ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

弦楽四重奏曲第11番、第12番 スメタナ四重奏団(1981)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCO70680
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 作品95《セリオーソ》
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 作品127

スメタナ四重奏団

録音:1981年(デジタル)
レコ芸特選

昂然たる中期から15年の作曲のブランクを経て、内省的な後期へ。その転換を圧倒的な集中力で見事に音化した本盤は、全てが名演である本全集中でも屈指の傑作と評されます。

内容詳細

《CREST1000》シリーズ第3回発売からの1枚。デジタル録音でのスメタナSQ唯一の全集からの分売。中期の最後の作品と後期の最初の作品を収録。内省的な後期への転換を示す2曲だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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1945〜1989年の長きに渡って弦の国チェコを...

投稿日:2012/05/31 (木)

1945〜1989年の長きに渡って弦の国チェコを代表する弦楽四重奏団として活躍したこのスメタナQは我々の世代のクラシック・ファンには正統派アンサンブルとしてその評価は定着したものでありました。このQが活動後半期である1976〜1985年に録音したベートーヴェン弦楽四重奏曲集から本盤は中期作曲グループのラスト第11番(1981年録音、タイム@4’38A6’25B4’05C4’33)と後期作曲グループのスタート曲第12番(同年録音、同@6’08A15’19B8’28C6’14)とをカップリング分売したものです。第11番「セリオーソ」(「セリオーソ」とは「真面目な」という意)は短調である事もあって第1楽章からセカセカした押しの強い切り込みからスメタナQの緊密感が素晴らしいですね。何気なく終わるこの楽章からこれも何となく始まる第2楽章でのゆっくりしたメンバーの掛け合いは平凡な言い方かもしれませんが「渋い」の一言です。なお、スメタナQにとっては本演奏盤は二度目の収録で一度目は1962年(タイム@4’51A6’37B4’11C4’40)でありました。次に第12番ですが中期グループとこの第12番の属する後期グループとは期間的には十数年のブランクがあり本後期にベートーヴェンは聴覚を失った時期だけに中々内省的な作品でありスメタナQの演奏はその老境感?にピッタリ寄り添う独自の進み方で特に第2楽章での15分間の長丁場では変奏に乗ってじっくり落ち着いた取り組みが本録音でも例の暗譜でなされたかどうかは別にして聴く方も繰り返して聴き深めこの晦渋な世界に触れる価値があろうかと思います。なお、本演奏は三度目の収録であり参考までに前二回の演奏タイムをメモしておきましょう・・・1961年録音分@6’09A13’57B7’21C6’11そして1971年録音分@6’04A14’48B6’32C6’01・・・こうして見ますと本盤は流石老境に入った演奏なのか更にゆったり目になった第12番です。本盤の解説書も読み応えあり、代表的ベートーヴェン四重奏曲全集の一環を感じ取りました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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11番、セリオーソは、適度な緊張を落ち着...

投稿日:2004/09/30 (木)

11番、セリオーソは、適度な緊張を落ち着いた気分で聞くことができる。アルバンベルクの演奏ではなんだか、追いかけられるようで、落ち着かなくてしっくりこなかった。  12番は、アルバンベルクで聞き込んで、そのとりこになったのだが。

安暖亭 さん | 熊本 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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