CD 輸入盤

交響曲第9番 カラヤン&ベルリン・フィル 【1984年 管弦楽賞、レコード・オブ・ジ・イヤー】

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4745372
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー交響曲第9番
カラヤン&ベルリン・フィル
ベルリン芸術週間ライヴ

バーンスタインによる伝説的なマーラー9番のコンサートの直後に、同じホールで同じ曲のセッション録音を同じオケとおこなっていたカラヤンですが、このライヴ録音は、バーンスタイの3年後に、同じくベルリン芸術週間で、同じオケで同じ曲を同じホールで演奏したという対抗意識むき出しの内容となっています。
 演奏はセッション盤がバーンスタインの痕跡を消そうとするかのように、重厚壮麗なカラヤン色に塗り上げられたものだったのに対し、ライヴ盤はより流麗で色彩豊かなサウンドを基調としており、作品の内容に即した自然な抑揚を伴ったレガートが、闘争的な音楽から諦観表現にいたるまで雄弁に描きつくしています。
 ここでのカラヤンは耽美一辺倒ではなく、たとえば終楽章後半では、時に消え入りそうになるほど虚無的な瞬間をいくども重ねながらも美しく歌い継がれていく旋律の進行が感銘深く、特に終結部でのはかない美を湛えた3分46秒間は、カラヤン美学の結実とさえ言いたくなるほど見事なものです。

【収録情報】
・マーラー:交響曲第9番ニ長調
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1982年9月30日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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