モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

交響曲第1番、第32番、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 テンシュテット&バイエルン放送響(1977)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH05004
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ライヴ! テンシュテットのモーツァルト&シベリウス

@モーツァルト:交響曲第1番 変ホ長調 K.16
Aモーツァルト:交響曲第32番 ト長調 K.318
Bシベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47

@ユヴァル・ヤロン(vn)
バイエルン放送交響楽団
クラウス・テンシュテット(指揮)
@1977年7月14日
AB1977年12月2日
ミュンヘン、ステレオ・ライヴ

ひたすら熱いマーラーやベートーヴェンとはガラリと変わり、驚くほど端正なのがテンシュテットのモーツァルト。北ドイツ放送響との『ジュピター』もそうでしたが、フィナーレに向けて頂点を築くドラマ作りときびきびとした生命力が目の眩むようなすばらしさ。1番と32番という選曲の珍しさに加えて、テンシュテットに掛かると1番でさえ神々しいばかりの威容で迫ります。一方、独奏を切れ込み鋭いバックで支えるシベリウスでは、冷徹な響きが狂気を感じさせます。こちらも音質優秀。
 独奏のユヴァル・ヤロンはイスラエル出身、ヘルシンキで5年ごとにおこなわれるシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールの第3回大会(1975)において優勝を飾った奏者です。

収録曲   

  • 01. Symphony no 32 in G major, K 318
  • 02. Symphony no 32 in G major, K 318
  • 03. Symphony no 32 in G major, K 318
  • 04. Symphony no 1 in E flat major, K 16
  • 05. Symphony no 1 in E flat major, K 16
  • 06. Symphony no 1 in E flat major, K 16
  • 07. Concerto for Violin in D minor, Op. 47
  • 08. Concerto for Violin in D minor, Op. 47
  • 09. Concerto for Violin in D minor, Op. 47

総合評価

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モーツァルトはマイナーな選曲だが適度にマ...

投稿日:2020/01/14 (火)

モーツァルトはマイナーな選曲だが適度にマッシヴな表現と一気呵成の集中力で見事に聴かせる。シベリウスは更にマグマの如く熱気を放射し異質だが嵌ると癖になる濃厚凄演で、優秀なBRSOを自在にドライヴし荒れ狂う。録音状態のせいか特に低音が充実しており、唸り上げる低弦や地獄の底から湧き上がるようなティンパニがリスニングルームを揺るがす。ヤロンによるVnソロも同傾向で熱く濃く、我が最愛のチョーリャン・リン(バックはサロネン/PO)のクールな情熱とは正反対の燃え盛る熱気でムンムン!白眉は濃密なロマンを湛える第2楽章でオケ、ソロ共に陰翳濃く歌い上げ絶美!終楽章も北欧の叙情は希薄だがゴツい低弦を軸に強靭なリズムを刻み大いに熱狂する。音質は77年Liveだが肉厚鮮明リアルで優秀。

スノードロップ さん | 広島県 | 不明

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モーツァルトは競合盤を持っていないので、...

投稿日:2013/08/13 (火)

モーツァルトは競合盤を持っていないので、シベリウスのほうでコメントいたします。この協奏曲、第1楽章はどの演奏もたいてい良いのですが、第2・第3楽章に納得のいく演奏がほとんどなく、何枚ものCDを買ってしまいました。ムターやハーンのように、ソリストの個性が前面に出すぎて北欧らしさが感じられないものはごく一部だと思いますが、ソリストとオケの音量のバランスが悪かったり、高音が低音をかき消してしまったり、クレッシェンドやデクレッシェンドが急激過ぎてクライマックスの作り方に違和感を覚えたり、第2楽章が速すぎて第3楽章が遅すぎたり……。そんな中で見つけた私が唯一好きな演奏は、You tubeに出ている、ポゴストキナ(05年シベリウスコンクール優勝)、セーゲルスタム、ヘルシンキ・フィルによる演奏で、ソリストのうまさはもちろん、セーゲルスタムがオケを非常にうまくコントロールしていて、第2・第3楽章もライブとは思えないほど緻密で、グイグイと引き込まれます。それと比較すると、当盤のほうが完成度は落ちるものの、第2楽章がかなりの好演!ヤロンの演奏にはダイナミックレンジがあり、味のある表現になっていますし、テンシュテットもヤロンの音とのバランスを取りながら、うまくクライマックスを築いていると思います。ただ、第3楽章は一転、第2楽章で集中力をだいぶ使ってしまったせいか、良くも悪くもライブらしい荒っぽい演奏に。第3楽章だけなら、諏訪内、オラモ、バーミンガム市響の安定感が一番でしょう(前述のセーゲルスタム&ヘルシンキを凌駕する)。やはりこの曲、ソリストがどんなに良くても、指揮者とオケが雑ではシラケてしまうのだと、改めて気づかされました。それでも、この第2楽章はなかなか貴重です!

のろま さん | 東京都 | 不明

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シベコン目的で購入しましたが、モーツァルトもな...

投稿日:2009/02/14 (土)

シベコン目的で購入しましたが、モーツァルトもなかなかの佳演。シベリウスの方は、フィッシャー、マゼール、BRSOのライブにつぐ熱演、力演で圧倒されました。三十年以上も前の録音ですが、ヴァイオリンもオケも瑞々しく新鮮な音質で楽しめました。やはりテンシュテットはライブに凄い記録が残ってますね。

和愚練庵 さん | 東京都 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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