シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD 輸入盤

交響曲全集 ジョージ・セル&クリーヴランド管(2CD) 

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5160272
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

シューマン:交響曲全集
セル&クリーヴランド管弦楽団


透徹したアンサンブルとセルによるさまざまな工夫により、響きの問題をクリアした明晰をきわめた名演として名高いセル&クリーヴランドのシューマン全集がお買得価格に。同コンビ黄金時代の響きを堪能できます。リマスターは、以前、豪華な“ヘリテイジ・シリーズ”でリリースされたときのものと同じで、素晴らしい音質。

【収録情報】
シューマン:
・交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』
・交響曲第2番ハ長調 Op.61
・交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』
・交響曲第4番ニ短調 Op.120
・『マンフレッド』序曲
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音時期:1958年10月24、25日(第1番)、1960年10月24日(第2番)、1960年10月21日(第3番)、1960年3月12日(第4番、1959年1月21日(マンフレッド序曲)
 録音場所:セヴェランス・ホール、クリーヴランド
 録音方式:ステレオ(セッション)

総合評価

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先日スイトナー/ベルリン響(Denon)の評を記...

投稿日:2012/08/01 (水)

先日スイトナー/ベルリン響(Denon)の評を記入したばかりだが、当盤もどうしても外せないCDである。当初’58〜’60の収録と知って驚いたが、元々センスの良いBEにより丁寧な記録が成されていたのと、これまた美的センスに秀でたエンジニアによるミックスダウン&リマスタリングが功を奏した結果となったようだ。なかなか実体感の在る音で各パートも良く聴き取れる。前述のスイトナーとは録音手法が全く違うようで、このSony盤は会場の前席に詰めて聴いている感じ、音像は比較的近めである。両者とも重厚でマッシヴなのだが、Denon盤のほうがone-point的で程々の距離を取っているためか間接音もやや多めで、会場後席で聴いている感じである。それ故、当Sony盤ではセルの透徹した棒捌きと一糸乱れぬアンサンブルのオケが素晴らしい反応を見せる妙技が堪能でき、こちらの方が一般受けは格段に良いだろうと思う。それにしても飽かずに聴き続けてきたものだ。こういうものを名盤と呼ぶに異を唱える御仁はまず居ないだろう。

盤鬼hmv12 さん | 福岡県 | 不明

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クラシックを聴き始めた40年ほど前、セル&...

投稿日:2012/01/15 (日)

クラシックを聴き始めた40年ほど前、セル&クリーヴランドにつく形容。完璧なアンサンブル、冷徹、厳格。評論家の言葉に対して、斜に構えていた私は、この盤で自分の正当性を証明出来たと満足した懐かしい名盤です。勿論アンサンブルは素晴らしいですが、演奏からは人間味を感じ取ることが出来ますね。他にも愛聴盤の多いシューマンですが、私にとってベストはやはりセル盤です。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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セル&クリーヴランド管弦楽団の演奏は、「...

投稿日:2011/08/06 (土)

セル&クリーヴランド管弦楽団の演奏は、「セルの楽器」との称されるように、オーケストラの各楽器セクションが一つの楽器のように響くという精緻なアンサンブルを誇っていた。したがって、その演奏の精密な完璧さという意味では比類のないものであったと言えるが、その反面、1980年代半ば以前のショルティの多くの演奏のように呼吸の浅い浅薄さには陥っていないものの、いささか血の通っていないメカニックな響きや、凝縮化の度合いが過ぎることに起因するスケールの小ささなど、様々な欠点が散見されることは否めないところだ。もっとも、1960年代後半になりセルも晩年に差し掛かると、クリーヴランド管弦楽団の各団員にもある種の自由を与えるなど、より柔軟性のある演奏を心掛けるようになり、前述のような欠点が解消された味わい深い名演を成し遂げるようになるのであるが、本演奏が行われた当時は、一般的には晩年の円熟とは程遠い演奏を繰り広げていたと言える。ただ、そのようなセルも、シューマンとドヴォルザークの交響曲に関しては、これらの楽曲への深い愛着にも起因すると思われるが、晩年の円熟の芸風に連なるような比較的柔軟性のある演奏を行っていたと言えるのではないだろうか。本シューマンの交響曲全集における各交響曲や「マンフレッド」序曲の演奏においても、いわゆる「セルの楽器」の面目躍如とも言うべき精緻なアンサンブルを駆使して極めて引き締まった演奏を展開しているが、いささかもメカニックな血も涙もない演奏には陥っておらず、各フレーズの端々から滲み出してくる滋味豊かな情感には抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。また、格調の高さにおいても比類のないものがあり、いい意味での知情バランスのとれた素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したい。セル独自の改訂もいささかの違和感を感じさせない見事なものであると言える。もっとも、第1番はクレンペラー&フィルハーモニア管による演奏(1966年)、第2番はシノーポリ&ウィーン・フィルによる演奏(1983年)、第3番はシューリヒト&パリ音楽院管による演奏(1953年)又はジュリーニ&ロサンゼルス・フィルによる演奏(1980年)、第4番はフルトヴェングラー&ベルリン・フィルによる演奏(1953年)、「マンフレッド」序曲はフルトヴェングラー&ベルリン・フィルによる演奏(1949年)がそれぞれベストの名演であり、本演奏は名演ではあるもののそれぞれの楽曲演奏史上最高の名演とは言い難いが、シューマンの交響曲全集として見た場合においては、サヴァリッシュ&ドレスデン国立管(1972年)やバーンスタイン&ウィーン・フィル(1984、1985年)による全集と同様に、最大公約数的には極めて優れた名全集と評価するのにいささかの躊躇をするものではない。録音は今から50年以上も前のものであり、本従来盤は必ずしも良好な音質とは言い難いと言えるが、シングルレイヤーによるSACD化によって見違えるような鮮明な音質に生まれ変わった。数年前にBlu-spec-CD盤も発売され、それもなかなかの高音質ではあるが、SACD盤には到底敵し得ないところだ。SACD盤は現在では入手難であるが、セルによる素晴らしい名演でもあり、是非とも再発売をしていただくことをこの場を借りて強く望んでおきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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