何重の投資になるのではないかと感じた(にもかかわらず、OFF-JTは減る一方なのは悲しい現実)

  • せっちゃんさん さん

    「今どきの若者は…」何て30年前から新聞にも載っていた。変わったのは若者ではなく、法令とそれに伴う社会環境。ある意味、今の中間管理職がロールモデルを見せれて無いことが問題だ!もっと格好良く成長し続けようぜ40代!若手伸ばせばもっとやりがい感じるんだぜ!という激励か?なかなか面白かった。

  • 垣添優子 さん

    部下を1人もつ私はギリ若手・管理職どちらの視点も共感でき楽しめた。 特に自分の転職動機が本書の若者の「キャリア不安」やその背景と見事一致。登場するどのワードにも反応し自分を重ねてしまった。 そして高めるべき「質的負荷」そうそれ!その通り! 管理者目線では、褒めることをフィードバックと勘違いしていないかの問いにギクリ。 できる管理職がとる「人事評価に基づいた仕事で改善すべに点へのコミュニケーション」には、なるほどそうやるのか。取り入れたい。

  • ロベリ さん

    若手世代の育成実感が高いほど育成者本人のワークエンゲージメントが高く、かつその育成者に若手世代が「ついていきたいと思うかどうか」は『自らも挑戦しているかどうか、キャリアに悩んでいて真摯に向き合っているかどうか』ということで、自分もギリギリ若手の当事者としてもやもやしていたものが言語化された。 挑戦していないマネージャーには全く興味がわかないし、ついていこうと思わないし、そういった人たちは挑戦をさせられない。負のループだと思う… これ、若手の当事者たちにしくじり先生的に読ませてもいいかも。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    ⚫︎「職場がゆるくて辞めたい」という若者が少なからず存在している。労働環境の改善は必ずしも定着につながるとは限らない。会社には不満はないが不安はある。就職先の決め手は「自分の成長が期待できる」こと。 ⚫︎若手の就労意欲の継続には、職場の心理的安全性だけでは不十分で、キャリア安全性が必要になる。等、、 なるほど「Z世代はこんな子達だから」と思い込みを持って関わるのではなく、ちゃんと雑談をして、ちゃんと向き合ってあげることがポイントのようですね。 しかし、、、、上司の仕事はますます増える一方でんがな。

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古屋星斗

リクルートワークス研究所主任研究員。2011年一橋大学大学院社会学研究科修了。同年、経済産業省に入省。産業人材政策、投資ファンド創設、福島の復興・避難者の生活支援、政府成長戦略策定に携わる。17年より現職。労働供給制約をテーマとする2040年の未来予測や、次世代社会のキャリア形成を研究する。一般社団

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