ウィーン室内合奏団の芸術（９ＣＤ）

ＤＥＮＯＮ名盤ＢＯＸ−６
ウィーン室内合奏団の芸術（９ＣＤ）

これぞ、ウィーン・スタイルというべき典雅な香りに満ちた究極の美しさ！
ウィーン室内合奏団の集大成ＢＯＸ

1970年前後から活動を開始したウィーン室内合奏団は、ウィーン・フィルの名コンサートマスター、ゲルハルト・ヘッツェルがリーダーとあとはヨーロッパで活躍するソリスト級の名手たちが加わり、たびたびの来日と録音で親しまれてきました。90年代に入り、メンバーも落ち着き、高水準の演奏が安定して実現できるようになってきたことを機に、ヘッツェルは本格的なレコーディングをDENONレーベルで実現します。2度にわたって行われたセッションからは４枚のCDが生まれ、いずれも「これぞ、ウィーン・スタイル」というべき典雅な香りに満ちた究極の美しさで、高く評価されました。しかしながら、２度目のレコーディングの直後ヘッツェルは不慮の事故で帰らぬ人となり、図らずも彼のラスト・レコーディングとなりました。
　これは、上記４CDに加え、彼らがオイロディスク・レーベルに残した５CDを合わせた、まさにウィーン室内合奏団の集大成といえる企画です。（コロムビア・ミュージック）

モーツァルト：
・ディヴェルティメント ニ長調 K.334
・ディヴェルティメント 変ホ長調 K.113
・ディヴェルティメント ヘ長調 K.247
・ディヴェルティメント ニ長調 K.205
・ディヴェルティメント 変ロ長調 K.287
・音楽の冗談 K.522
ベートーヴェン：
・七重奏曲変ホ長調 op.20
・六重奏曲変ホ長調 op.81b
モーツァルト
・クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
・セレナード第13番ト長調『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
モーツァルト
・ピアノ四重奏曲第１番ト短調 K.478
・ピアノ四重奏曲第２番変ホ長調 K.493
ベートーヴェン
・ピアノ四重奏曲変ホ長調 op.16
・ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 op.11『街の歌』
ブラームス
・クラリネット五重奏曲ロ短調 op.115
・クラリネット三重奏曲イ短調 op.114
シューマン
・ピアノ五重奏曲変ホ長調 op.44
・ピアノ四重奏曲変ホ長調 op.47

　ウィーン室内合奏団
　アルフレート・プリンツ（クラリネット）
　イエルク・デムス（ピアノ）
　録音：1979,80年（ステレオ）、1991,92年（デジタル）