シューマン、ロベルト(1810-1856)

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DVD

交響曲第4番 カラヤン&ウィーン響、クルーゾー監督(リハーサル風景付き)

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKDS242
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD

商品説明

カラヤン&クルーゾー / シューマン4番(DVD)

カラヤンが私財を投じて立ち上げた映像製作会社「コスモテル」は、1965年、スカラ座の『ボエーム』を第1作としてスタートしますが、本来の目論みだった「コンサート作品の映像化」でカラヤンが協力を求めた映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーとの共同制作は、このシューマンの4番から始まりました。
 このシューマンは、1年後に収録されたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番と同じく、ウィーン交響楽団を起用して製作されました。カラヤンと同オケは、1940年代後半から50年代なかばまで『カラヤン・コンサート』として現代に語り継がれる一連の名演奏会で知られた名コンビでしたが、その後はほとんど指揮台に登場することなく、公式なレコーディングとしてはリヒテルとのチャイコフスキーが残されるのみ。いわば久々に古巣へ戻ったカラヤンが、壮年の生気みなぎる指揮ぶりでかつての手兵を誘導していく様子が、この映像作品には克明に印されています。
 以前にLDとビデオで販売されていた時には別々に収録されていた通し演奏とリハーサルが、本来の製作意図どおり揃って収められていることも朗報です。

シューマン:
・交響曲第4番ニ短調 op.120
・リハーサル風景(特典映像)

 ウィーン交響楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
 撮影:クルト・ユーネック
 録音:ギュンター・ヘルマンス
 製作年:1965年

 収録時間:本編 27分 特典 約63分
 画面:スタンダード モノクロ
 音声:モノラル、ドルビー・デジタル
 字幕:日本語
 片面1層収録


こちらの商品は、新たにフィルムからNTSC用にビデオ変換されたマスターを用いています。演奏時間などで判断すると、FILM/PAL変換の際の約4%の短縮といった問題もなく、正しくコンヴァートがおこなわれているようなのですが、残念ながらピッチは若干高いものとなっています。これはもしかすると、撮影当時のカメラがモノクロの旧式なタイプだったため、1秒間あたりのコマ数設定が通常の24コマよりも少ないものだった可能性があり、結果として、NHKでの独自変換による放映も含めて、ピッチがすべて高いものになってしまっているのではないかと考えられます。
 ちなみに、同じ変換方法を採用したヴェルディのレクイエムでは、撮影時のカメラがカラー対応の新しいものになっているためか、ピッチの問題は発生していませんでした。
 申し訳ございませんが、以上の点をご了承の上お求め下さるようお願いいたします。

内容詳細

『恐怖の報酬』などサスペンス映画に優れた手腕を発揮した映画監督クルーゾー撮影が話題。カラヤンの意図を十二分に汲み取り、人間カラヤンと芸術家カラヤンの両面を見事に映し出した、音楽映像の傑作。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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リンクさんの、単に「美しいだけ」というカ...

投稿日:2007/07/18 (水)

リンクさんの、単に「美しいだけ」というカラヤン評が、いかに的外れかよく分かります。と指摘されたこと200%同感です。私はウィーンでマタチッチ、ジュリーニ、バーンスタインやこのカラヤン等のリハを生で見ましたが、立派な方々は響きとリズムとテンポのこと以外は殆ど喋らないです(文学的な表現はまず口にしませんでしたね)これはウィーン響の歴史に燦然と輝いている貴重な記録です。実に素晴しく、すぐそこに音楽が展開しています。この類の人はもう何処にもいねぇや!つまらんなぁ(涙!)

独墺賛美 さん | 倉敷 | 不明

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第三楽章、わざとフニャフニャ振って腑抜け...

投稿日:2006/02/16 (木)

第三楽章、わざとフニャフニャ振って腑抜けた音を出させ、「それじゃだめだ」と指摘して、今度はがっちり振って重厚な音を出させる。自己演出の巧みさには皆だまされる。ダシに使われたオケはいい面の皮かも(だからBPOじゃないのか?)。ヴァイオリンセクションをしごいて、柔らかい音を出させる過程は興味深い。指示のほとんどは音響面、技術面に集中している。この時代のカラヤンの音楽は底が浅くて物足りないが、彼のオケトレーナーとしての能力は見える。

フランキスト さん | アメリカ | 不明

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演奏も予想外の素晴らしさですが、特にリハ...

投稿日:2005/11/04 (金)

演奏も予想外の素晴らしさですが、特にリハーサル!カラヤンの天才を実感します。やはり本当に特別な指揮者だったのですね。このシリーズはなかなかいいです。ドヴォルザークも楽しみです。

@−@ さん | 神戸市 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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