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生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ 完全版 実業之日本社文庫

知念実希人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408558806
ISBN 10 : 440855880X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

多発する臓器強奪事件。いったい誰が、何の目的で? 死者の意志を踏み躙る凶行に天久鷹央が挑む。書き下ろし掌編収録の完全版。

【著者紹介】
知念実希人 : 1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    東京から新横浜へと向かう新幹線、移植のための心臓を運んでいたコーディネーターが襲撃され奪われた臓器。さらに、同様の事件が天医会総合病院でも発生するメディカルミステリ。心臓、肺、肝臓、腎臓。生命のリレーの最中、踏みにじられる死者たちの遺志。いったい誰が、何の目的で臓器の強奪に走るのか。調査の過程で明らかになってゆく真相と結末。その裏にあったもう一つの隠された思惑があって、そのあまりにも独善的な発想には呆れましたけど、悪質な手口をを見過ごさずに暴いて、それをきっちり逮捕にまで繋げてみせた鷹央たちは流石でした。

  • NAOAMI

    一刻一秒を争う臓器移植。命のリレーを踏みにじる強奪事件が発生。冒頭から余裕の鷹央に引っ張られるように、小鳥遊・鴻ノ池が真相を追う。死者への冒涜とも呼べる犯罪の裏に様々にねじ曲がった愛憎が渦巻き人を狂わせていく。終盤、謎解きシーンで明かされる驚愕の血縁。それを結ぶレアな症候群指摘。粗方鷹央が解いて小鳥遊に診断を付けさせる流れができていて、その場面が何となく好きなんだな。鷹央を舐めてかかった犯人側に立ち向かう空手と合気道の有段者。もう水戸黄門的な鉄板!ホルモン鍋で鴻ノ池を封じ小鳥遊の溜飲も下がったのが良い〆。

  • もっぱら有隣堂と啓文堂

    天久鷹央シリーズの完全新作3作&完全版13作を実業之日本社文庫が7か月間連続刊行する4月配本第7弾の2冊め。時系列では「羅針盤の殺意」、「吸血鬼の原罪」の両新作に挟まれた14番目。今回は臓器移植が大きなテーマ。連続臓器強奪事件の犯人とその目的は何か。遺伝と宗教がキーになる。宗教のほうは何となく想像がついたが、遺伝のほうは毎度のことで想像さえもつかない。書き下ろし掌編は「生命の摂食者」。舞が企画した事件解決後の統括診断部もつ鍋パーティー。具材を題材に舞が解剖学の知識を問われる。小鳥は日頃の鬱憤を存分に晴らす

  • OHNO Hiroshi

    ドナー。レシピエント。原石は原石のまま。全ての不可能を除外して最後に残ったものが、如何に奇妙なことであっても、それが真実となる。アフタヌーンのケーキ。ホルスの目。

  • FUKUIKE

    ★★★★☆ 久しぶりに図書館で手に取った天久鷹央シリーズ!レギュラーの鷹央、小鳥遊、鴻ノ池そして今回は成瀬との絡みも楽しみながら一気に読了、面白かった!

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